【缶詰メーカー・シーライフの新商品】あの高級魚の干物が缶詰で手軽に味わえる!「のどぐろ干物缶・塩仕立て」が発売開始!
- 家で焼くのが大変だからこそ、缶詰で手軽に美味しさを伝えたい!
同社では、島根県浜田市の特産品として、ふるさと納税の返礼品や百貨店等のギフトで人気のあるノドグロの干物を製造販売しています。元々、干物という食べ物は保存食でもあり、味つけが不要で手間のかからない食材として家庭からの需要が高く、朝食や夕食の一品として提供されやすい主婦の味方でありました。しかし、ライフスタイルの変化等により、食卓で魚を焼くという機会は減り続け、干物は日常使いというよりも高級品・贈答ギフト品という立ち位置になりつつあります。特に若い世代においては、幼少期から食卓で干物に触れずに成長してきた世代も多く存在し、干物自体がどのような食べ物なのか知らない人も増えてきている印象があります。そこで同社では、干物とは美味しい食べ物であるということを知って欲しいと考え、若い世代や忙しい働き世代でもフタを開けるだけで手軽に味わえるように干物を缶詰にして商品化しました。
- 長年の干物製造で培った技術を缶詰製造にも応用し、1年をかけて開発!
本商品の開発では、従来の缶詰の特徴でもあるしっとりとしたみずみずしい切身の食感ではなく、実際に干物を焼いた際と同様に、外身はほどよい香ばしさとやや噛み応えのある食感でありつつも、中身は脂がのっていてジューシーという食感を目指しました。特に、原材料のノドグロは小ぶりなサイズでも脂がほどよくのっているため、缶詰製造に必要な加圧殺菌工程を行った際に、缶の中で油分などの液体が溢れ出てしまいます。干物特有の食感を実現するために、缶に入れるまでのノドグロの干し方を試行錯誤して完成させるまでに約1年という期間がかかり、ようやく発売までたどり着きました。浜田港の水産加工業の発展と、地域の雇用を増やすために干物と缶詰の両輪事業を目指す中で誕生した、オリジナリティ溢れる缶詰になっています。
- シーライフの缶詰事業についての特徴と目指す先
創業以来、干物製造を主軸に事業を展開をしていましたが、干物市場の縮小を見据えて2018年に自社に小規模の缶詰製造機器を導入して新規事業をスタートさせました。順調に製造スキルの向上、販路の開拓、知名度を上昇していくことができたことで、事業開始から5年が経過した2023年2月には干物製造工場とは別地に缶詰用の工場を設置し、本年度より本格事業化と増産、増員体制を敷きました。
(特徴)
●基本は、ほぼ手作業で1缶ずつ丁寧に加工。
●小ロット生産、1ロットは、わずか168缶の製造サイクル。
●目の前の浜田漁港で水揚げされる新鮮な原材料は、冷凍せずに生加工。
●小ロットだからできる、未利用魚を活用したSDGs缶詰「今朝の浜🄬」も開発。
●缶詰を作りたい生産者や学校と協力して缶詰の可能性を模索中。
(缶詰事業の今後)
当社では、設備の都合上で生産量が限られている中で、自分たちにしか作ることができないオリジナル性とストーリー性のあるご当地の材料ならではの缶詰の開発を目指しています。特に、小ロット製造だからこそ手掛けることができる、限りある材料や希少性のある高価な材料など、今まで缶詰にしたことがない材料を用いて商品化をすることで、地方や産地でしか食べることができなかった食材やお店の味を食卓で楽しむことを可能とし、その取り組みを通じて地域の活性化や生産者の増加を目指したいと考えています。5年前から取り組みを行っている未利用魚を活用したサステナブルな缶詰も、本年度はさらにグレードアップさせることで限りのある資源をもっと有効に活用をして、漁港や水産業界の課題解決、漁業者などの一次生産者の支援に繋げていきたいと思っています。
- 商品概要
●商品名:のどぐろ干物缶・塩仕立て
●内容量:50g
●希望小売価格:1,000円(税抜)
●公式オンラインショップ販売ページ
https://ec-sealife.net/products/detail/117
- 株式会社シーライフとは
2006年に創業した島根県浜田市にある水産加工会社。社員数は、25名(2023年4月現在)。浜田漁港がブランド化を進める「どんちっち3魚(アジ・ノドグロ・カレイ)」の干物を製造し、百貨店・ギフト・ふるさと納税・公式オンラインショップなどで販売展開しています。SDGsのトレンドを取り入れた未利用魚を活用してつくる缶詰も話題を集めており、馴染みのない魚種を含めて累計で約50種類ほどの魚を缶詰にすることで市場に押し出してきました。
また、商品の一部は、シンガポールやタイや香港など海外へも流通しています。干物以外にも、高級魚であるノドグロを用いた加工品の製造を積極的に行い、缶詰の他にも、フレークや煎餅やラーメンなどのユニークなご当地品を展開中です。
2023年3月にはソニー銀行株式会社の投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」で、発売後わずか数時間で完売だった2022年の1回目に続いて、2回目の募集(https://moneykit.net/visitor/sbg/pj/20230001.html)を開始したところ、1回目と同様に即日完売するなど同社の持続可能な取り組みが多角的にも評価をされつつあります。
「経営理念・ビジョン」
時代を先取りした、食文化の提案
- 体にやさしい商品を作り続ける
- 産地を守り、発展させる
- 世の中にない、新しい価値を生み出す
時代の先を行く、カッコイイ水産加工業で、浜田市から世界へ挑戦しています!
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