「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2022」第1期採択プロジェクト決定!
~さっぽろ連携中枢都市圏内の自治体と協働して実証実験を実施する3プロジェクトを採択〜
3回目の実施となる2022年度は、第1期と第2期とで募集を分けて行い、第1期では12市町村の共通テーマ「行政DXの推進」「交流人口・関係人口の創出」をはじめ、全13カテゴリでのアイデアを募集し、42件の応募の中から3件のプロジェクトを採択いたしましたのでご報告いたします。採択プロジェクトについては今後自治体・事務局と連携し、実証実験を進めて参ります。
■採択プロジェクト一覧
1.what3words(本社/英国ロンドン)
課題:行政DXの推進
実証自治体:恵庭市
実証実験内容:市民から電話で寄せられる「市内のある地点で問題が発生した際の問合せ」に対して、問題が生じている現場の正確な位置が分からず急行できないといった事案が発生している。
そこで、市民からの問合せ地点を正確に伝えられるようにしつつ、対応する市職員側の負担軽減に寄与しうる「what3words」を導入し、上記課題の解決につながるか実証実験を行う。
企業HP:https://what3words.com/ja/about
2.株式会社komham(本社/北海道札幌市)
課題:行政DXの推進
実証自治体:札幌市
実証実験内容: 温室効果ガス排出量の削減や環境負荷軽減が世界的に取り組まれる中、札幌市においても環境に配慮した取り組みが推進されている。komhamでは、独自開発の微生物群「コムハム」を使用し生ごみを分解処理する「スマートコンポスト」を提供しており、生ごみ投入量や温室効果ガス排出量の観測ができるため、設置効果検証を目的に、NoMapsの屋外飲食イベントにスマートコンポストを設置し、来客者に使用してもらうことで、ユーザービリティの確認や課題の洗い出しと温室効果ガス排出量の削減効果などを実証実験を通じて検証する。
企業HP:https://komham.jp/
3.株式会社ビーブリッジ(本社/東京都千代田区)
課題:新しい観光サービスの創出
実証自治体:南幌町
実証実験内容: 町内に令和5年5月にオープン予定の「子供室内遊戯施設」があり、多くの利用者が見込めるようにプロモーションを図る他、オープン後も継続して利用者の増加が見込めるような運営やイベント開催の検討が課題となっている。そこで、ビーブリッジ社が提供する「coconey」を用いて、ARなどの最新のテクノロジー技術を活用することで、スポットやエリアの価値向上や賑わいの創出のための実証実験を行う。
企業HP:https://bebridge.com/
さっぽろ連携中枢都市圏
※さっぽろ連携中枢都市圏圏域内の活力を維持し、魅力あるまちづくりを進めるため、札幌市と近隣11市町村(小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)により2019年に形成。「『住みたくなる』『投資したくなる』、『選ばれる』さっぽろ圏域」の実現に向け、さまざまな連携した取組を行っている。
本件に関するお問い合わせ
STARTUP CITY SAPPORO事務局
E-Mail: info@startup-city-sapporo.com
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