ジッパーテープ増産のため7億円を設備投資
国内2拠点生産体制へ
合成樹脂製品の製造・加工・販売を行うタキロンシーアイ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:齋藤一也)は、約7億円を設備投資し、ジッパーテープ 「サンジップテープ」 の増産体制を整えます。この投資により、国内2拠点による生産体制となり、2023年3月にはサンジップテープの国内生産能力は2割増え、製品の安定供給を実現します。 本投資には設備の自動化、DX化も含まれており、生産技術の更なる向上を目指します。
【背景】
国内におけるジッパーテープの用途は、食品と医薬品のパウチが8割を占めます。これらの用途には世界最高レベルの品質が求められるため、国産品のニーズが高く、コロナ禍による衛生観念の向上やフードロスを少なくするリクローザブル機能への見直しもあり、国内市場は今後も2~3%の伸長が見込まれております。
旺盛な需要に対応し、かつ安定供給の観点から複数拠点にて生産すべく、現在の生産拠点であるタキロンシーアイ平塚工場に加えて、タキロンシーアイグループの株式会社ボンパック内にサンジップテープの生産設備の導入を決定しました。
【導入スケジュール】
2022年8月
ボンパック栃木工場(栃木県下都賀郡)に平塚工場のサンジップテープ生産ラインの一部を移設完了
2022年10月
ボンパック栃木工場内にてサンジップテープ製造開始
2023年2月
タキロンシーアイ平塚工場に新規生産設備導入
2023年3月
タキロンシーアイ平塚工場、新設備稼働。増産体制を確立
【今後の見通し】
- 本設備投資により、国内生産能力は2割増となり、複数拠点により課題であったBCPに対応します。更なる新製品、新技術開発を行ってまいります。
- サンジップテープの生産拠点は、国内2拠点に加えて、中華人民共和国の上海にあります「上海桑普拉斯塑料有限公司(上海サンプラス)」の3拠点となります。平塚工場はマザー工場として、技術革新や生産ライン自動化の主導、環境対応品を軸とした高付加価値品の開発を目指します。
- 海外での需要も旺盛であり、新たな海外生産拠点の検討に入っています。最大需要地である米国進出も視野に入れ、上海+Oneの体制構築を急ぎます。
【株式会社ボンパックについて】
1985年設⽴。本社は東京都台東区。熱収縮フィルムを中⼼とした主にラベル印刷に特化したコンバーター。サンジップテープの生産により事業領域を拡大します。
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