日本の優れたプロジェクトを表彰する「PM Award」を創設
公式サイトをオープンし、第1回のエントリーを2021年5月から開始
近年「プロジェクト」という仕事の進め方が社会全体で注目を集めております。
PMI日本支部では1998年の設立以来、国内におけるプロジェクト型の働き方の啓発とその実現手法である「プロジェクトマネジメント(PM)」の普及活動をおこなってきました。
こうしたプロジェクト型の働き方が社会に浸透するにつれ、その適用領域も拡大し、組織横断であったりクロス・ビジネスで推進するプロジェクトも年々増加しています。
PMI Globalではこれを「Project Economy」と呼んでいます。Project Economyにより、社会が最適化し、技術の進歩が私たちの手元にもたらす驚くべき成果を拡大することで、多くの豊かな可能性を提供します。そしてProject Economyへの流れはアフターコロナ下ではさら加速されると思われます。
こうした国際的なトレンドを踏まえ、海外では優れたプロジェクト/プロジェクトマネジメントを実践している企業・団体を表彰する制度が多く創設されています。
そこでPMI日本支部においても、 国際的なプロジェクトマネジメント啓発団体であるPMI Globalの協力の元、 国内および日本の企業・団体が実践する卓越したプロジェクトを表彰する制度をこの度創設することとなりました。
2.本制度で目指すもの
本表彰制度の実施を通じて、以下のことを目指します。
(1)「プロジェクト」型の働き方の社会的広がりおよび適用範囲の拡大を広く伝える
(2) プロジェクトを成功に導く手法としての「プロジェクトマネジメント(PM)」の有用性を広く伝える
(3)卓越したプロジェクト・プロジェクトマネジメントを実践している企業・団体を広く紹介することを通じ
て、国内における「成功ナレッジ」の蓄積を加速させる
(4)潜在的なプロジェクト実践者に対する情報発信を通じて、国内におけるプロジェクトマネジメント(PM)
普及活動を加速させる
PMI Globalでは上記つながる取り組みとして世界的に大きな影響をもたらしたプロジェクトを「Most Influential Projects」として紹介する活動を行っております。2020年度版では未来を創造する新技術の開発プロジェクトから社会課題解決を目指す非営利団体のプロジェクトまで幅広いプロジェクトを取り上げており、日本からも「Tokyo 2020 Olympic Games」や「Woven City」(トヨタ自動車)が選出されています。
今回の表彰制度では上記のようなその影響がとどまらないスケールの大きいプロジェクトだけでなく、特定地域や特定領域のプロジェクトであっても マネジメント手法の変革や、組織の在り方、個人の働き方など社会イノベーションに繋がる可能性のあるプロジェクトを含め幅広くエントリー頂けることを目指します。
3.本表彰制度の概要
(1)募集するプロジェクト
表彰制度では優れた成果等をあげた挙げたプロジェクトを広くご紹介し、表彰したいと考えています。
以下その例を示します。
① プロジェクトマネジメント手法が極めて優れているもの。
② 優れた業績に至ったもの、・イノベーションを実現したもの。
例)「DX」の導入によりビジネスを変革して、業績アップ向上に繋げたもの。
③ 社会、地域創生・振興・活性化に大きく貢献したもの。
例)社会課題解決に貢献したもの。
④ 社会の行動変容やライフスタイルの変革をもたらしたもの。
例)社会現象となり多くの人に注目や利用されたもの
なお、プロジェクトのエントリーは自薦・他薦どちらでも可能です。
(2)エントリーのメリット
表彰候補プロジェクトになることにより以下のメリットが享受できます。
① プロジェクトの卓越性や成果を国内に伝えることができます。
② PMI日本支部により、優れたプロジェクトの認定が受けられます。
③ プロジェクトの卓越性や効果について、グローバル基準での評価を受けることができます。
④ 受賞を通じて、その実績を広くPR活動に活用できます。
(3)選考プロセスとスケジュール(予定)
エントリー頂いたプロジェクトの選考は2段階で行われます。
① 表彰候補プロジェクト選定(5月~9月)
・ 選考委員によるプロジェクトの選考が行われます。
・ 選出されたプロジェクトは、表彰候補プロジェクトとしてオンラインセミナーにて紹介します。
② 優秀プロジェクトオンライン投票(10月~11月)
・ 優秀プロジェクトを決定するためのオンライン投票を実施します。
・ オンラインセミナーに参加者よるオンライン投票を行います。
・ 具体的な方法は追ってWebサイト上で告知お知らせします。
③ 授賞式11月下旬
(4)その他の特徴
以下の取り組みを通じて関係者を広く巻き込むとともに、潜在的なプロジェクト実践者にも広く本制度を認知頂くことを目指します。
① 制度運用にて団体内コミュニティリソースの積極化活用
(個人会員約5000名、法人・アカデミックスポンサー約150企業・団体)
② PMI Globalの企画・運営ナレッジの活用
③ プロジェクト実践企業、行政機関、関係団体との積極的な連携
4.詳細情報・エントリーページ
「PM Award 2021」公式サイト:https://pmij-award.net
5.関連情報
(1)一般社団法人PMI日本支部について
PMI日本支部は、世界最大のプロジェクトマネジメント協会(PMI)の日本における支部として、日本国内でのプロジェクトマネジメントの普及を目的に、さまざまなステークホルダーと共に活動しています。
- 団体ホームページ :https://www.pmi-japan.org/
- 団体アニュアルレポート:https://www.pmi-japan.org/topics/annual_report/
(2) PMI(Project Management Institute)について
1969年創立した国際的なプロジェクトマネジメントの啓発・普及団体(本部:米国フィラデルフィア)です。PMBOK(Project Management Body of Knowledge)等のグローバルスタンダードの編纂・提供や、PMP(Project Management Professional)等の専門家向けの認定制度を広く運営しています。
- 団体ホームページ :https://www.pmi.org/
- PMI「Most Influential Projects」:https://www.pmi.org/most-influential-projects
- POWERING THE PROJECT ECONOMY™:https://www.pmi.org/the-project-economy
6.本件問い合わせ先
一般社団法人PMI日本支部 担当斉藤・西山
award@pmi-japan.net
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像