創業112年の老舗がシャッター温泉街へ本社移転。開所式・内覧会を2/11に開催。
企業と地域の新しい関係性を通じて、世界に誇れるウェルビーイングタウンを実現するための始めの一歩
創業112年の歴史を持つ小平株式会社(代表取締役社長:小平 勘太、以下「KOBIRA」 )は、本社オフィスを鹿児島県鹿児島市から「シャッター温泉街」の日置市東市来町湯之元に移転いたします。それに伴い2024年2月11日(日)に関係者・報道関係者様向けの開所式と、どなた様でもご参加いただける内覧会を実施いたします。
開催概要
■開所式(関係者、報道関係者のみ)
・開催日:2024年2月11日(日)
・時間:10:00-11:30(9:30受付開始)
・場所:KOBIRA新本社(〒899-2201 日置市東市来町湯田3319-13 )
・内容:
・社長挨拶
・日置市 永山由高市長 祝辞
・感謝状贈呈
・テープカット
・式典参加者向けオフィス案内ツアー
■内覧会
・開催日:2024年2月11日(日)
・時間:11:30-16:00 (予約不要)
30分ごとに新本社オフィス、horoyoko(ミーティングルーム)、ハマポケ(KOBIRAが運営するシェアカフェ)の3か所をめぐるツアーを実施します。
・場所:KOBIRA新本社(〒899-2201 日置市東市来町湯田3319-13 )
・記念品:先着100名様まで、オリジナルの温泉タオルをプレゼント
※当日は、新本社前のハマポケにてマルシェが開催されます。
「シャッター温泉街」湯之元への本社移転
KOBIRAは創業110年を迎えた2022年からの3年間を「第4創業期」と位置づけ、『海の冒険者を祖に持つ「新しい老舗」として、不確実性の荒波を乗りこなし、 これからの100年も社会に安心と希望を届け続ける』という新しいミッションを掲げました。そのミッションの中で、10年後の2032年に実現したいことの一つとして「地域だからこその可能性が花開く、 ワクワクあふれる街を産み出す」というビジョンも設定しました。
「シャッター温泉街」の湯之元へ本社を移し、新しい地域と企業の関係性を作ることで、そうしたミッションやビジョンの実現に寄与すると考えています。
2023年1月11日には、日置市と「企業と地域の新しい関係性を通じて、湯之元を世界に誇れるウェルビーイングタウン (*) にしていくための連携協定書」を締結しました。
*心身だけではなく社会的にも満たされ、人間らしく豊かに暮らせるまち
▶参考情報
プレスリリース(2023年1月12日):【働き方改革/地域活性】鹿児島県 小平株式会社が日置市と連携協定。本社をシャッター街の温泉地に移転し、ウェルビーイングタウン実現に向けて「街まるごとオフィス」プロジェクトを開始。
今後は、地域の空き家を活用してミーティングルームやワーキングスペースへとリノベーションする「街まるごとオフィス」プロジェクトの推進や、湯之元を舞台に最先端の取り組みを行うための「未来の暮らし研究所」の設立などを予定しています。地域住民や国内外から集まる関係人口と共に、湯之元を世界に誇れるウェルビーイングタウンにしていく取り組みを進めていきます。
新本社の名称:「HARBOR」
新本社には「HARBOR」という名称をつけました。
KOBIRAは鹿児島県内だけではなく、宮崎、熊本、大分、そして海外にも事業所を構えています。社員の日々の活動を「航海」に例え、各地で航海をおこなっている個性豊かな船たちが、一旦戻って補給をしたり、新しい海図を得て航路を決めたりする「港」となる。
また、外の世界の様々な人たちが湯之元に集まり、地域と交わるハブとしての「港」となる。
「HARBOR」にはそんな意味が込められています。
新本社の特徴
コロナ禍以後、企業のリモートワークが一般化し、オフィスの持つ意味合いが「常に皆が集まる場所」から「特別な日にリアルで会う場所」へと変化しました。 KOBIRAでもIT事業を行っているDX事業部を中心に、リモートワークメインの社員も増えてきました。
そうしたことから、新本社はコミュニケーションの創出を目的として、最大20名が集まれる扇型の開放感ある空間を設けました。社員や地域住民など、人と人との繋がりが生まれる場として活用していきます。
また、鹿児島県産材のヒノキを構造材に利用した木造建築で、地震にも台風にも強く、鉄筋コンクリートの基準並みの強度を持つ特殊な工法(SE工法)を用いました。構造材に加えてフローリングや本棚などの内装材には、ふんだんに鹿児島県産の杉を利用しており、杉の持つ香りと柔らかさが働く人や訪れる人に心地よさを与えられるように工夫しています。そして耐震性能だけでなく断熱性能にも優れており、暑さ寒さによる心身のストレス軽減と冷暖房エネルギー削減を実現する環境配慮建築となっています。
波をイメージした曲線型の屋根が特徴的です。
さらに「街まるごとオフィス」プロジェクトの一環として、居酒屋「ほろ酔い」の隣に位置する空き家をリノベーションしました。街の記憶がいつまでも場として残るように、”Horoyoko meeting room”という名称をつけ、ミーティング時の利用を想定しています。
設計を手掛けた株式会社おりなす設計室 代表取締役 田渕一将さんコメント
小平株式会社の掲げるミッションから着想を得たデザインを各所に取り入れつつ、木の温かみを感じる居心地の良いオフィス環境を目指して設計に臨みました。
この新事務所は高い断熱・気密性能で安定した温湿度を保ち、社員の皆さんの心身の健康と冷暖房エネルギー削減を両立すると共に、建設時CO2排出量の少ない木造建築とする事で「これからの時代のオフィス建築」を意識した設計となっています。より多くの方に体感して頂けたら嬉しいです。
【株式会社おりなす設計室 URL】https://www.orinasu-design.com
建築を手掛けた株式会社住まいず 代表取締役 有村健弘さんコメント
鹿児島で代々林業を営んでいる家系の工務店として、設計の意図を大事に汲み取りながら全国でも有数の豊富な森林資源を有する鹿児島の木材を最大限に活用した施工をさせて頂くことで地域を大事にする小平株式会社のビジョンの実現に少しでも貢献できたのなら幸いです。新しい本社を中心に湯之元が大きく盛り上がり世界に誇れるウェルビーイングタウンになることを楽しみにしていますし、弊社もその一助を担えるように今後とも精進していきます。
【株式会社住まいず URL】https://www.sumais.co.jp/
会社概要
小平株式会社は、鹿児島県に本社を置く地域商社です。
エネルギー(LPG、電力)・国際貿易・ITソフトウェア開発・ガソリンスタンド事業など多角的に事業を行っており、鹿児島、九州だけでなく、北中米、アジア、東南アジア、中東、EU等を含めたグローバルなビジネスを展開しています。
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