釣り船向けDXスタートアップのスイベル株式会社が新サービス「オンライン乗船名簿」のクローズドβ版の提供を開始
煩わしい乗船名簿の記入・保管を、いつでもどこでも簡単に!
「オンライン乗船名簿」について
本サービスは遊漁船において義務化されている乗船名簿の作成・保管・管理をスマートフォンやPCで簡単に行えます。作成された乗船名簿はPDF形式でのデータ化や印刷はもちろん、出港前に遠隔の離れた遊漁船管理者や家族などの関係各所にSNSなどを用いて送信することもできます。
また遊漁船の利用者(釣り人)にとっても、自身のスマートフォン等を用いて事前に乗船名簿を記入することができる為、より手軽な船釣り体験を提供可能です。
・本サービス導入・検討に関するお問合せ : info@boatfinder.fish
サービス開発の背景
乗船名簿は従来より「紙」で管理されており様々な課題がありました。
■課題① : 緊急時の問題
国内の遊漁船は87%が1隻所有の小規模事業者であり一人親方の場合も多く、 営業所に備え付けておかなければならないと義務付けられている乗船名簿は、記入させた後に営業所(船長の自宅が多い)に持ち帰ることは商売上現実的に困難であり、かつ一人親方の場合だと営業所に保管しても管理者が自分自身のため、乗船名簿と離れることになり意味がない。そのため船のキャビンの中などに保管されるケースが殆どである。その場合緊急時において「誰が乗っているのか」という安全上重要な乗船者リストを関係各所にコミュニケーションが取れる体制が整っていない。
■課題② : 個人情報の問題
乗船名簿を記入する際に、先に記入している乗船者の個人情報(氏名・年齢・住所・電話番号等)が丸見えになっており、事実上閲覧が可能となっている。昨今重要視されている個人情報保護の観点から、乗船名簿を1人1つずつ切り分けて記入・保管するなど工夫している業者もあるが、印刷後にハサミで切り分けたりなどの加工が必要で、負担になっている。女性アングラーが増加する中で喫緊の課題であり、個人情報を見られたくないために、あえて字を汚く記入する場合も見られ、乗船名簿としての機能も問われている。
■課題③ : 紙媒体であることのデメリット
記入の際の感染症リスクや、乗船名簿の印刷・廃棄・保管に係るコスト、記入の際の雨濡れ・海水での汚損、記入情報が字が汚くて識別できなかったり等。紙媒体での乗船名簿運用には他にも複数の課題が存在していました。
スイベル株式会社について
スイベルは、船釣り領域の変革を目指すインターネットスタートアップとして、2021年より全国の釣り船のデータベース情報等さまざまなサービスを提供し、遊漁船業界のデジタル化を目指しております。
遊漁船向けの予約管理システム「デジタル船長手帳」や釣り船データベース「BOAT FINDER(ボートファインダー)」の他、オフショアフィッシング領域におけるDXコンサルティング等も行っております。
⚓️ 会社ホームページ : https://swivel.jp
⚓️ お問い合わせ : https://swivel.jp/contact
⚓️ 釣り船データベース「BOAT FINDER」: https://boatfinder.fish
「デジタル船長手帳」について
本サービスは、お客様の遊漁船への予約を24時間オンラインで受け取ることができ、事前に支払いも可能となるスマホ対応の遊漁船専用システムです。
余計な機能を過剰に搭載しないことで、シンプルかつ使いやすい管理システムを実現しております。
【デジタル船長手帳の特徴】
1. 24時間予約受付
お客様はこのシステムを通じて、24時間いつでも予約と事前の支払いが可能です。これにより、船長は操船やプライベートに集中でき、お客様との予約受付がスムーズになります。
2. 事前オンライン決済に対応
オンラインでの事前決済が可能で、キャンセル手数料も徴収できます。これにより、悪質なドタキャンの抑止にもなります。
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