Nothing phone (1) のデザインをアート・バーゼルで公開
限定100台の最初のシリアルナンバー付きモデルを6月21日よりStockXでオークションに出品
昨夜(日本時間6月16日早朝)、コンシューマー・テクノロジー企業Nothingは、初となるスマートフォンNothing phone (1) のデザインを、スイスで開催中のアート・バーゼルで公開しました。
NothingのCEO兼共同設立者であるCarl Pei(カール・ペイ)は、「ここ数年、この業界からすべてのアーティストが立ち去ってしまったように感じていました。現在市場にあるのは、冷たく、刺激的でない、派生的な製品ばかりです。今こそ、新鮮な発想が必要なのです。phone (1) は、自分たちのために、そして何よりも大切な人に誇れるものを作ろうと、直感的にデザインしました。早く多くの人に体験してもらいたいと思っています。」と述べています。
Nothing phone (1) は、シースルーの背面に400以上の部品で構成されたユニークなメカニカルデザインを採用しています。ニューヨークの地下鉄マップをデザインしたマッシモ・ヴィネッリなどのアーティストからインスピレーションを受け、複雑なシステムをアートのように見せています。また、100%リサイクルされたアルミニウムのフレームにより、軽量かつ頑丈に作られており、携帯電話のプラスチック部品の50%以上に、業界トップクラスの割合でバイオベースまたはポストコンシューマーリサイクルの材料が使用されています。
Nothingは、最新カルチャー商品の2次流通市場をリードするグローバルオンラインマーケットプレイスStockXと提携し、ブランドやクリエイターがユーザーに向けて限定品を直接販売する事ができるフォーマットDropXを介して、phone (1) の最初の100台をシリアルナンバー付きの限定アイテムとして出品します。Nothingの歴史の一部を所有する機会である48時間オークションは、6月21日14:00 BST(日本時間6月21日22:00)から23日13:59(日本時間22日21:59)までStockX.com(https://stockx.com/en-gb)で実施されます。すべての収益は、Nothing Technologyの投資家などによるコミュニティが管理するファンドに寄付されます。
2021年、両社は協力してNothing初の製品であるear (1) の最初の100台をオークションに出品。最初のシリアルナンバー付きの1台が小売価格の10倍以上の価格で落札されました。それ以来、50万台以上のear (1) がnothing.techやKITH、Net-a-Porter、HBX、Selfridgesといった小売パートナーから販売されています。
StockXのCMOであるDeena Bahri(ディーナ・バーリ)は、「Nothingは、現在のカルチャーの最前線にいる、既存の価値観を打ち砕くブランドです。私たちは、障壁を取り除き、イノベーションを推進するという共通のコミットメントを核に、継続的な協力関係を結んでいます。StockXは、すべての人が己のパッションを通じてカルチャーと接点を増やし、よりスムーズにアクセスできる環境の構築を目指しています。このようなパートナーシップは、技術的な先進性だけでなく、自己表現を意識してデザインされたユニークな製品への独占的なアクセスをお客様に提供します」と述べています。
phone (1) のスペックや価格などの詳細については、7月12日16:00(日本時間7月13日0:00)から開催されるNothing (event) “Return to Instinct”でご確認ください。
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- Nothing について
ロンドンに本社を置くNothingは、GV(旧Google Ventures)、EQT Ventures、C Venturesのほか、Tony Fadell(Future Shape代表、iPodの開発者)、Casey Neistat(YouTubeパーソナリティ、Bemeの共同創業者)、Kevin Lin(Twitchの共同創業者など)ら個人投資家から支援を受ける非上場企業です。
- Stock Xについて
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