月の携帯代の平均はいくら?20代は?【904名に月々の料金をアンケート調査】
ランダムで選出した男女904名へ、月の携帯代についてアンケート調査しました。
【調査サマリー】
- 月の携帯代で最も多いのは2,000〜2,999円で21.1%
- 3大キャリアの月の携帯代のボリュームゾーンは3,000円〜7,999円
- 格安プラン、格安SIMの月の携帯代は50%以上が3,000円未満
- 年代で月の携帯料金は大きく変わらない
- 3大キャリアに対する料金の不満は大きい
- 3大キャリアから乗り換えたく理由の半数は「乗り換えが面倒だから」
※本情報を引用する場合、本ページではなく以下ページを引用元としてください。
https://wacaru-net.co.jp/phone-bill-average/
今回のアンケート調査項目
今回のアンケートでは、10〜70代の男女904名に対し、次の調査を行いました。
- 現在どの携帯キャリアを利用しているか
- 現在の月の携帯代
- 【携帯キャリア別】月の携帯料金
- 【年齢別】月の携帯料金
- 支払い額は高いと思うか
- 乗り換えたいと思うか
- 乗り換えたい理由
- 乗り換えたくない理由
※本レポートでは楽天モバイルを便宜上、格安SIMと表現しています。
■現在どの携帯キャリアを利用しているか
現在どの携帯キャリアを利用しているか、アンケート調査した結果は次の通りです。
今回の調査では、現在の利用携帯キャリアの最多はドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア(47.1%)でした。
次に楽天モバイル、ahamo・povo・LINEMOの3大キャリア格安プランが続きます。
■現在の月の携帯代
現在の月の携帯代をアンケート調査した結果は次の通りです。
月々の携帯代は2,000〜2,999円と回答した人が最も多く21.1%となりました。その次に多かった回答は3,000〜3,999円の19.9%となっています。「2,000〜2,999円」と「3,000〜3,999円」を合わせると40%を超えています。
この結果から、月の携帯代の平均値は2,000〜3,999円辺りと言えそうです。
■【携帯キャリア別】月の携帯料金
携帯キャリア別の月々の携帯料金をグラフと表にまとめました。
3大キャリア格安プラン(ahamo・povo・LINEM)、楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイル、その他格安SIMについては全て3,000円未満が50%以上を占めています。
一方で、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は3,000円〜7,999円がボリュームゾーンで、10,000円〜14,999円も12.4%存在します。
やはりドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアと格安SIM、格安プランとの料金格差はかなり大きいことが分かります。
■【年齢別】月の携帯料金
年齢別の月々の携帯料金をグラフと表にまとめました。
20代〜60・70代にかけてどの年齢層でも1,000〜3,999円がボリュームゾーンとなっていることが分かります。
ある程度リテラシーが高いと思われる若年層と比較して高い年齢層でも同程度料金を抑えられているという意外な結果となりました。
※10代はサンプル数が少ないため考察に含めていません。
■月々の支払い額は高いと思うか
月々の支払い額は高いと思うかアンケート調査した結果は次の通りです。
やはり、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアは、料金が高いという印象を持たれていることが分かります。
3大キャリア「かなり高い」と「やや高い」を合わせると84.9%にまで上ります。
一方で、3大キャリア以外では比較的料金は安いと感じている人が多い傾向にあります。
■携帯キャリアを乗り換えたいと思うか
少し踏み込んで、現在利用している携帯キャリアを乗り換えたいと思うかアンケート調査を実施しました。その結果は次の通りです。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアでは40%近くの方が乗り換えたいと回答したことに対し、それ以外の格安SIM、格安プランは20%前後に収まっています。
■携帯キャリアを乗り換えたい理由
携帯キャリアを乗り換えたい理由をアンケート調査した結果は次の通りです。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアから乗り換えたい理由は「料金が高い」で83.9%と圧倒的多数でした。
票数は少ないですが、割合として多いのは3大キャリア格安プラン(ahamo・Povo・LINEMO)、UQモバイル、ワイモバイルは「料金が高い」楽天モバイル、その他格安SIMは「通信速度が遅い」という回答でした。
■携帯キャリアを乗り換えたくない理由
携帯キャリアを乗り換えたくない理由をアンケート調査した結果は次の通りです。
携帯キャリアを乗り換えたくない理由として、目立つのは3大キャリアの「乗り換え手続きが面倒」50.8%です。
3大キャリアには料金に不満を持ちつつ、乗り換え手続きが面倒で乗り換えられないという層がかなりの割合存在すると言えそうです。
ただし、3大キャリア以外の格安SIM・格安プランでも、「乗り換えの手続きが面倒」という層はある程度まとまった割合いることから、なんらかの不満を持ちつつ乗り換えの手続きが面倒で乗り換えたくないという人が一定数いると推測できます。
【総括】
今回の月の携帯代についての調査により次のことが分かりました。
- 月の携帯代で最も多いのは2,000〜2,999円で21.1%
- 3大キャリアの月の携帯代のボリュームゾーンは3,000円〜7,999円
- 格安プラン、格安SIMの月の携帯代は50%以上が3,000円未満
- 年代で月の携帯料金は大きく変わらない
- 3大キャリアに対する料金の不満は大きい
- 3大キャリアから乗り換えたく理由の半数は「乗り換えが面倒だから」
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアに対する料金の不満が目立つアンケート調査となりました。
一方で、格安プラン・格安SIMについては月々の料金についての不満は比較的少ないという結果となっています。一部、サポート面や通信速度面といったリスクはありますが、大きく月々の支出を減らせることから、メリットは大きいと言えるでしょう。
3大キャリアで料金に不満のある人は「乗り換えが面倒」という壁をどう突破するのかが支出削減の鍵になりそうです。
【調査概要】
調査主体:WACARU NET
調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート
調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する904名に対して実施
実施期間:2023年3月15日〜2023年3月18日
【引用時の参照ページ】
本情報を引用する場合、本ページではなく以下ページを参照元としてください。
https://wacaru-net.co.jp/phone-bill-average/
【会社概要】
株式会社WACARU NET
代表取締役:鎌田 大樹
所在地:神奈川県秦野市曲松1丁目5番25号
設立:2021年6月
事業内容:メディア運営、データ分析
ホームページ:https://wacaru-net.co.jp/
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