温度センサー搭載数を2倍にする新構造で特許取得

~三陽電工、最大100ポイント対応の高密度センシングを実現~

三陽電工株式会社

三陽電工株式会社(本社:埼玉県戸田市 代表取締役社長:奥田 真輔,、以下「当社」)は、このたび、多点温度センシングソリューション「サンサーモ」の基盤技術となる「センサ搭載編組ケーブル構造」に関する特許を取得したことをお知らせいたします。

本特許は、ケーブル径を変えることなくセンサー搭載数を従来比2倍に拡大できる技術であり、より高密度なセンシングを可能にするものです。

サンサーモは、工場設備やプラント設備を中心に発熱・発火監視用途として導入が進んでおり、本技術を活用することで、用途に応じて1本のケーブルで最大100ポイントまで対応可能な設計を実現します。これにより、設備の異常発熱監視や予知保全に加え、温度をはじめとする様々な環境データの高密度な測定・可視化を可能にします。

 特許技術の概要 

本特許は、センサ搭載編組ケーブルにおいて、従来構造と比較してより多くのセンサーを搭載できるようにした技術です。

従来はセンサー数を増やすためにケーブル構造の大型化が必要でしたが、本技術によりケーブル径や施工性を維持したまま測定ポイント数を拡大することが可能となりました。

これにより、従来比2倍のセンサー搭載数を実現するとともに、用途に応じて1本のケーブルで最大100ポイントまで対応可能な設計を実現しています。

また、測定ポイントの増加により、これまで把握が難しかった設備や空間内の温度分布をより詳細に可視化できるため、異常の早期発見や設備状態の精密な監視が可能になります。

 サンサーモについて 

サンサーモは、当社が開発・提供する多点センシングソリューションです。

センサーをケーブル内に複数配置することで、1本のケーブルで多数の測定ポイントを監視することができ、設備や空間の状態を面的に把握することが可能です。

また、お客様の用途に応じて、

  • センサーの配置位置や間隔

  • 測定ポイント数

  • 通信方式

  • データ収集方法

  • 監視画面やアラート仕様

などを柔軟にカスタマイズすることができます。

さらに、PLC、各種制御装置、監視システム、IoTプラットフォームなどとの連携にも対応しており、お客様の運用環境に合わせたセンシングシステム全体の構築が可能です。

 活用事例 

サンサーモは、さまざまな分野で活用されています。

  •  工場設備・プラント設備 

サンサーモは、工場設備やプラント設備における発熱・発火監視用途として多数の導入実績があります。

モーター、ベアリング、ヒーター、制御盤、配線接続部などの温度変化を常時監視することで、異常発熱の早期発見や火災リスクの低減に貢献します。また、設備状態の継続監視による予知保全や保全業務の効率化にも活用されています。

  •  土木工事・地質調査 

地盤や構造物内部にセンサーを設置し、温度分布や環境変化を把握することで、地盤調査や各種計測用途に活用されています。

また、トンネル、法面、盛土、地中構造物などにおいて、施工中および施工後の状態監視やデータ収集用途としても採用されています。

  •  配電盤・受変電設備 

端子台、ブレーカー、母線などの発熱箇所を多点で監視し、設備トラブルや火災リスクの低減を支援します。

  •  データセンター 

サーバーラック内の温度分布を高密度に把握し、設備障害の未然防止や冷却効率の向上に活用できます。

  •  蓄電池設備・EV関連設備 

セルやモジュールごとの温度変化を監視し、安全性向上や異常検知に貢献します。

  •  社会インフラ設備 

電力設備、通信設備、上下水道設備、交通インフラなどの重要設備において、温度や設備状態を継続的に監視することで、安全性向上や安定稼働に貢献します。

また、広範囲にわたる設備の状態を効率的に把握できるため、保守点検の高度化や予知保全にも活用できます。

  •  環境モニタリング 

工場、倉庫、研究施設などにおける環境状態の可視化や品質管理に活用できます。

 今後の展望 

今回取得した特許技術は、サンサーモのさらなる高性能化を支える基盤技術です。

当社は、長年培ってきた編組技術とセンシング技術を融合し、お客様の安全性向上、生産性向上および設備保全の高度化に貢献する製品・サービスの開発を続けてまいりました。

今後は、工場設備・プラント設備、土木・地質分野、データセンター、エネルギー、社会インフラ分野を中心に提案活動を強化し、多点センシング技術の活用領域を拡大してまいります。

また、多点センシング技術を核として、設備保全・予知保全・品質管理・環境モニタリング分野における課題解決を支援し、製品提供にとどまらないソリューションメーカーへの進化を目指します。


 特許概要

発明の名称

センサ搭載編組ケーブル構造

特許権者

三陽電工株式会社

特許番号

第7901274号

 


三陽電工株式会社 概要

 会社名:三陽電工株式会社

 取締役社長:奥田 真輔

 創立:昭和23年12月22日

 所在地:埼玉県戸田市喜沢1丁目49番8号

 サンサーモ紹介ページ:http://www.sanyo-denko.co.jp/products/sensor-integratedcable/

 Webサイト:http://www.sanyo-denko.co.jp/

 親会社:株式会社セイワホールディングス https://seiwaholdings.co.jp/


会社概要

三陽電工株式会社

1フォロワー

RSS
URL
http://www.sanyo-denko.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
埼玉県戸田市喜沢1丁目49番8号
電話番号
048-441-0331
代表者名
野見山 勇大
上場
未上場
資本金
1040万円
設立
1948年12月