環境省「プラスチック・スマート優良事例アワード」で エルコムが「分ける・戻す」部門の年間最優秀賞受賞!
~海洋プラ対策~漁具再資源化・海洋プラゼロの取り組みが最優良事例に選定
株式会社エルコム(本社:北海道札幌市、代表:相馬 督)は、令和5年2月13日に広島県で開催された環境省主催の「プラスチック・スマートシンポジウム2023」で、海洋プラスチックゼロを目指す取り組み『「プラ漁具を自らで再資源化」に賛同~愛南漁協へプラ再資源化装置納入~』事例が、最優良事例に選定され、環境省地球環境審議官 小野洋氏より表彰を受けました。
【Webページ】https://www.elcom-jp.com/2023-0214
【Webページ】https://www.elcom-jp.com/2023-0214
【受賞の事例内容】
エルコムは、事業活動に伴って発生する使用済プラスチックの海への流出を防ぐため、課題解決に不可欠な再資源化のための技術開発を積極的の行い、2007年より水産庁の外郭団体とともに漂着プラスチックに悩む市町村や漁業協同組合等で数々の実証試験を行ってきました。同社は、漁協自らが再資源化するためのモデル構築に賛同し、2022年10月に、養殖時に使用する約8,000本の発泡スチロール製プロ―トをはじめとした使用済みプラスチック製漁具の減容・再資源化に取り組む愛南漁業協同組合へ納入。愛南町の基幹産業である養殖業の”サスティナブル化”~地域連携の再資源化の取り組みに対して最優良事例として評価されたものです。授賞式で、同社は、専用ボイラによる未利用のプラスチックごみを地産地消のエネルギー利用モデルを構想し、観光事業創出も視野に入れ、町全体の付加価値化に向けて貢献していきたいと抱負を語られました。
【プラスチック・スマートとは】
「プラスチック・スマート」とは2018年10月に環境省が立ち上げた取り組みです。海洋プラスチックごみよる環境汚染問題の解決に向けて、自治体・企業・個人など様々な立場での活動を支援し、プラスチックと賢く付き合っていくことを目的としています。http://plastics-smart.env.go.jp/
【プラスマ優良事例アワードとは】
「プラスマ優良事例アワード 2023」は、環境省HP「プラスチック・スマート」に、2022年4月1日以降の新たに登録された事例の中から、「使う・減らす」「広める」「分ける・戻す」「作る・分解」「拾う」の5つあるカテゴリーごとに最優良事例が選定されるもの。弊社の事例「プラ漁具を自らで再資源化」は、「分ける・戻す」カテゴリーで最優良事例に選定されました。
【株式会社エルコムについて】
『Future for Earth~すべては次世代のために』をビジョンに地球環境や社会のニーズに寄り添い、独自の発想と技術力で新たなソリューション開発を行う創造開発型企業。当社の廃プラスチックエネルギー化技術は、プラスチック問題やエネルギー問題を同時に解決する先進的な技術として評価され、これまでに、第7回ものづくり日本大賞「ものづくり地域貢献賞」受賞(2018年)、北海道エネルギー促進大賞 「新エネルギー大賞」受賞(2020年)、令和3年度北国の省エネ・新エネ大賞「優秀賞」受賞(2022年)。また、当システムを根幹とする海洋プラスチック問題の解決を目指す【クリーンオーシャンプロジェクト2050】の取り組みは、第5回ジャパンSDGsアワード特別賞を受賞(2021年)。
2023年2月15日公開の環境省「脱炭素脱地域づくり支援サイト〗に、エルコムが連携企業としてリストアップされました。当社からは、活動エリア(全国)を対象にして、資源循環(使用済プラスチックの分散型エネルギー循環技術)をご紹介しています。
https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/platform/
【会社概要】
社名:株式会社エルコム
本社所在地:札幌市北区北十条西1丁目10番地1
代表取締役:相馬 督
事業内容:環境機器/産業機械開発・製造・販売
設立:1991年4月5日
HP:http://www.elcom-jp.com/
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