アドインテ社、AGIFT社、エモテック・ラボは、2023年9月より感情解析搭載AIカメラの提供を開始します。
精緻な感情解析を通じた広告マーケティング・商品マーケティングの新手法を創発しながら、新たな顧客獲得、感性ドリブンによるファン体験・購買体験の創出に向けた革新的ソリューションを提供します。
IOTとAIを活用し流通小売・メーカー等へのDX支援、データ分析を行うアドインテ社およびAGIFT社は、様々な顧客ニーズ/測定環境に対して、AIモデルのカスタマイズや活用データの組み合わせを適切に行い、スピーディーかつタイムリーなサービス提供を実現しています。また、AIモデルの新規開発を行うことでより困難な課題にも対応しています。
そうしたアドインテ社およびAGIFT社の手掛けるAIカメラ・リテールメディアに、エモテック・ラボが長年研究・開発してきた精緻な感情解析AI「KDE」を搭載し、エッジコンピューティングで処理を行うことで、「顧客の本音や心根」にさりげなく寄り添い、そっと近づき、それぞれの顧客・利用者の移ろいやすい繊細な感情にフィットした購買体験、商品・製品を提供することが可能となりました。
【ソリューション創発の背景】
デジタルマーケティングの現場では顧客ロイヤルティやエンゲージメント、LTVといった、売り手視点ではない顧客視点を軸とした施策や改良の価値に先鋭的な企業が気付き、取り組みを進めています。そして今、顧客視点でのマーケティング活動がある程度成熟しつつある中において、求められているのは顧客視点に、顧客がどのような感情・気持ちで商品やメディア、空間全体と交流しているのかを解き明かす「より高いレベルでの顧客視点」「エモーショナルマーケティング」になります。 メーカー視点、店舗視点で見ると、より高い顧客満足度を獲得することは必要不可欠であり、それらを可能にするのが、精緻できめの細かい感情認識、感情解析ソリューション、また、その最適な利活用と言えます。
今回、3社でリリースすることになった感情解析搭載AIカメラには、エモテック・ラボ社の提供するKDEという新たな感情解析AIがエッジコンピューティングにより活用されています。それに伴い、リテールメディア従来の手法ではたどり着けなかった高品質のエモーショナルマーケティングが可能になりました。
顧客の様々な感情を精緻にきめ細やかに察知することで、より良い空間づくり、より良い商品開発へと寄与し、なぜ顧客や利用者がそのような感情に至ったのか、様々なマーケティング施策へとフィードバックすることが可能になりました。それらの結果として、より高い顧客満足度を得ることができ、新たな顧客体験を創造することに繋がることが見込まれます。
今回の取り組みは、AIカメラ×感情解析ソリューションを通して「顧客の本音や心根」にさりげなく寄り添い、そっと近づき、それぞれの顧客や利用者の移ろいやすい繊細な感情に合わせた体験や商品・製品を提供し、新たなデジタルマーケティング時代の幕開けに寄与することを目指します。また、商品選びに寄せてカテゴライズした感情カラーチャートの搭載も行われます。さらにサイネージや自動販売機で放映される各種コンテンツと顧客・ユーザーの間でのインタラクティブなコミュニケーション・感情交流を、感情解析ソリューションを利活用し最適化するソリューション・サービス開発も進行中です。
2023年9月からリリースを開始し、感情解析搭載AIカメラを通じた各種コンサルティングの提供も併せて行ってまいります。
【エモテック・ラボの感情認識AI「Kansei Driven Engine【KDE】」について】
エモテック・ラボは、「認知、感性、行動」に関する独自の行動心理学モデル(KIBI理論)を基礎とした感情認識AI「Kansei Driven Engine【KDE】」、心理的安全性診断システム「ESHA」などの製品群を有し、これら製品と感情認識AI、機械学習・深層学習に関連する幅広い知見をベースに各種ソリューションを提供するAI戦略パートナー企業です。
KDEは、あらゆる感情交流データをスコアリングし、その変化を引き起こす各種ファクターの定量化・可視化を可能にした感情認識AIです。人の表情や声のトーンなどをインプットデータとして解析し、感情指標や動きを見える化および数値化することが可能です。他社サービスでは実現できなかった「分析媒体の幅」や「感情解析精度・解析メッシュ」について、競争優位性を有しています。リアルタイム解析、エッジコンピューティング、文脈や間の解析、動画・画像・音声・テキストの連成解析といった各種先進的感情認識・感情解析にも取り組んでいます。
「KDE」主な特長(一部抜粋)
「多様な媒体での分析が可能」 | 「動画」「画像」「音声」「テキスト」の幅広い媒体での分析が可能 |
「きめ細かい感情分析が可能」 | 通常の感情認識AIの解析指標が5~15程度であることに対し、40感情指標で繊細な感情の動きが解析可能 |
「感情変化の要因分析」 | 従来は受け手の感情を分析することが基本であったものの、KDEは話し手の発言・行動を分析することで感情の動きの真因を追求することが可能 |
「感情に関する膨大なビッグデータ」 | 長年の実証研究及びこれまでの人材開発事業によって、感情関連データを大量に保有 |
■ 株式会社アドインテ
会社名 : 株式会社アドインテ
設立 : 2009年4月
代表者 : 代表取締役 十河慎治
URL : https://adinte.co.jp/
所在地 : 〒600-8441京都府京都市下京区新町通四条下る四条町347-1CUBE西烏丸7F
事業内容: 流通小売DX支援/リテールメディア開発・運用/O2O・OMOマーケティング
■ 株式会社AGIFT
会社名 : 株式会社AGIFT
設立 : 2021年12月
代表者 : 代表取締役 十河慎治
URL : https://www.agift.co.jp/
所在地 : 〒600-8006京都府京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99四条SETビル6F
事業内容: 小売・飲食店舗のDXを推進するための研究開発
■ 株式会社エモテック・ラボ
会社名 : 株式会社エモテック・ラボ
設立 : 2009年11月
代表者 : 代表取締役 山本洋平
URL : https://www.emotech-lab.co.jp/
所在地 : 〒150-0013東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイス30階
事業内容: 感情解析AI「KDE」の研究・開発・提供/感情解析に関する各種ソリューション開発・運用
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