小学生の通塾は「小4」から急増!全体の2割以上は就学前から教育サービスを利用

お子さまの塾選びをサポートする【塾探しの窓口】が、全国の保護者に独自調査

合同会社プラスワン

全国の塾情報を掲載し、保護者の方の効率的な塾選びをサポートする「塾探しの窓口」は、小学生の塾等の教育サービス利用に関して、「いつはじめたか」という観点から調査を行いました。

首都圏を中心に中学受験が過熱の様相を帯び、小学生の通塾時期は早期化しているといわれます。一方で、実際の開始時期が見えにくいのも事実です。我が子の通塾を検討しながら、「始めどき」を決めかねている保護者の方も多いのではないでしょうか。

小学生の教育サービス利用に関して、開始時期を切り口に、調査から見える傾向を分析します。

調査記事はこちら:https://jyukumado.jp/column/255

〈調査概要〉

調査対象:子どもを持つ全国の保護者(30代~50代・男女)

調査実施期間:2025年11月~12月

有効回答数:408

 調査方法:インターネットを通じたアンケート調査

※本調査では、2人以上の子どもを持つ保護者には、子どもそれぞれに関して回答を得ています。また、複数回答可の設問もあります。そのため、数値の合計が100%にならない場合があります。

【結果概要】

教育サービスを利用し始めたタイミングは、「未就学」「小1」「小5」の順に多い

本調査では、「小学生の時点で子どもに教育サービスを利用させていた」保護者に対し、利用開始時期を尋ねました。回答率が高い順に、「就学前から(21.2%)」。次に「小1の1学期(16.1%)」「小5の1学期(15.0%)」と続きます。

回答全体は以下のとおりです。

開始時期

回答率

就学前から

21.2%

小1-1学期

16.1%

小1-2学期

4.0%

小1-3学期

3.3%

小2-1学期

5.8%

小2-2学期

4.0%

小2-3学期

2.6%

小3-1学期

8.8%

小3-2学期

4.0%

小3-3学期

3.3%

小4-1学期

13.9%

小4-2学期

2.9%

小4-3学期

3.3%

小5-1学期

15.0%

小5-2学期

6.6%

小5-3学期

4.0%

小6-1学期

4.4%

小6-2学期

4.7%

小6-3学期

4.0%

その後も、「小4の1学期(13.9%)」「小3の1学期(8.8%)」のように、1学期にスタートしたとの回答が続きました。進級を機に心機一転、学習上の課題や悩みを解消しようと、新しい取り組みに挑戦する家庭の様子が垣間見られます。

上記の調査結果は、教育サービスの種類を問わずに、始めた時期をまとめています。下表では学年別に、その時点で利用を開始した教育サービスの種類上位3位分をまとめました。

※ 表はわかりやすく示すため、各学年の「1学期」にフォーカスしています。

開始時期

1位

2位

3位

就学前から

タブレット教材・通信教材

55.9%

公文、学研教室

36.2%

集団指導塾

27.6%

小1-1学期

タブレット教材・通信教材

45.5%

公文、学研教室

36.4%

集団指導塾

29.5%

小2-1学期

タブレット教材・通信教材

62.5%

公文、学研教室

31.3%

集団指導塾

個別指導塾

18.8%

18.8%

小3-1学期

公文、学研教室

50.0%

小規模個人塾

29.2%

個別指導塾

20.8%

小4-1学期

集団指導塾

57.9%

個別指導塾

31.6%

英語等、特化型の塾

21.1%

小5-1学期

集団指導塾

53.7%

個別指導塾

29.3%

中学受験塾

小規模個人塾

19.5%

19.5%

小6-1学期

集団指導塾

個別指導塾

41.7%

41.7%

中学受験塾

25.0%

英語等、特化型の塾

16.7%

就学前~小学校低学年までは、タブレット教材や通信教材が支持されています。子どもの興味をひきつけやすく、教育の「入口」として重宝されているようです。また、「小さい子に何を教えればいいかわからないが、タブレットならすべて示してくれる」「子どもが自分だけで進められるので、親がつきっきりにならなくて済む」といったコメントからは、保護者にとっての利便性も支持される理由であるとわかります。

小3になると「公文、学研教室」が、それまでの2位から1位に躍り出ます。小3は、学校の勉強も難しくなり始める学年です。「学校・家以外で気軽に勉強できる場を確保したい」「苦手になる前に対策したい」、という保護者のニーズと、公文や学研教室のコンセプトがマッチした結果と考えられます。

小4以上になってから利用が始まる教育サービスでは、集団指導塾が1位となりました。個別指導塾も支持率を上げています。この時期から教育サービスを利用する保護者は、いよいよ難化する学習内容についていくため、また中学受験や中学進学後を見据えて、しっかりと勉強を指導してくれる「学習塾」を選んでいると考えられます。

お子さんに最適な教育サービスの開始時期やサービス種類は、学習目的や個性によって異なります。次章からは、学習目的や教育サービスの利用により、期待できるメリットなどを考察していきます。

調査結果の要点

小学生の通塾目的として外せないのが、中学受験です。また、先に教育サービスを利用した保護者が、どのような理由やきっかけで決断したのかも、気になる点ではないでしょうか。

中学受験の有無によるスタート時期の傾向や、教育サービスを利用し始めた理由、得られたメリットについて、詳しく解説します。

■ 中学受験は受験先によってスタート時期が異なる

調査では、中学受験の有無(予定を含む)と教育サービスの利用開始時期との関連性も調べました。下表は、中学種別に、教育サービスを利用しはじめたタイミングをまとめたものです。

私立中学を受験

(割合%)

国立中を受験

(割合%)

公立中高一貫校を受検

(割合%)

中学受験なし

(割合%)

1位

未就学(39.3)

未就学(55.3)

小5の1学期(47.6)

未就学(36.2)

2位

小1の1学期(36.1)

小4の1学期(47.3)

未就学(33.3)

小1の1学期(25.8)

3位

小5の1学期(33.6)

小1の1学期(42.8)

小4の1学期(33.0)

小5の1学期(20.6)

4位

小4の1学期(29.6)

小5の1学期(38.8)

小1の1学期(23.8)

小3の1学期(19.9)

5位

小3の3学期(16.4)

小2の1学期(26.8)

小5の2学期(23.8)

小4の1学期(18.4)

冒頭で紹介したデータのとおり、未就学児の教育サービス利用はタブレット教材・通信教材が多めです。「学習の習慣づけ」「基礎力の養成」「子どもがやりたいといった」といった理由で選ぶ家庭が多いようです。

したがって、中学受験を意識した教育サービスの利用開始時期として現実的な数値は、表中の太字部分と考えられます。

公立中高一貫校は「適性検査」と呼ばれる、独自形式の選抜を行います。私立中学のように難問が出ることもなく、一般的には小5からの対策で十分といわれます。この論説を裏付けるように、調査でも公立中高一貫校を受検した(予定含む)家庭は、小5の1学期から教育サービスの利用を始めた、との回答が最多になりました。

同じく、小5の1学期との回答が多かったのが、私立中学です。ただ、この結果には地域性があることを特記しなければなりません。小5の1学期から対策を始めて間に合う私立中学は、地方都市に多めです。首都圏、とくに競争率が高い都内の保護者からは、「小3の3学期」「小4の1学期」といった回答が多く寄せられています。

全国的に人気が高い国立中受験に向けては、「小4の1学期」から教育サービスを利用し始めたとの回答が目立ちます。また、未就学のころから教育サービスを利用していたとの回答率が、他の中学種別、あるいは中学受験なしの解答者より高い点も特徴でしょう。国立中をめざす層は、保護者自身の教育熱が高いといわれますが、それを裏付けるデータとなっています。

■ 教育サービスを利用し始めた理由は「基礎学力の定着」。学年が上がると「苦手克服」が登場する

続いて、教育サービスを利用し始めた時期別に、きっかけや理由を分析しました。冒頭で示したデータと同様に、各学年の1学期を対象に集計しています。また、都市部で「私立中学受験対策を始めるタイミング」とされる、小3の3学期も加えました。

1位(割合)

2位(割合)

3位(割合)

未就学のころから

学習の習慣づけのため(55.2)

基礎力を定着させるため(27.6)

子どもが「やりたい」といったため(20.7)

小1-1学期

基礎力を定着させるため(47.7)

学習の習慣づけのため(40.9)

学校の授業を先取りするため(25.0)

小2-1学期

基礎力を定着させるため(62.5)

学習の習慣づけのため(56.3)

学校の授業を先取りするため(37.5)

小3-1学期

基礎力を定着させるため(45.8)

子どもが「やりたい」といったため(29.2)

学習の習慣づけのため(25.0)

小3-3学期

基礎力を定着させるため(66.7)

中学受験対策のため(66.7)

学習の習慣づけのため(44.4)

学校の授業を先取りするため(33.3)

小4-1学期

基礎力を定着させるため(47.4)

中学受験対策のため(39.5)

苦手克服のため(23.7)

小5-1学期

基礎力を定着させるため(46.3)

学習の習慣づけのため(26.8)

中学受験対策のため(22.0)

小6-1学期

基礎力を定着させるため(30.8)

苦手克服のため(23.1)

勉強嫌いを何とかするため(15.4)

小学校入学以降は、すべての学年で「基礎力を定着させるため」が1位に入りました。「小学校での学習内容をしっかり身につけてほしい」との、保護者の方の願いを体現した結果といってよいでしょう。

中学受験対策のために教育サービスを利用し始めたタイミングは、全体の回答率を通じて「小3の3学期(66.7%)」が最多でした。「小4の1学期(39.5%)」「小5の1学期(22.0%)」と、学年が上がるにつれて回答率は下がります。やはり、中学受験は小3の冬~小4春には本格的に対策を始めた方が良いといえます。ライバルはもう始めているかもしれないと考えながら、お子さんにとってのベストな始めどきを探すことが重要です。

注目したいのは、「苦手克服のため」「勉強嫌いを何とかするため」との利用開始理由が、高学年になると登場してくる点です。とくに、小6を見ると2位と3位のどちらもが、勉強のネガティブポイントに向き合う内容なっています。

小学校の学習内容は、小4を境に難しくなります。ただ、中学校の定期テストのように、お子さんの実力が可視化される機会は多くはありません。「何かおかしい」と保護者の方が感じた時点では、手遅れになっているケースも少なくないのが現実です。

お子さんの宿題や授業参観の様子などから、しっかり理解できているか、基礎力が習得できているかをこまめにチェックすると良いでしょう。「あの時、手を打っておけば」といった後悔を減らすためにも、少しでも不安があれば、お近くの塾に相談することをおすすめします。

■ 教育サービスのメリットは「習慣や基礎力の定着」「成績アップ」

塾などの教育サービスを利用して「良かった」と感じたこと、あるいはメリットには、どのようなものがあるでしょうか。スタート時期を問わず、「小学生のうちに子どもに教育サービスを利用させた経験がある」保護者が感じるメリット上位は、以下の通りでした。

順位

メリット

割合

1位

学習する習慣ができた

31.4%

2位

基礎学力が定着した

27.9%

3位

学校の成績が良くなった

19.8%

4位

中学受験に合格できた

13.6%

5位

勉強に意欲的になった

12.6%

教育サービスを利用しはじめた目的どおり、「学習習慣ができた」「基礎学力が定着した」と一定数の保護者の方が感じているようです。

学習習慣や基礎学力を定着させるには、勉強のやり方を教えてくれて、かつ宿題をしっかり出す塾をおすすめします。いくら学習習慣を作りたくても、勉強のやり方が分からなければ、子どもたちのモチベーションはすぐに下がってしまいます。また、週に1~2回の通塾だけでの習慣化は、難しいのが現実です。家庭での学習の質と量を確保するためにも、宿題がある塾をおすすめします。

ただし、表には加えていませんが、「特にメリットは感じない」との回答が14.1%あったことも書き添えておきます。教育サービスを利用しても目に見える変化が生まれない要因には、利用目的と塾の特徴がマッチしていない可能性が考えられます。また、目的を明確化しないまま何となく塾に預けても、主体的な勉強姿勢への変化は期待できないでしょう。

塾は、ご家庭とお子さんの目標達成をサポートする「手段の1つ」です。積極的に情報を収集し、活用し尽くす姿勢が成果につながります。お子さんの様子をつぶさに見守り、塾との連携をとりながら臨めば、きっと期待する効果を得られるでしょう。

総括

塾探しの窓口は、小中高生と保護者の方に向けて、全国各地にある塾の情報を客観的に、わかりやすく紹介するサイトです。塾の個性や特徴など、豊富な情報をプロの切り口からお伝えしています。

お住まいの地域とお子さんの学年から通いやすい立地の塾を発見でき、簡単ステップで資料請求や体験授業の予約もできます。

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<データの引用・転載時のお願い>

・引用元が「塾探しの窓口による調査」である旨の記載

・本調査ページ(https://jyukumado.jp/column/255)へのリンク設置

をお願いいたします。

【運営会社概要】

社名:合同会社プラスワン

本社所在地:東京都千代田区麹町4丁目5-20 KSビル8階

代表者:鳥澤昭平

事業内容: WEBメディア事業、広告代理事業、その他事業

設立: 2018年9月13日

HP:https://p-one.jp/

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上場
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設立
2018年09月