FLOWデジタル・インフラストラクチャー、東京都心部にて新しいデータセンターを建設開始

PAG Japan Limited

  • 東京都心部における最大級のコロケーション型データセンター施設となる見込み

  • 第1棟目は2027年第1四半期にサービスを開始予定

東京、2025年7月29日 – アジア太平洋地域における代表的なオルタナティブ投資会社であるPAGのデジタルインフラプラットフォームである FLOWデジタル・インフラストラクチャー(以下「FLOW」)は、東京都心部における新たなデータセンターキャンパスの建設を開始したことを本日発表しました。 新しいデータセンターは、「TK7」と「TK8」の2棟で構成され、合計30MWのIT負荷が見込まれています。6MWのIT負荷を伴うTK7は第一棟目として、2027年第1四半期のサービス開始を予定しています。

日本はアジア太平洋地域における最大の主要なティア1データセンター市場の1つであり、投資意欲の旺盛なプレイヤーを惹きつける、成長著しい地域であるといえます。日本においてデータセンター市場全体は、2027年まで年平均成長率(CAGR)10.8%にて拡大すると予測されています[1]。また、首都圏におけるハイパースケール・コロケーション市場は、2024年からの5年間で年平均成長率17%での拡大が予測されています[2]。このような潮流において、大規模かつ高容量のデータセンターインフラを支える東京が果たす役割がさらに重要なものとなります。

FLOWの新キャンパスは、大手町や豊洲など既存のデータセンター集積地に近接する形で東京都心部に戦略的に拠点を構え、首都圏のデジタルエコシステムを支える最大級の規模のコロケーション型データセンター施設となる予定です。日本におけるデジタル経済の加速とAI導入の進展に対応するため、柔軟かつスケーラブルで最先端のソリューションを顧客に提供します。

FLOWのCEOであるサンジャイ・ゴエルは次のように述べています。「この度の開発は、FLOWのアジア太平洋地域における事業拡大において重要な節目であり、これにより日本を優先市場とすることにコミットしています。当社は、東京都心エリアでの容量ニーズに対応するハイパースケーラーや企業の皆様にサービスを提供し、市場において長年存在してきた供給制約や複雑な需要に応えるソリューションを提供できることを楽しみにしています。」


TK7とTK8の追加により、FLOWのポートフォリオは現時点および今後計画される170MW以上のITキャパシティを携え、日本、韓国、フィリピン、マレーシアにおける11のアセットに拡大します。

注:
[1] JLL、日本データセンター市場の展望(2024年9月)
[2] 構造調査、DCIレポートシリーズ-市場:東京+大阪(2024年9月)

FLOWのTK7およびTK8データセンター(側面図のレンダリング)
FLOWのTK7およびTK8データセンター(正面図のレンダリング)

FLOWデジタル・インフラストラクチャーについて

FLOW デジタル・インフラストラクチャーは、アジア太平洋地域の高成長エンジン市場全体において、ハイパースケール、クラウド、エンタープライズのデータセンターに投資、開発、運営を行っています。FLOW は、豊富な業界経験とコアおよびエッジインフラの開発に対する顧客中心のアプローチを組み合わせた、極めて重要なインフラソリューションの全領域を提供しています。FLOWは、アジア太平洋地域に重点を置く大手投資会社PAGの不動産とインフラ投資戦略であるPAGリアル・アセットの資本とリソースを活用しています。PAGの運用資産総額は、既存のデータセンター資産ポートフォリオを含め、550億米ドル超となります。詳細は、www.flowdigital.comをご覧ください。


PAGについて

PAGは、アジア太平洋地域を中心に、プライベート・エクイティ、リアル・アセット(不動産)、およびクレジット&マーケットの 3つの主要投資戦略を展開する業界を代表する独立系オルタナティブ運用会社で、300社以上のグローバルで多様な機関投資家のご資金を550億米ドル超の規模で運用しています。PAGは世界各地15拠点に790名以上の従業員を擁しています。詳細はwww.pag.comをご覧ください。

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会社概要

PAG Japan Limited

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URL
https://www.pag.com/jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス20階
電話番号
03-6430-3511
代表者名
三駄寛之
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年04月