Gausiumの「Delivery X1」が2022年レッド・ドットデザイン賞でプロダクトデザイン賞を受賞
Gausiumが先日、同社初の自律型配送ロボット「X1」がレッド・ドットデザイン賞でプロダクトデザイン賞を受賞したことを発表しました。
レッド・ドットデザイン賞は、世界中のデザイナーや生産者が応募できるドイツの国際的なデザイン賞です。デザイン業界で最も権威のある賞の一つとして広く認知されています。これまでのレッド・ドットデザイン賞のプロダクトデザイン賞受賞企業には、フェラーリ、シュコダ、LG、アップル、ソニーなど、数多くの企業が名を連ねています。
2013年に設立されたGausiumは、自律走行とナビゲーションの研究開発に世界で最も早くから取り組んでいるロボティクス企業の一つです。Gausiumは、同社の最も包括的で成功した製品ラインである業務用清掃ロボットによってロボットソリューションを自律型屋内配送に拡張し、この新しい製品ラインをX1が牽引しています。「Delivery X1」は、市場で実証済みの清掃ロボットの兄弟機から、ナビゲーションアルゴリズムと使いやすさの強みを受け継いでいます。今回のレッド・ドットデザイン賞の受賞は、市場での競争力をさらに高めることになるでしょう。
Gausiumのデザインセンター責任者であるSean Chenによると、開発チームはX1に、ビルディングブロックの集合体を組み合わせて完全な製品を作るというモジュラーデザインも実装しているといいます。 このインテリジェントなモジュール製品構造により、最適化が容易となり、再設計は一部のコンポーネントのみで実行可能なため、低コストで実現できます。
「X1は、Gausium初の自律型配送ロボットです。物理的デザインや素材の選定に多くの資源を投入し、さまざまな革新的な試みを行っています。チルティング・サスペンション機構を採用し、優れた衝撃緩和効果を発揮するとともに、人間工学に基づいた優れた操作性を実現しました」とChenは述べています。」 「美的観点から、このロボットは、ハイテクと美を融合させたユニークなメッセージ性を持っており、今後、Gausiumの製品デザインに受け継がれていくことでしょう。」
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