【監査実務でAI活用を促進】スタートアップ・ベンチャーの不正抑止強化と業務効率向上へ/リスク管理の“番人”向けコミュニティー2法人が共同で「AI部会」を新設、4月から本格始動

AI駆使の監査人がカリキュラム運営、双方向型で「現場目線の実践的な学び」/先行募集は1日で定員超えの高いニーズ

マルコ・ポーロ合同会社

AI部会を共同で新設した「一般社団法人ベンチャー監査役協会」(上)と「一般社団法人ないかんMeetup」

 ベンチャー企業の常勤監査役(※1)の交流や学びを促す国内初の法人(※2)「一般社団法人ベンチャー監査役協会(※3)(代表理事:黒坂 卓司(※4)、所在地:大阪府吹田市、運営:マルコ・ポーロ合同会社(※5))と、スタートアップの内部監査担当者の交流や情報共有を促す国内初の法人「一般社団法人ないかんMeetup(ミートアップ、※6)(同)は、監査業務への生成AIの活用やリスク管理について学ぶ「AI部会」を2025年12月1日に共同で新設し、2026年4月から本格始動します。

 AI部会では、監査実務にAIを導入するポイントについて学べる勉強会を定期開催。参加者の質問を随時受け付ける双方向型の体制で運営します。講師には、実際に生成AIを活用して監査業務を行なっている実務家が登壇するため、現場目線の実践的な学びを得られるのが特長所属企業のリスク管理の強化や業務効率の向上に役立ててもらうのが狙いです。


 本格始動に先駆けて企画した勉強会は、募集開始後1日で定員を超える人気ぶり。高いニーズが浮き彫りとなりました。AIの活用が企業の競争力に直結する時代となる中、企業の“リスク管理の番人”たる監査担当者が率先して研究する機運を醸成関係企業の価値向上に貢献してまいります。

■部会新設の背景:「学びたい」という強いニーズ

監査担当者が活発に意見交換する「ないかんMeetup」のグループワークの様子

 生成AIが急速に普及する中、企業による業務での使用についてはまだまだ手探りの状態が続いています。「ベンチャー監査役協会」と「ないかんMeetup」では、監査担当者の関心に応じた講演を企画していますが、集客やアンケート結果で注目度が高かったのは監査業務とAIをテーマにした回。「学びたい」という強いニーズが示されました。

 大手企業を中心に、情報管理やリスク管理といった観点からAI使用を全面的に打ち出せないケースが見られます。その点、不確実性の高い環境の中で、リスクを取りつつも、それを管理しながら成果を最大化しようとするのがスタートアップ・ベンチャー企業です。そのスタートアップ・ベンチャー企業の“リスク管理の番人”である常勤監査役や内部監査人のコミュニティーが、監査業務にAIをどう取り入れ、効果を発揮するかを率先して研究していくべきだと考え、「AI部会」の新設を計画しました。

■特長:実務家主導の“現場で使える”学びを重視

 AI部会の運営は、基礎から学べるカリキュラムを設けた「期」ごとの会員制です。特長は大きく3点。(1)現場目線の学び(2)双方向型の学習支援(3)情報のアップデート支援です。

(1)実務家が直接指導するカリキュラム

 勉強会を原則隔月で開催。講師は、AIに特化した専門家ではなく、実際にベンチャー企業でAIを駆使して監査業務を行っている実務者が登壇します。現場目線の実践的な知識を直接学べる点が最大の特長です。

現場目線のAI活用法を示すスライド

(2)オンデマンド視聴+24時間質問対応

 講演はすべて録画しており、会員はいつでも視聴可能です。また、Googleチャットを通じて24時間質問やテーマリクエストを受け付けており、一方的な講義で終わらない双方向の学習環境を整えています。

AI部会の運営方法について示すスライド

(3)AIが毎朝配信する「監査✕時事ニュース」

常勤監査役・内部監査担当者に必要な最新ニュースをAIが自動収集し、毎朝9時に会員へ配信。日々の業務に直結する情報を継続的にアップデートできます。

■反響と実績:1日で定員超え/監査業務で役立つ「指示出し例」まで明示

【第1期生の募集】本格始動前のプロトタイプとして展開

2025年11月上旬に第1期生の募集を開始。定員25名に対し1日で定員超え。最終的に41名でスタート。

  • 第1回勉強会(2025年12月8日・オンライン):41名中38名が参加

  • 第2回勉強会(2026年2月2日・オンライン):41名中35名が参加

  • 第3回勉強会(2026年4月・オンラインで開催予定)

【第2期生の募集】第1期生の実績を踏まえた本格始動

2026年2月中旬に募集開始。定員25名に対し2日で定員超え。最終的に74名でスタート予定。

  • 第1回勉強会(2026年4月・オンラインで開催予定、第1期生の第1回勉強会と同じ内容)

■勉強会の主なテーマ・内容

講師の佐々木啓之氏

【講師】株式会社ストラテジーテック・コンサルティング常勤監査役(前職:内部監査室長)佐々木 啓之(ささき たかし)氏

・IT業界における30年以上の豊富な実務経験を持ち、監査役としての視点と高度なITスキルを併せ持つ。

・ないかんMeetUp、ベンチャー監査役の会、日本監査役協会全国会議など、監査役向けのAI活用セミナー講師・登壇等実績多数。

・現職のIPO(新規公開株式)準備企業に加え、他社でのIPO達成経験も有し、企業の成長ステージに応じた実務にも精通。

【第1回勉強会の内容】Google NotebookLM活用とセキュリティ対策

  • GoogleのAIツール「NotebookLM」の紹介を中心に、セキュリティやコミュニティー運用方法について解説。

  • NotebookLMは、読み込ませる資料(PDF等)のみに基づき回答するため、事実に基づかない情報の生成「ハルシネーション」が少なく、参照元の確認も容易な点を説明。

  • 監査実施要領や第三者委員会の調査報告書など、専門資料の横断的な分析・要約に最適と位置付け、プロンプト(指示出し)の手法などを提示。監査業務の効率化を図るとともに、所属企業のリスク管理の強化や業務効率向上につなげる視点を提供。

  • 社内規定読み込み時などのリスク対策として、企業名などを自動マスク(置換)するツールを紹介。

【第2回勉強会の内容】プロンプト(指示出し)の書き方

  • NotebookLMだけでなく、ChatGPTなどの汎用生成AIの活用方法を解説。

  • 監査業務の場面に応じたプロンプトの手法を紹介。

  • セキュリティー設定の説明や、参加者の個々のニーズに応じたフィードバックを実施。

【今後の展開】レベル別教育と講師体制の拡充

  • 勉強会のテーマは、会員の要望に柔軟に対応して設定。

  • 生成AI活用の熟練度に応じたレベル別講座を構想。

  • ニーズに応じた講座の展開に向け、講師体制の拡充も検討。

■ AI部会発足への想い:AI活用のフロントランナーとして活躍を

一般社団法人ベンチャー監査役協会・代表理事/一般社団法人ないかんMeetup・代表理事/マルコ・ポーロ合同会社・代表社員/黒坂 卓司のコメント

 AIを恐れず、AIを知り、利用することにより、結果的に企業価値向上に貢献できる監査人になっていただきたいと考えています。変化の激しいビジネス環境の中で、スタートアップ・ベンチャー企業のリスク管理を行い、業務効率の向上を図る監査人が、AI活用のフロントランナーとして活躍することを目指します。

黒坂卓司

■AI部会の概要

発足日:2025年12月1日

本格始動:2026年4月~

活動概要:監査業務におけるAI活用の研究・実践

(隔月1回程度のオンラインセミナー、オンラインツールでの情報提供・Q&A受付など)

対象:ベンチャー・スタートアップ企業の常勤監査役・内部監査担当者

費用:入会金2,000円(税別)、月会費2,000円(税別)

募集:第3期募集は時期・詳細を調整中(確定次第ご案内予定)


※1)常勤監査役と内部監査人

 「監査役」は、株主総会で選任され、「取締役」の職務の執行を監査し、監査報告を作成するのが職務です。

 監査役には、「社外監査役」と「常勤監査役」がいます。「社外監査役」は弁護士や公認会計士といった専門家が就任するケースが多く、「常勤監査役」は企業に常駐し、取締役の職務執行や業務全般を継続的に監査する役職です。企業経営を管理監督するコーポレート・ガバナンス(企業統治)と、その体制づくりの柱となる存在です。


 株主総会で選任された「監査役」が「取締役」を管理監督するのに対し、「経営者」らが選ぶのが「内部監査」の担当者です。「従業員」の業務をチェックするのが職務です。有効に機能すれば不祥事抑止や経営目標の達成に向け〝自浄作用〟が働きます。


 常勤監査役と内部監査人の果たす役割は大きいですが、ベンチャー・スタートアップ企業の場合、前任者がいない事情などから、業務内容について理解を深められないまま孤立するといった課題があるのが現状です。そこで企業の枠を超えて交流や学びの機会を設けているのが「一般社団法人ベンチャー監査役協会」と「一般社団法人ないかんMeetup」です。


 今回のAI活用も、現状を打開していくための大きな一手になると考えています。

※2)「国内初」の表現について

 「一般社団法人ベンチャー監査役協会」を設立した2022年、ベンチャー企業の常勤監査役に特化して交流や学びを促す組織は、「飲み会」形式の交流会を運営するケースは見られても、一般社団法人といった法人が手掛けているケースは、商標関連で独自に調査した中では確認できませんでした。


 「一般社団法人ないかんMeetup」を設立した2024年、スタートアップの内部監査担当者に特化して学びと交流を促す組織は、任意形式では見られても、一般社団法人といった法人が手掛けているケースは、商標関連など独自に調査した中では確認できませんでした。

※3)「一般社団法人ベンチャー監査役協会」について

ベンチャー企業の常勤監査役の交流や学びを促す「ベンチャー監査役の会」

■一般社団法人ベンチャー監査役協会の概要

〈代表理事〉黒坂卓司

〈住所〉大阪府吹田市桃山台3-39-10

〈電話〉090-3062-8467

〈メール〉kurosaka@marcopolo.work

〈URL〉https://marcopolo.work/auditor/

〈登記日〉2022年5月6日

【定例会「ベンチャー監査役の会」】の開催形式

 大阪は年6回(リアルとオンライン)、東京は年4回(リアル)、名古屋は年1回(リアル)、福岡は年1回(リアル)

〈会費〉(税込)

・入会金 11,000円

・正会員 月額3,300円

・オンライン会員 月額2,200円

■ベンチャー監査役の会の経緯

 ベンチャー監査役の会は2019年8月、任意団体として第1回を参加者6人でスタートしました。

 最初はただ交流するだけでしたが、第3回からは勉強会も実施。黒坂が上場時の審査の留意点を伝えたりしたほか、その後も弁護士や公認会計士が登壇。上場を経験した常勤監査役や社長が体験談を披露したりもしてきました。

 会員は、常勤監査役に絞り、社外監査役を入れていないのが特徴の一つです。常勤監査役が、専門家の前で気負わずに安心して参加できるようにするのが狙いです。

 こうした場が国内で整備されていないため、口コミで参加者が増え続けたのを受け、2022年に一般社団法人ベンチャー監査役協会を設立。運営を本格化させました。


参考:2022年8月18日のプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000105109.html

※4)代表理事・黒坂卓司について

黒坂卓司

■略歴

◇1998年に都市銀行系列の信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)に入社。

・法人融資2年

・プライベートバンキング(含む事業承継)2年

・企業年金(人事制度及び資産運用に関するアドバイザリー業務)3年

・証券代行(主にIPOコンサルティング▽資本政策▽コーポレート・ガバナンス-のアドバイザリー業務)17年

→銀行員時代の大半はベンチャー企業の成長支援業務に従事

 2004年に証券代行業務の担当となり、独立までの17年間はベンチャー企業の成長支援業務に取り組みました。2009年大阪転勤後の12年間、担当エリアでIPOを実現した企業への関与率は約7割に迫ります。

 担当していたのは、近畿、四国、中国地方の全府県と北陸2県です。資金調達の支援やコーポレート・ガバナンスに関する助言といった関与を行いました。

◇2021年に退職。設立したマルコ・ポーロ合同会社で代表社員に就任。

 同社は、ベンチャー企業のIPOコンサルティングや、企業の成長を目指した総合的な支援サービスを提供しています。

◇2022年には、ベンチャー企業の常勤監査役を対象に交流や学びを促す「一般社団法人ベンチャー監査役協会」を発足。

◇2024年には、スタートアップを中心にした内部監査担当者の成長や情報共有を図る「一般社団法人ないかんMeetup(ミートアップ)」を設立。

■保有資格

  • 認定上級IPOプロフェッショナル

  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士

  • 1級DCプランナー

  • 宅地建物取引士試験合格者

■社外役員・顧問、他

  • 株式会社NEXT STAGE 社外取締役

    (2025年5月23日に東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場)

  • BABY JOB 株式会社 社外取締役 監査等委員

    (2024年12月19日に東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場)

  • 株式会社ルネッサンス・エナジー・リサーチ 社外取締役

  • 空き家活用株式会社 社外監査役

  • 株式会社バイオーム 社外監査役

  • 株式会社レスタス 社外監査役

  • 宝印刷株式会社 顧問

  • 一般社団法人ベンチャー監査役協会 代表理事

  • 一般社団法人ないかんMeetup 代表理事

  • 独立行政法人中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー(経営支援)

■メディア掲載、出演実績

  • 2022年7月12日:毎日新聞

  • 2022年9月13日:読売新聞

  • 2022年9月23日:日本経済新聞

  • 2022年9月23日:大阪日日新聞

  • 2023年4月20日:中部経済新聞

  • 2023年5月30日:日本経済新聞

  • 2024年4月12日:中部経済新聞

  • 2025年1月20日:TOKYO MX『堀潤激論サミット』

  • 2025年7月25日:財界九州(8月号)

  • 2025年8月1日、9月1日:ふくおか経済(8、9月号)

  • 2025年12月13日:オオサカジン

  • 2025年12月18日:読売新聞

  • 2025年12月26日:『BAMBOO INCUBATOR』

  • 2026年3月1日:ふくおか経済(3月号)

  • 2026年3月30日:コロンブス(4月号)

※5)「マルコ・ポーロ合同会社」について

〈会社名〉マルコ・ポーロ合同会社(Marco Polo LLC.)

〈代表者〉黒坂 卓司

〈本 社〉大阪府吹田市桃山台3-39-10

〈電 話〉090-3062-8467

〈メール〉kurosaka@marcopolo.work

〈URL〉https://marcopolo.work

〈企業理念〉挑戦する企業の羅針盤として、その成長を支え続ける。

〈事業内容〉

  • IPOコンサルティング事業

  • 顧問事業・アドバイザリー事業

  • 社外役員就任

  • ベンチャー監査役の会運営事業

  • ベンチャーeco倶楽部運営事業

※6)「​一般社団法人ないかんMeetup」について

スタートアップの内部監査担当者の交流や情報共有を促す「一般社団法人ないかんMeetup」

■一般社団法人ないかんMeetupの概要

〈法人名〉一般社団法人ないかんMeetup

〈代表理事〉黒坂 卓司

〈所在地〉大阪府吹田市桃山台3丁目39番10号

〈電話〉090-3062-8467

〈メール〉info@naikan-mup.com

〈URL〉https://marcopolo.work/naikan/

〈設立〉2024年3月27日

〈会員数〉約900人(2026年2月現在)

■一般社団法人ないかんMeetupの経緯

 「ないかんMeetup」は、遠隔医療関連事業を手掛けるスタートアップの磯部武志が2021年4月、第1回の定例会を任意団体として開き、活動を開始しました。

 企業内に内部監査室が設置されたものの、前例がなく相談相手もいないため、手探りで取り組まざるを得ない状況を打開するためでした。口コミで会員数や参加者数は増加し、ニーズに合わせて下記の活動を展開してきました。

  • 講演とグループワークを組み合わせた2カ月に1回の定例会

  • テーマを設けて開く「スピンオフ勉強会」

  • 大阪府外の会場で開く「出張ないかんMeetup」

  • 外部イベントで登壇

 創立3年の節目を迎えたのを機に、組織の独立性や運営基盤の安定化を図るため2024年に法人化しました。会費は不要です。


 日本では、内部監査の一般的なイメージの中には、「怖い▽厳しい▽細かい」の「3K」や、「来ないで」を加えた「4K」があります。しかし欧米では、会社全体を把握する存在として、経営幹部の“登竜門”と位置付けられています。

 当法人は、内部監査の役割の「Re▷design(サイテイギ)」をミッション(使命)に掲げ、将来的には花形部門として参加者らが活躍できる社会づくりに努めます。


参考:2024年4月17日のプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000105109.html

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会社概要

マルコ・ポーロ合同会社

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URL
-
業種
サービス業
本社所在地
大阪府吹田市桃山台3-39-10
電話番号
090-3062-8467
代表者名
黒坂卓司
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月