【しるし株式会社】特許を取得した1Wで稼働するコインサイズのマイニングマシン「Web3 Maker® 3.0」のリリースが2024年4月に決定
「しるし株式会社」(本社:東京都昭島市、代表取締役 CEO:櫻田 学、以下:当社)が、自社開発の次世代マイニングマシン「Web3 Maker® 3.0」のリリースを発表し、リリースを今年4月とすることを決定しました。
本製品は、大ヒットシリーズWeb3 Makerの最新型機となり、代名詞であるコインサイズはそのままに、さらなる改良を施しました。
まず、シリーズを通して貫いてきた超低消費電力にさらに磨きをかけ、遂に消費電力は1Wを切るレベルにまで到達しました。これは、月の電気代に換算すると1円程度となる地域がほとんどとなります。
さらに、昨年12月に取得した特許技術も搭載し、マイナーがこれまで抱えてきた「マイナーが増えると、自分の収益が減ってしまう」という問題の解決にまで至りました。
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特許の概要
【特許番号】特許第7402445号
【登録日】令和5年12月13日(2023年12月13日)
【特許権者】しるし株式会社
【特許要約】マイニングマシン (Web3 MakerⓇ)の売上の一部を、採掘対象であるコイン(Web3 MakerⓇの場合はSISC)の市場での買い上げに利用する。これにより、採掘対象コインの価格に上昇圧力が生じ、個々のマイニングマシンから発生するマイニング報酬(Web3 MakerⓇの場合はSISC)にプラスの影響が生じる。
【特許概念図】
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本発明が解決する課題
近年においては、暗号資産による新しい経済圏(トークンエコノミー)を形成する取り組みが行われています。円やドルといった法定通貨ではなく、トークンという暗号資産を用いて経済を循環させ、所定の商品等に価値を付与させることが行われています。
マイニングによる処理の対価として暗号資産を取得できたとしても、採掘対象の暗号資産の価格(価値)が下がってしまうと、マイニングを行うマシンの普及が抑制され、最終的には当該暗号資産に係るトークンエコノミーの形成が進まなくなってしまいます。
Web3Makerは、トークンエコノミーの形成を促進することができる処理装置、処理プログラム及び処理方法を提供するマイニングマシンとして、Web3ビジネスに貢献をしていくものです。
【特許を活用した価格形成の例 しるしコインの日足チャート】
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本特許技術を搭載した機種「Web3Maker®」のこれまでの実績
本特許技術を搭載した機種である「Web3 Maker®2.0」は、その驚異的な運用コストの低さと、本特許技術による採掘対象コインの価格上昇構造により、2023年には実績で年率+73.7%を達成しました。これは電気代を考慮したパフォーマンスであり、既存のマイニングマシンを完全に過去のものに追いやる偉業となりました。その他に、USB給電ができることやWi-Fi接続ができるため、マイナーは高圧受電設備やマイニングファームを用意する必要が無くなり、設備投資費用を大幅に削減することができたことも大きな成功と言えます。
また、当社は今後Web3 Maker®を様々な家電に搭載し、「稼げる家電シリーズ」を実現し、家電が家計のお財布を支える時代を到来させます。この家電はWeb3 Maker®を搭載することで、ブロックチェーンの世界につながるようにもなります。稼げるエアコンがブロックチェーンの世界に各世帯の温度を記録しだし、企業はこのデータを利用することでしょう。世界各地の温度計は政府ではなくマイナーが設置するようになるため、政府のコストは削減にもつながります。このように、家電が人類の大規模データベースであるブロックチェーンにつながる世界はメリットにあふれているため、この世界を目指すことは当社が責務と強く感じております。これからもこの目標に向けて新製品の開発を行ってまいります。
▼「Web3 Maker®」製品紹介
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会社概要
社名:しるし株式会社
設立:平成29年9月1日(2017年9月1日)
資本金:1,718万円
事業内容:ブロックチェーンに関する製品開発、コンサルティング事業
データセンター事業
サーバー研究・開発・運用・販売事業
所在地:本社 東京都昭島市東町3-6-1 産業サポートスクエア・TAMA
富山支店(データセンター) 富山県富山市内
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