4月入社の新社会人のSNS利用実態を調査。受け入れ前に知っておきたい“リアルな利用傾向”

ダッシュボード株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:古明地 直樹)は、2025年4月から新社会人になる大学生および大学院生を対象に【2025年新社会人のSNS活用実態と購買行動】を調査致しました。

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一番利用されているSNSは?新社会人のリアルなSNS利用実態

<調査結果>回答者の半数以上が学生時代に新規SNSを利用

学生時代に初めて利用した新しいSNSまたはサービスはありますか?(複数回答可)

学生時代に初めて利用したSNSとして、BeReal、Threads、Lemon8、Discordがそれぞれ50件以上の回答を得ました。


これらのSNSには、性別に関係なく次の特徴が見受けられます。

 ・リアルタイム性・オーガニックな発信(BeReal、Threads)

 ・特定の興味やコミュニティに特化(Discord、Lemon8)

男女別の傾向では、女性はBeRealの利用率が高く、男性はDiscordの利用率が高い結果となりました。

▼ 女性

BeReal(ビーリアル)
 女性が回答した新規SNSの中で最も多くの回答を集めたのはリアルで飾らない投稿ができるSNSです。
 いいねやフォロワー数が公開されないため、SNS映えを意識せずに利用できる特徴があります。
 友人やフォロワーとのやり取りを、見栄を張らずに自然体で楽しめる点が魅力で、他のSNSと比べて気軽に投稿できることが好まれたと考えられます。

▼ 男性

Discord(ディスコード)
 男性が回答した新規SNSの中で最も多くの回答を集めたのは、音声チャットやテキストチャットを通じてグループ内で交流できるSNSです。
 もともとはゲーマー向けに発展したプラットフォームですが、現在ではゲーム以外のジャンルにも活用されていると考えられます。
 趣味や仕事、友人との交流など、さまざまな分野で利用されている可能性があります。

▼ 回答数 2位以降

Threads(スレッズ)
 テキストベースの投稿が中心のSNSで、男女ともに新規SNSの中で回答数が2位となりました。
 X(旧Twitter)と非常に類似した投稿スタイルやインターフェースを採用しています。
 Xがイーロン・マスク氏に買収され、2023年にリブランドされたことを背景に、Threadsは日本でも新規利用が伸びたと考えられます。

Lemon8(レモンエイト)
おしゃれ・ライフスタイル情報に特化したSNSで、女性の回答ではThreadsと同着で2番目に多い結果となりました。
 美容・ファッション・旅行・グルメなど、女性の関心が高いジャンルの投稿が多く、一般ユーザーによるリアルな体験レビューも見ることができます。
 自分のライフスタイルや美容、旅行に関する情報を手軽に収集でき、他のユーザーのリアルな体験を参考にできる点が魅力として受け入れられたと考えられます。

『特にない』を選んだ場合のみ、他の選択肢を選択できない設定で調査を行っているため、『特にない』は134人が回答している結果となります。

この結果を除くと、男女ともに半数以上が新規SNSを利用していることが確認できました。

<調査結果>最も頻繁に利用するSNSは男女に差が。

最も頻繁に利用しているSNSを1つ選んでください

最も頻繁に利用するSNSとして、女性はライフスタイルやファッション、美容などの自己表現の場として人気のInstagram、男性はエンタメや趣味、学習など多岐にわたるジャンルで需要が高いYouTubeが1位となりました。


2位には、男女共にリアルタイムで情報交換を行えるX(旧Twitter)がランクインしています。

2017年に日本でサービス提供を開始し、2018年に新語・流行語大賞に選ばれたTikTokは、回答数が上位のSNSと比較すると45件以上の差がつきました。最も頻繁に利用しているSNSにはランクインしていませんが、軽いコンテンツ消費を目的とした補完的な利用がされているSNSであると考えられます。

<調査結果>新社会人の約48%は「SNS経由で物品の購入を経験」

商品やサービスを購入した経験のあるSNSは次の中にありますか?(複数回答可)

SNSで商品やサービスを購入したことがあるかという調査では、男女ともに「特にない」と回答した割合が最も高いものの、全体の48%は何らかのSNSを経由して購入体験があると回答しています。


購入経験のあるSNSとして、女性はInstagram、男性はYouTubeが最多となっていますが、これらは前述の「最も頻繁に利用しているSNS」の調査結果で最も回答数が多かったSNSと一致しています。

2位は男女ともにX(旧Twitter)となりました。

また、LINEは前述の「最も頻繁に利用しているSNS」の調査結果では62件(全体の19.6%)の回答がありましたが、購入経験があると回答したのはその半数の31件(全体の9.8%)にとどまりました。新社会人世代にとって、LINEは購買よりも家族や友人とのコミュニケーションツールとしての役割が強いと考えられます。

調査結果で半数以上が「特にない」と回答したことを踏まえると、新社会人の購買行動に影響を与える要素を活用して訴求することが重要であるとわかります。

さらに、単に利用率の高いSNSに広告を出すのではなく、購買行動が伴いやすいプラットフォームを優先的に選定することが重要です。


 特に、女性向けの商品やサービスであればInstagram、男性向けであればYouTubeといった形で、ターゲット層に適した広告配信先を選ぶことで、より効果的なアプローチが可能になります。

<調査結果>男性がSNSで購入したカテゴリーでコスメと僅差だったのは○○

SNSを通じて購入をした場合、それはどのようなカテゴリーの商品でしたか?(複数回答可)

SNS経由で購入するカテゴリーに関する調査では、女性はコスメ/美容、男性はファッション/アパレルが1位となりました。


 一方で、男性はガジェット/家電が僅差で3位にランクインしており、購買意欲の高さが伺えます。

前述の「商品やサービスを購入したSNS」の調査では、男性が最も商品を購入するSNSはYouTubeとなっています。
この点を踏まえると、ガジェット/家電の使い方や特徴を分かりやすく伝える動画広告をYouTubeで男性向けに配信することで、より高い購買促進効果が期待できると考えられます。

<調査結果>SNS経由の購入は○○が最も決め手!

SNS経由での購買行動において、何が決め手になりましたか?(複数回答可)

SNS経由での購入における決め手に関する調査では、男女ともに「レビューや口コミ」が最多となりました。


女性は「インフルエンサーの推奨」が2番目に多く、男性は僅差で「広告」が2番手となりましたが、男性にもインフルエンサーの影響が見られることが特徴的です。

この結果から、インパクトのある視覚的コンテンツ(写真や動画)だけでは購入の決め手とならず、信頼性のある他者評価をチェックしてから購入する習慣が新社会人に根付いていることがうかがえます。

また、他者評価を重視する傾向が強いため、インフルエンサーを巻き込んだSNS広告を行うだけでなく、ユーザーが自然に口コミを発信できるようなアフターフォローや顧客体験の提供が重要です。

これにより、購入後もポジティブな評判が広がり、購買促進の効果が高まります。

さらに、インフルエンサーの影響が男女ともに見られる点を考慮すると、インフルエンサーとのコラボレーションを通じて、ターゲット層に合った商品やサービスの信頼感を醸成し、購買意欲を高める戦略が有効であると考えられます。

<調査結果>男女ともに広告過多が最多だが、男女で優先順位に差も

SNS利用や購買に関して、改善してほしい点や便利になると思う機能があれば教えてください。(複数回答可)

男女ともに「広告が多すぎるので減らしてほしい」が最も多く挙げられました。

2位以降の結果では、女性は「SNS上のレビューや口コミの信頼性を向上してほしい」、「偽情報やフェイクニュースを減らしてほしい」の順で回答数が多い結果となっています。

対して、男性は「偽情報やフェイクニュースを減らしてほしい」が2番目に多く、続いて「アルゴリズムが偏りすぎており、多様なコンテンツが見られるようにしてほしい」と「企業アカウントと個人アカウントの違いをもっと明確にしてほしい」が同数で3位となりました。

また、男女で共通して「プライバシー設定をもっと簡単に調整できるようにしてほしい」が4位にランクインしています。

男女で順位に差はあるものの、適切な広告出稿や情報の信頼性、広告で取得する情報の活用範囲の明確化が求められている点は男女共通です。

ただし、女性はレビューや口コミの信頼性向上、男性はアルゴリズム等のIT技術の改善をより重視している点で差が見られました。

女性は購入前に他者の評価を重要視していることがわかります。信頼できるレビューや口コミが購入決定に大きな影響を与えるため、企業は女性ユーザーが安心して情報を得られる仕組みを構築することが求められます。

男性はSNSでの情報提供が均等であることを重視していることがわかります。SNSのコンテンツ配信において多様な視点を提供するために、例えば広告配信のターゲティングを幅広く設定する等の改善が必要です。

【調査概要】
調査期間 :2025年2月
調査機関(調査主体) :ダッシュボード株式会社
調査方法 :アンケート調査サービス「FastTask」を用いたオンラインアンケート
調査対象 :2025年4月から新社会人になる男女316名(男性:130名、女性:186名、いずれも20~25歳)の大学生および大学院生
有効回答数(サンプル数) :316件
集計方法(算出方法) :集計ツール「Fxross」を使用

<まとめ>男女のSNS利用傾向と第三者評価を重視したマーケティング戦略がカギ!

今回の調査対象である2025年4月に新社会人となる学生および大学生のうち、半数以上が学生時代に新規SNSを利用していたことがわかりました。
ただし、最も利用しているSNSの調査結果ではInstagramやYouTubeといった既存SNSの利用率が依然として高く、これらのSNSを活用した新社会人に向けた企業の購買施策は引き続き有効であると言えます。


最も利用するSNSや購入経験のあるSNSには男女差が見られます。
このため、新社会人を一括りにせず、女性にはInstagram、男性にはYouTubeなど、それぞれのSNS利用傾向に応じたアプローチが重要です。

また、SNSで商品を購入したことがない新社会人が52%もいることが判明しました。
男女ともに購入の決め手となるのは「レビューや口コミ」などの第三者評価であるため、ユーザーが自然にシェアしたくなるようなイベントや企画を組み合わせたマーケティング戦略が有効です。

さらに、男女共にインフルエンサーの推薦が購入の決め手となるため、インフルエンサーを巻き込んだSNS広告の展開も有効な施策として考えられます。

これにより、SNSを通じた広告の効果を最大化し、信頼性のある購買促進が可能となるでしょう。

第三者評価が購買の決め手となる新社会人向けに広告を配信するならダッシュボードにお任せ

ダッシュボードでは、男女ともにSNSでの購入決定に影響を与える上位要素として挙げられたインフルエンサーを活用した広告配信を提供しています。
ブランドに最適なインフルエンサー選定から、広告で使用するコンテンツ制作、配信、そして分析まで一貫してサポートいたします。


インフルエンサーを起用したUGC(ユーザー生成コンテンツ)は、広告色が薄く、広告過多と感じさせない自然な形で消費者にアプローチできる手法となります。

InstagramおよびTikTokでは、インフルエンサーのアカウントと紐づけた広告配信、YouTubeなどの他媒体では、インフルエンサーが出演した画像や動画を用いて広告配信が可能です。


まずは、お気軽に以下からお問い合わせください。
https://dash-b.co.jp/lpinfluencer/

ダッシュボード株式会社について

ダッシュボードは、Webマーケティングを使ったお客様の集客から顧客化、継続までを一気通貫でサポートする広告代理店です。

Metaビジネスパートナーバッジを保持する希少な広告代理店の一つであり、FacebookやInstagramを中心にGoogle、TikTok、Yahoo!、LINEなど幅広いWebマーケティングでの実績がございます。

Webマーケティングの成果を最大化するノウハウだけでなく、ユーザーに刺さるクリエイティブの企画から制作までをワンストップでサポート致します。

Metaビジネスパートナーバッジ保有広告代理店

会社概要

社名:ダッシュボード株式会社(DASHBOARD LTD.)

本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング14階

創業:2013年 8月13日

代表取締役: 古明地 直樹

資本金:10,000,000円

公式HP:https://dash-b.co.jp/

事業内容:

1. ビジネスコンサルティング

2. インターネットを利用した広告代理店業

3. インターネットを利用したメディアの開発・運営

4. インターネットを利用したコンテンツの配信・ホームページの制作・運営・保守・管理

5. インターネットショッピングサイトの運営・管理

6. イベント、セールスプロモーションの企画・制作・運営

7. 前各号に付帯関連する一切の業務

▼本件に関する報道関係者からのお問合せ先▼

メールアドレス:PR@dash-b.co.jp

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング14F
電話番号
03-6635-1503
代表者名
古明地直樹
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2013年08月