必要なときに、必要な医療を受けられる社会の実現を! 単身高齢者と医療従事者をスムースにつなぐ秘訣をエキスパートが解説

株式会社ウェルビト、「地域医療連携」をテーマに勉強会を主催

株式会社ウェルビト

介護施設入所に特化した身元保証サービス事業を行う株式会社ウェルビト(本社:東京都新宿区、代表:堀内貴敬、山内悠)は2024年4月23日(火)、「おひとりさまを上手に医療へつなぐコツ」というテーマでウェルビト勉強会を開催いたします。単身高齢者の数が右肩上がりに増加している現在の日本において、そうした方々をどのように医療へつなげるかは喫緊の課題です。高齢者の地域生活を支えるケアマネージャーの中には、医療へのつなぎ方で苦労をされている方も少なくないと聞きます。そこで今回は、地域のクリニックの立場で医療機関との円滑な連携促進の実現に尽力する医師の中西貴大氏を講師としてお招きし、単身高齢者をどのように医療機関へつなげていけばよいのかについて、具体的なケースを交えて解説していただきます。

株式会社ウェルビト公式サイト:https://mi-ka-ta.jp/

2040年には日本人の3人に1人が高齢者に
現在、日本は世界で最も高齢化率の高い国です。内閣府の「令和5年版高齢社会白書」のデータによると、2020年の高齢化率は28.6%、2040年には34.8%にまで達すると予測されています(図1)。これは15年後に国民の約3人に1人が高齢者になるということを意味しており、高齢化対策は国において喫緊の課題であると言えます。

図1 世界各国の高齢化率の推計

また、過去の弊社プレスリリースでも紹介した通り、単身高齢者の世帯数も増加の一途をたどっています。前述の高齢社会白書によると、2025年には約750万世帯、2040年には900万世帯にまで達する見込みです。私たちウェルビトは、増え続ける単身高齢者の方でも安心して暮らせる社会の実現を目指し、日々取り組みを続けています。

単身高齢者の4人に1人が日常的に誰かと会話をする機会がない現在の日本
さて、単身高齢者を取り巻く問題はさまざまありますが、その一つに「社会的孤立」があります。

社会的孤立とは、家族や友人、地域社会との交流機会が乏しく、会話をする機会がなかったり、相談できる人がいないなどの状態を指します。国が2022年に公表した「孤独・孤立に関連する各種調査について」によれば、日本の高齢者男性の約40%は親しい友人(同性・異性)がいないと回答。さらには、単身高齢者の約25%は人との会話がほとんどない状態との結果も出ています。つまり、日常的に家族や友人と接する機会のない、孤立状態にある単身高齢者がかなりの数いるということです。

社会的孤立は高齢者の健康にも少なからず影響があります。前述の「高齢社会白書」では、何らかの社会活動(健康・スポーツ・地域行事など)に参加している高齢者のほうが、参加していない高齢者に比べ「健康状態が良い」と回答している率が高いという結果も出ています。そうした調査結果を踏まえ、国や自治体も高齢者の社会参加や生きがいづくりなどの取り組みを推進している状況です。
      
単身高齢者の健康を維持するためにはケアマネージャーと医療従事者の連携強化が課題
単身高齢者の健康維持において、重要となるのは、身近でその地域生活をサポートするケアマネージャーの存在です。特に家族や地域社会から孤立している単身高齢者の場合、日常的に接点を持つケアマネージャーが心身の健康状態の変化に気づくことも多いと言われています。

しかし、せっかくケアマネージャーが健康状態の変化に気づいたとしても、単身高齢者を医療につなげられないというケースも少なくありません。その背景には、ケアマネージャーと医療従事者、双方におけるお互いへの理解が不十分な点が考えられます。特に病院の入院時・退院時については、在宅と医療機関との間での情報共有が重要となりますが、両者が十分な連携が取れていなければ、入院後の診療や退院後の生活などにマイナスの影響を与えかねません。

私たちウェルビトは、こうした問題を解決するために何ができるかについて考えました。その結果、今回、地域医療の現場で高齢者の訪問診療などを行っている医師の中西貴大氏を講師としてお招きし、「おひとりさまを上手に医療へつなぐコツ」というテーマで勉強会を企画することといたしました。

地域と病院、両方の立場を熟知したエキスパートがよりスムースな連携のあり方を紹介
今回、講師を務める中西氏は現在、訪問診療を専門とするクリニックで、慢性疾患から緩和ケアまで幅広い診療を行っているドクターです。元々は中規模以上の病院で救急医療、集中治療、緩和ケアなどさまざまな診療を経験しながら研鑽を積んでこられましたが、そうした経験を地域医療に還元したいという思いから、2022年に現在お勤めの「ファミリーケアクリニック吉祥寺」(東京都武蔵野市)を開業されています。今回の勉強会では、地域医療と市中病院、両方での勤務経験を持っているお立場から、地域と医療機関、ケアマネジャーと医療従事者、相互の理解を深め円滑な連携を実現するにはどうすればよいかについて、具体的な事例も交えて解説していただきます。

勉強会当日は中西氏の講演後、質疑応答の時間も予定しております。ウェルビト勉強会では毎回、参加者から数多くの質問が寄せられるため、時間の許す限り登壇者に答えていただくかたちをとっています。現場のリアルな疑問・質問に対し、第一人者が知識と経験を踏まえて答えてくれるため、参加者の満足度も非常に高くなっています。ぜひ一度ご参加ください。

■ おひとりさまを上手に医療へつなぐコツ

日時:2024年4月23日(火) 18〜19時
会場:オンラインライブ開催(Zoom)
講師:中西貴大 (医師・救急専門医)
参加費:無料
https://mi-ka-ta.jp/study_session/study_session_2404_2/

過去のウェルビト勉強会の実績および取材について
ウェルビトでは、単身高齢者に関するテーマについて専門家が解説する「ウェルビト勉強会」を毎月開催しております。内容は医療、介護、法律と多岐にわたります。これまでに開催した勉強会はアーカイブ動画にてご覧いただけます。またウェルビト勉強会は取材も受け付けております。取材のご希望がございましたら下記のメールアドレスまでご連絡ください。

ウェルビト勉強会 アーカイブ動画
https://mi-ka-ta.jp/study_session_category/archiving/

取材のお申し込み:下記メールアドレスまでご連絡ください
contact@welbito.com

担当者コメント
株式会社ウェルビト担当・松本哲
私たちは同じ志を持った仲間によって立ち上げた会社です。「身元保証人がいないという理由で施設に入所できず、結果的に望むような人生を送れない」という“負”を解消し、ひとりひとりが自分らしく生きられる社会の実現に寄与したいー、そんな想いを共有したメンバーによって構成されています。構成メンバーは医療・介護・法律の専門家のほか、マーケティング、デザイナー、編集者など多彩な顔触れ。多様な視点から社会課題の解決につながる新たなサービスの提供に取り組んでまいります。

株式会社ウェルビトについて

【会社概要】
社名:株式会社ウェルビト
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目13番4号
代表取締役:堀内貴敬 山内 悠
事業内容:施設入所に特化した身元保証サービス
設立: 2023年3月2日
HP:https://mi-ka-ta.jp/

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会社概要

株式会社ウェルビト

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URL
https://mi-ka-ta.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都新宿区四谷三丁目13-4 亜細亜観光ビル8F
電話番号
03-5919-5019
代表者名
堀内貴敬 山内悠
上場
未上場
資本金
700万円
設立
2023年03月