AI面接練習機能を開発 文部科学省の「年内入試の面接必須」通達に対応するAI自動採点・添削システム「AI.R-Scorer ver.4」を7月29日より提供開始
〜設問設計・対話・採点・改善フィードバックをAIで支援し、繰り返し面接練習が可能に〜
サービス企画、開発、販売やプログラミングの教育企画を行う株式会社レベルエンター(本社:東京都港区芝5-32-12 / 代表取締役:山本 大 / 以下:同社)は、2026年5月27日に文部科学省の「今年度に実施される大学入試で、総合型や学校推薦型選抜では面接必須」という通達を受け、AI面接に対応するシステムを開発しました。自社サービスである小論文・志望理由書のAI自動採点・添削システム「AI.R-Scorer(エアスコアラー)」に、AI面接機能を追加し、ver.4.0として7月29日より提供開始します。
本機能は、高校での面接練習や大学・企業における一次面接業務を支援することを目的に開発されました。自由度の高い設問設計、AIによる音声対話、回答内容の文字起こし、ルーブリックに基づく採点、改善点のフィードバックまでを一気通貫で行います。AIによる面接指導によって、教員負担を抑えた上で受験者の力を引き出す反復練習環境が実現できます。また実施・評価をAIが担うことで採点基準のばらつきを抑え、より公平で一貫性のある採点の実現を目指します。

◆開発の背景
令和8年度の総合型選抜および学校推薦型選抜において、志望する学問分野に対する意欲や適性等に係る面接による評価を必須とする旨が5月27日に文部科学省より通知されました*。これにより、高校では生徒一人ひとりに対する面接練習の機会確保が、大学では多くの受験者に対する面接実施・評価体制の整備が、これまで以上に大きな課題になると考えられます。特に面接練習は、生徒が回数を重ねながら自分の考えを言語化し、改善を重ねることが重要である一方、教員がすべての練習に個別対応するには時間的・人的な負担が大きいのが現状です。

同社では、これまで小論文・志望理由書・動画発表などのAI採点機能を通じて、教育現場における評価業務の効率化と、採点基準の一貫性・公平性の支援に取り組んできました。今回のAI面接機能では、その採点ノウハウを面接領域にも拡張し、受験者が自分の言葉で考えを伝える力を高められる環境づくりを目指します。
*参考:大学「年内入試」、今年度は面接必須 文科省通知 私立大どうする
https://www.asahi.com/articles/ASV5W1T68V5WUTIL00KM.html
◆AI.R-Scorer ver4.0新機能の特徴 AIによる面接練習・実施・採点が可能に
AIが面接官として質問を提示し、受験者・応募者が音声で回答します。回答後の間を検知して次の質問に進むため、実際の面接に近い形式で練習・実施できます。質問の内容や順番は、学校や企業の目的に応じて自由に設定可能です。
【AI.R-Scorer AI面接採点機能の特徴】
・AIが面接官となり、自然な質疑応答を実施
・設問台本と深掘り質問を自由に設計可能
・文字起こし・採点・フィードバックまで一気通貫で実施
・練習モードと本番モードに対応
・採用選考・入試向けの「AI.R-Scorer Select」にも搭載
本機能では、AIが面接官として質問を提示し、回答者が音声で回答することで、実際の面接に近い形式で練習・実施できます。質問内容や進行ステップは、学校や企業の目的に応じて自由に設定でき、回答内容に応じた深掘り質問にも対応します。

面接後は、回答内容の文字起こし、ルーブリックに基づく採点、良かった点・改善点のフィードバックまでを一気通貫で実施します。練習モードでは、問題作成を教員が行えば回答〜採点結果確認まで生徒自身で実施可能で、生徒が繰り返しAI面接を行いながら自分の回答を改善できます。本番モードでは、問題作成を行い受験者にURLやQRコードを配布することで、受験者はゲストとして回答のみを行い、配布者のみ採点結果確認ができます。高校での面接練習に加え、大学入試や企業採用における一次面接・予備面接など、用途に応じた活用が可能です。
◆システム利用の流れ
【練習モードの場合】
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面接テーマの作成
入試・採用などの用途を選択し、面接練習用のテーマを作成します。 -
設問・評価基準の設定
質問内容、面接の進行ステップ、深掘り質問の方針、ルーブリックなどを設定します。 -
生徒がAI面接を実施
生徒がAI面接を開始し、AI面接官の質問に音声で回答します。 -
回答内容の文字起こし・採点
面接内容が文字起こしされ、設定された評価基準に基づいてAIが採点します。 -
結果確認・改善
点数、文字起こし内容、良かった点、改善点を確認し、次回の練習に活用します。
【本番モードの場合】
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面接枠の作成
入試・採用などの用途に応じて、面接用の枠を作成します。
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設問・評価基準の設定
質問内容、面接の進行ステップ、深掘り質問の方針、ルーブリックなどを設定します。
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URL・QRコードを受験者・応募者に配布
ゲスト回答者がアクセスできるURLまたはQRコードを配布します。
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受験者がAI面接を実施
回答者がAI面接官との質疑応答を行い、完了すると結果データがシステムに蓄積されます。
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一括採点・結果確認
AIによる採点結果をもとに、教員・試験担当者・採用担当者が確認し、最終判定に活用します。
サービスURL
小論文・志望理由書向け「AI.R-Scorer(エアスコアラー)」:https://lp.ai-r-scorer.com/
採用選考・入試向け「AI.R-Scorer select(エアスコアラーセレクト):https://select.ai-r-scorer.com/
◆共同開発者 中村氏(新渡戸文化中学校・高等学校現役教員)のコメント

面接練習は、本来であれば反復が必要です。しかし実際には、授業や他の生徒対応もある中で、一人一人への十分な時間の確保が難しいという課題があります。練習の際は、生徒の背景や活動を知っている教員だからこそできる深掘りと、初対面の面接官に近い立場からのフィードバックの両方が必要だと感じています。今回のAI面接採点機能は、まさに「初対面の面接官」を担ってくれる存在です。さらに、面接内容が文字起こしされることにより、生徒自身が自分の伝えたいことをうまく表現できていないことに気づくことができます。「えっと」「あの」といった口癖や、砕けた言い方なども、文字起こしがあることで、客観的に、明確に確認できる機会になります。
教員との練習に入る前に、受け答えの基本的な部分を自分自身で練習することで、対面での練習への心理的なハードルが下がる点にも意義があると感じています。AI、対面と繰り返し、採点があることで、面接の質が上がっている実感を持てることも魅力です。現場視点でのフィードバックをさせていただきながら、生徒が自分の言葉で伝える力を高める支援ツールとしてとても期待したい機能です。
◆開発担当者のコメント

【プロフィール】株式会社レベルエンター 代表取締役
2000年よりIT企業でエンジニアとして勤務。プロジェクトマネジメントや1000人規模のプロジェクトでのアーキテクトを経て、役員として経営に従事。2015年にレベルエンターを創業し、主に教育現場でプログラミング教育およびソフトウェア開発を行っている。著書、監修書、講演実績多数。
AI.R-Scorerの開発では、AIを単なる効率化の道具としてではなく、人が自分の力をより発揮できる環境をつくるために活用することを大切にしています。面接は、入試や採用と同じく、その人の人生にとって重要なタイミングで行われるものです。一方で、面接練習は一人では難しく、教員や担当者がすべての練習に個別対応するには大きな負担がかかります。
今回のAI面接採点機能によって、AIと壁打ちをするように何度も面接練習ができる環境が生まれます。こうした練習を重ねることで、受験者が考えを整理し、自分の言葉で伝える力を高め、その人が本来持っているポテンシャルを十分に発揮できる状態を支援していきたいと考えています。 今後も、私たちがAI活用のあるべき姿だと考える「AIが、人の能力やポテンシャルを引き出すために使われること」を中心に据えて、機能やサービスの開発を重ねていきます。
◆同社顧問 鷲尾隆氏のコメント

【プロフィール】関西大学 ビジネスデータサイエンス学部 学部長・教授
大阪大学 産業科学研究所 名誉教授・特任教授・KOBELCO未来協働研究所 所長
産業技術総合研究所人工知能研究センター NEC-産総研人工知能連携研究室 室長
科学技術振興機構 CREST革新的計測解析領域 研究総括
レベルエンターは、WebベースのAR/VR技術や教育向けAI技術の開発において、常に「技術の先進性」と「教育現場での実用性」の両立を追求してきた企業です。技術ありきではなく、教育現場の課題を起点に開発を進める姿勢は、同社の大きな特徴であり、強みであると感じています。
今回発表されたAI面接採点機能は、その姿勢の延長線上にある挑戦的な取り組みです。従来のAI支援が文章の添削を中心としていたのに対し、本機能はアバターを介したリアルタイムな対話を実現し、指導者にとって大きな負担となっていた「話す・伝える力」の訓練を可能にしています。さらに、同社のAR/VR技術を生かし、対話・表情・映像を統合した高い表現力を、特別な機材を必要とせずWebブラウザ上で実現している点は、これまで支援が難しいとされてきた学びの領域に踏み込むものとして高く評価しています。対話や自己表現を学ぶ機会を、より多くの人に、より手軽に届けるこの技術が、教育をはじめとするさまざまな場面で活用され、社会に広がっていくことを期待しています。
◆会社情報
会 社 名:株式会社レベルエンター
所 在 地:東京都港区芝5-32-12 シャーメゾンステージ田町3F
代 表 者:山本 大
代 表 番 号:03-4446-6577
設 立 :2015年7月14日
U R L : https://levelenter.com/
事 業 内 容:ITおよびプログラミング教育、ソフトウェア開発請負、ソフトウェアサービス企画・制作・販売

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