iKala Kolr、AIでブランド影響力を定量化するアジア初の新指標「Brand Aura Index」を正式発表

〜 インフルエンサー施策の「ブラックボックス」を解消。2025年Q4 台湾ビューティー市場ランキングでは「SK-II」が首位を獲得 〜

iKala Japan 株式会社

インフルエンサーマーケティングの影響力をAIで定量化するアジア初の指標「Brand Aura Index」

AI変革ソリューションを提供するiKala(本社:台湾台北市/ 日本法人:東京都渋谷区 以下「iKala」)傘下のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Kolr(カラー)」は、2025年12月16日、インフルエンサーマーケティングの影響力をAIで定量化するアジア初のランキング指標「Brand Aura Index(ブランド・オーラ・インデックス、以下BAI)」を正式に発表しました。

InstagramやYoutubeなどのSNSでの話題性が市場の主導権を握る昨今、インフルエンサーとの協業はブランド認知と購買意欲向上の鍵となっています。しかし、従来の指標は断片的であり、費用対効果の測定が困難でした。iKala KolrはAI技術を用いてこの課題を解決し、ブランドの影響力を「標準化・可視化」することに成功しました。

本発表に合わせ、初のランキングとなる「2025年第4四半期 台湾ビューティーブランド編」を公開。日本ブランドである「SK-II」が首位を獲得しました。なお、Kolrは2026年第1四半期に日本市場版のBAI公開を予定しており、日本企業のSNS戦略支援をさらに加速させます。

■ インフルエンサーマーケティングの「ブラックボックス」を打破

iKalaグループ会長のセガ・チェン(Sega Cheng)は次のように述べています。 「ブランド担当者からの質問は常にシンプルです。『自社のパフォーマンスはどうなのか』『競合との差はどこにあるのか』。しかし、これまでそれを客観的に測定する『共通言語』が存在しませんでした」

この課題に応えるべく開発されたBAIは、AIアルゴリズムと多次元評価モデルを採用。これまで不透明だったインフルエンサー施策の投資対効果(ROI)を明確にし、データに基づく意思決定を可能にします。

■ Brand Aura Index の核心:4つのAI分析指標

Kolrは50,000を超えるブランドとの協業データに基づき、以下の4つの主要指標を統合しました。

  • Exposure(露出度): リーチの広さと頻度

  • Resonance(共鳴度): ユーザーの反応深度

  • Vitality(活性度): コンテンツの鮮度と拡散力

  • Affinity(親和度): ファンとの結びつきの強さ

Brand Aura Indexは、AIによる露出度、共鳴度、活性度、親和度という4つの主要コア要素を統合し、科学的なデータとして包括的に可視化します。

■ ランキングハイライト:SK-IIがジェンダーを超えた共感で首位へ

2025年Q4の台湾市場における分析結果、トップ10は日・米・仏の国際ブランドが独占する結果となりました。

【Kolr Brand Aura Index トップ10ブランド】

  1. SK-II

  2. YSL Beauty

  3. Laneige(ラネージュ)

  4. Dasique

  5. Fenty Beauty

  6. Lancôme(ランコム)

  7. Chanel Beauty(シャネル)

  8. Prada Beauty

  9. Maybelline New York

  10. The Ordinary

2025 Q4 台湾ビューティーブランドランキング

※ 本ランキングの完全版は、以下のリンクからご覧いただけます。http://kolr.ai/en/billboard/brands/brand-aura-index

<SK-II 成功の要因> 

首位を獲得したSK-IIは、男性インフルエンサー Ivan Chang 氏とのコラボレーションが大きな話題となりました。従来の「スキンケア=女性」という枠組みを超え、「男性にとってもスキンケアは自信と魅力を表現する日常である」というメッセージを発信。Ivan氏の「男性も自分を磨きたい」という等身大のコンテンツが高い信頼と共感(エンゲージメント)を生み出し、新たな顧客層の開拓とブランド好感度の向上に成功しました。

■ 今後の展望:2026年、日本市場へ展開

今回の分析により、成功するブランドには「一貫性のあるストーリーテリング」「クリエイターとの高い親和性」「深い感情的な繋がり」という共通点があることが判明しました。 iKala Kolrは、このBAIを2026年第1四半期より日本市場へ拡大し、その後ファッション業界などカテゴリーを順次拡張する予定です。アジアを主要市場として、データドリブンなインフルエンサーマーケティングの透明化を推進してまいります。


■ 会社概要

iKala(アイカーラ)について
iKalaは、AI変革ソリューションを提供するグローバル企業です。「AIエンパワーメント」を使命とし、企業がAIを核として、ビジネス変革、成長の加速、新たなビジネスモデルの創出を達成できるよう支援します。iKalaは、企業の業務効率の最適化と顧客とのコミュニケーション強化を支援するAI主導のクラウドサービスとマーケティングテクノロジーを提供しており、現在はフォーチュン500企業を含む1,000社以上の企業、50,000を超えるブランドや広告主の皆さまとパートナーシップを築いています。iKalaは顧客中心主義を念頭に、サービス品質を継続的に向上させ、革新的な研究開発に投資することで、お客さまにとってより多くの価値を生み出すことに尽力しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

iKala Japan 株式会社

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-12-18 WeWork Iceberg
電話番号
-
代表者名
セガ・チェン
上場
未上場
資本金
-
設立
-