EVトラック未導入の中小物流企業・運輸企業の45%以上が、EVトラック導入に関心がある、もしくは導入を検討している!CUBE-LINXが中小物流企業・運輸企業のEVトラック導入に関する実態調査を実施!

株式会社CUBE-LINX

株式会社CUBE-LINX(本社:東京都日野市、代表取締役:桐明 幹)は、中小物流企業・運輸企業の経営者(20代~50代の男女)を対象に「中小物流企業・運輸企業のEVトラック導入に関する実態調査」を実施しました。この調査から、中小物流企業・運輸企業のEVトラック導入状況や、EVトラック未導入企業の導入意向や導入する上での障壁などが明らかになりました。

<背景>

物流・運輸業界は、「2024年問題」や継続的な燃料費の高騰といった喫緊の課題に加え、世界的な「脱炭素」の潮流が押し寄せています。この動きは、国内においても「グリーン成長戦略」に明記されるなど、重要な課題として位置づけられています。持続可能な社会の実現に向けて、社会インフラの中核を担う物流・運輸業界の環境対応、特に二酸化炭素排出量削減の切り札として期待されるEVトラックへの移行は、避けては通れないテーマとなっています。しかし、先進的な大企業の取り組みが注目される一方で、日本の物流網の大部分を支える中小の物流・運輸企業においては、EVシフトが思うように進んでいないのが実情です。多くの企業が、環境問題への対応を重要な経営課題と認識しつつも具体的な一歩を踏み出せずにいます。しかしその実態やそうした企業の経営者の意識は、まだ十分に明らかにされていません。そこで、株式会社CUBE-LINXは、中小物流企業・運輸企業の経営者を対象に、「中小物流企業・運輸企業のEVトラック導入に関する実態調査」を実施しました。

<調査サマリー>

・中小物流企業・運輸企業の約15%が、EVトラックを導入している

・EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業の約45%が、EVトラックの導入は、主に車両ディーラーやメーカーと相談しながら手続きを進めている

・EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業は、主に「車両ディーラー・メーカーからの提案」や「専門の導入支援サービス・コンサルティング会社に依頼して」EVトラック向けの充電設備を準備している

・EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の2割弱が、荷主から脱炭素化に関する取り組みの要請や問い合わせを受けた経験がある

・EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の45%以上が、現在EVトラックの導入に関心がある、もしくは導入を検討している

・EVトラック導入に関心がある、もしくは導入を検討している企業が、EVトラックを導入する上で障壁と感じていることは、主に「車両本体価格の高さ」や「充電インフラの不足」

<調査概要>

調査期間:2025年10月9日~10月14日

調査方法:インターネット調査

調査対象:中小物流企業・運輸企業の経営者(20代~50代の男女)

調査人数:155名

モニター提供元:RCリサーチデータ

中小物流企業・運輸企業の約15%が、EVトラックを導入している

まず、「EVトラックを導入しているか」を尋ねる設問への回答では、「いいえ」が85.8%、「はい」が14.2%という結果になりました。この結果から、中小物流企業・運輸企業の約15%が、EVトラックを導入していることが明らかになりました。

EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業の約45%が、EVトラックの導入は、主に車両ディーラーやメーカーと相談しながら手続きを進めている

次に、EVトラックを導入していると回答した人を対象に「EVトラックの導入は、主にどのような方法で行ったか」を尋ねる設問への回答では、1位が「車両ディーラーやメーカーと相談しながら手続きを進めた」で45.5%、2位が「リース会社が提供する導入支援メニューを利用した」で22.7%、3位が「専門の導入支援サービスやコンサルティング会社に依頼した」で18.2%という結果になりました。この結果から、EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業の約45%が、EVトラックの導入は主に、車両ディーラーやメーカーと相談しながら手続きを進めていることがわかりました。

EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業は、主に「車両ディーラー・メーカーからの提案」や「専門の導入支援サービス・コンサルティング会社に依頼して」EVトラック向けの充電設備を準備している

続いて、EVトラックを導入していると回答した人を対象に「EVトラック向けの充電設備はどのように準備したか」を尋ねる設問への回答では、1位が「車両ディーラーや車両メーカーからの提案をもとに準備した」で40.9%、2位が「専門の導入支援サービスやコンサルティング会社に依頼した」で27.3%、3位が「自社主導で工事会社を探して依頼した」で18.2%という結果になりました。この結果から、EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業は、主に「車両ディーラー・メーカーからの提案」や「専門の導入支援サービス・コンサルティング会社に依頼して」EVトラック向けの充電設備を準備していることが判明しました。

EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の2割弱が、荷主から脱炭素化に関する取り組みの要請や問い合わせを受けた経験がある

また、EVトラックを導入していないと回答した人を対象に「荷主(取引先)から脱炭素化(カーボンニュートラル)に関する取り組みを求められたり、問い合わせを受けたりした経験はあるか」を尋ねる設問への回答では、「ない」が82.0%、「ある」が18.0%という結果になりました。この結果から、EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の2割弱が、荷主から脱炭素化に関する取り組みの要請や問い合わせを受けた経験があることが明らかになりました。

EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の45%以上が、現在EVトラックの導入に関心がある、もしくは導入を検討している

次に、EVトラックを導入していないと回答した人を対象に「EVトラック導入に関する現在の検討状況」を尋ねる設問への回答では、1位が「導入を検討していない」で52.6%、2位が「関心はあるが、具体的な検討はしていない」で34.6%、3位が「導入に関心があり、情報収集を始めている」で9.8%、4位が「導入を具体的に検討・計画している」で3.0%という結果になりました。2位から4位までの回答を合計すると回答率45%を超える形となり、この結果から、EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の45%以上が、現在EVトラックの導入に関心がある、もしくは導入を検討していることがわかりました。

EVトラック導入に関心がある、もしくは導入を検討している企業が、EVトラックを導入する上で障壁と感じていることは、主に「車両本体価格の高さ」や「充電インフラの不足」

調査の最後、EVトラック導入に関心がある、もしくは導入を検討している(関心はあるが、具体的な検討はしていない、導入に関心があり、情報収集を始めている、導入を具体的に検討・計画している)と回答した人を対象に「EVトラックを導入する上での障壁」を尋ねる設問への回答では、1位が「車両本体価格の高さ」で68.3%、2位が「充電インフラの不足」で58.7%、3位が「航続距離の制限」で49.2%という結果になりました。この結果から、EVトラック導入に関心がある、もしくは導入を検討している企業が、EVトラックを導入する上で障壁と感じていることは、主に「車両本体価格の高さ」や「充電インフラの不足」であることが明らかになりました。

まとめ

今回の調査により、中小物流企業・運輸企業の約15%が、EVトラックを導入しており、こうした企業の約45%が、EVトラックの導入は主に、車両ディーラーやメーカーと相談しながら手続きを進めていることが明らかになりました。また、EVトラックを導入している中小物流企業・運輸企業は、主に「車両ディーラー・メーカーからの提案」や「専門の導入支援サービス・コンサルティング会社に依頼して」EVトラック向けの充電設備を準備しており、EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の2割弱が、荷主から脱炭素化に関する取り組みの要請や問い合わせを受けた経験があることがわかりました。尚、EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の45%以上が、現在EVトラックの導入に関心がある、もしくは導入を検討しており、こうした企業が、EVトラックを導入する上で障壁と感じていることは、主に「車両本体価格の高さ」や「充電インフラの不足」であることが判明しました。

本調査の結果から、EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業の45%以上が現在、EVトラックの導入に関心がある、もしくは導入を検討しており、こうした企業が、EVトラックを導入する上で、障壁と感じていることは主に、「車両本体価格の高さ」や「充電インフラの不足」であることが明らかになりました。株式会社CUBE-LINXは、商用EVと充電器の導入をワンストップで支援する「商用EV・充電器導入支援サービス」を提供しています。物流現場に配慮したコンサルティングで、初期計画から最適な充電設備の設計、エネルギーマネジメントシステムの導入、運用分析、アフターサポートまでトータルでサポートします。また、車両価格の負担を軽減する補助金申請支援も行い、物流・運輸企業のEV導入実現に貢献します。

調査実施会社

株式会社CUBE-LINX

株式会社CUBE-LINX

所在地:〒191-8660 東京都日野市日野台3-1-1
代表取締役:桐明 幹
事業内容:電動車および付帯設備についての導入コンサルティングサービス、車両や充電設備といったハードおよびITシステムの一括提供サービス、電動車稼働およびエネルギー利用の最適化マネジメントサービスなど
URL:https://cube-linx.co.jp/

商用EV・充電器導入支援サービス

株式会社CUBE-LINXが提供する「商用EV・充電器導入支援サービス」は、営業車や配送車など商用車両のEV化をご検討の事業者様向けに、EV・充電器の導入支援サービスを提供しています。充電設備の計画策定から、初期費用を軽減する補助金申請の支援、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入、そして継続的な運用分析までをワンストップでご提供いたします。詳細は以下をご覧ください。

商用EV・充電器導入支援サービス:https://cube-linx.co.jp/service/ev-charge/

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会社概要

株式会社CUBE-LINX

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URL
https://cube-linx.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都日野市日野台3-1-1
電話番号
-
代表者名
桐明幹
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年05月