南海トラフ地震が発生!その時、管理職は、どう行動すべきか?!

「災害対策インバスケット研修」体験会を開催 -2月27日(水)東京/3月7日(木)大阪にて-

 シミュレーションの結果、判断や考え方を客観視することができるインバスケット(※1)を研究・開発する 株式会社インバスケット研究所(本社:大阪・堺 代表取締役 鳥原隆志)は、東北大学 災害科学国際研究所 丸谷浩明教授から学術指導(※2)を受け、「南海トラフ地震(※3)」を想定したシミュレーション教材を開発しました。
 2016年の熊本地震や昨年の大阪府北部地震などを受け、災害への意識が高まっています。しかし、実際、万一の事が起こった場合に、正しく判断ができるでしょうか?
そこで、2019年3月11日、パソコンを使った本シミュレーション教材の提供を開始します。防災政策や事業継続に詳しい丸谷教授からご指導を賜り、防災に対する知識をまとめた解説が付属しています。特に、企業内でBCP(緊急時における事業継続のための計画(※4))を担当されている方や、管理職以上の方には必須で受けていただきたいシミュレーションです。

 今回は、その教材を用いた研修の一部を体験できる機会を設けました。

 

<東京開催> 2019年2月27日(水)14:00~17:00 (定員:30名)
 場所 インバスケット研修センター(タイム24ビル 17階)
     東京都江東区青海2-4-32
<大阪開催> 2019年3月7日(木)14:00~17:00 (定員:20名)
 場所 本町・センタービル館B1F(1号室)
     大阪府大阪市中央区本町2-6-1

 

    ※どちらの会場でも、記者の方にも画面をご覧いただけます
【詳細 https://www.inbasket.co.jp/contact/panicinbasket_experience.html

 


【概要】 ▼本シミュレーション教材が開発された背景、教材の活用方法、
      教材の詳細やBCPに関する説明をします。
     ▼30分間でシミュレーション教材を実施していただきます。
      南海トラフ地震を想定した内容で、全国に支社を持つ企業の災害対策本部の
      一員になりきって、各拠点からの要請や相談に対し、判断を迫られます。

<出題されるシミュレーションの例>


 上記のような案件が、30分の間に20問、実際のメールのようにパソコン上に現れます。
受講者は、それらの案件に、素早く・的確に判断し、回答していかねばなりません。どの案件から手をつけるのか?どのように回答するのか?その判断の内容から災害時に必要な判断ができているか、それは命を、会社を、救うことができるのかというシミュレーション教材です。

【 開発の想い『冷静な人もパニックの時はあり得ない判断をする』 】
 いかに仕事ができると評価を受けている人でも、本社や上司に頼らずに決断できる人は少ない。これは私たちが過去の震災などから得た教訓です。災害リスクが日々高まっている我が国において、有事の際の準備が万全とはいえません。特に、瞬時の判断や情報の選別、先を見据えた計画立案への備えは起きてみなければわからないという状態になっています。
 そこで、インバスケットツールを使って、組織のリーダーや事業所の責任者向けに「災害インバスケット」を開発しました。想像しえない有事を模擬体験し、情報が錯綜する中、大きなストレス下においても的確な判断ができるかを測定し、振り返ることが可能です。また、今回は東北大学の丸谷教授にもご指導を受け、災害の専門家からの意見も併せて確認することができます。
 私はこのツールを「自分は大丈夫だ」と思っている企業のリーダーに是非活用していただき、判断に真の自信をつけて頂きたいと考えています。
                          株式会社インバスケット研究所
                           代表取締役 鳥原 隆志

(※)注釈

※1 インバスケットとは
 まだ決裁がされていない書類が入った「未処理箱」を意味します。1950年代、アメリカ空軍で導入され、制限された時間内に主人公の立場になりきり、お客様からのクレームや部下からの相談など、どの職場でも起こりうるような案件を、的確に、かつ迅速に、精度高く処理を行うことができるのかを測るビジネスシミュレーションゲームです。
参考: 株式会社インバスケット研究所
https://www.inbasket.co.jp/inbasket/index.html

※2 学術指導とは
 既存の共同研究契約や受託研究契約では困難であった技術指導、監修、各種コンサルタンティングなどの産学連携案件について従来の時間外兼業(大学の職務外)ではなく、本務(大学の職務)として対応するものです。
参考: 東北大学 産学連携機構
http://www.rpip.tohoku.ac.jp/jp/information/gakujutsu/

※3 南海トラフ地震とは
 南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
参考: 国土交通省 気象庁
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/index.html

※4 BCPとは
  BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
参考: 中小企業庁
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html
 

 

【 丸谷 浩明(まるや ひろあき)教授 】
◆現職:東北大学 災害科学国際研究所 教授
(兼 大学院法学研究科公共政策大学院)
◆兼務:NPO法人 事業継続推進機構 副理事長
◆学位:博士(経済学) 2008年京都大学より

【 インバスケット研究所 】
◆事業内容
 - インバスケット法を用いた個人・法人向け教材開発・販売
 - インバスケット法を用いた人材育成、並びに能力開発に関する各種セミナー
 - 講習会・研修会の企画・開催、並びに運営・管理
 - インバスケット法を用いたヒューマンアセスメントに関する情報、並びにサービスの提供
 - マーケティングリサーチ業務、及び経営コンサルタント業務 など

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会社概要

URL
http://www.inbasket.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府堺市中区深井水池町3152 KU深井オフィスビル4階
電話番号
072-242-8950
代表者名
鳥原隆志
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2009年11月