コスモスモア×スキーマ建築計画が設計、リクルート新オフィスがグッドデザイン賞を受賞
1960年築ビルを最先端オフィスへ大規模リノベーション!オフィスをめぐる社会の転換期に、これからの働く場の在り方を体現
株式会社コスモスモア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:枝廣 寿雄、以下「コスモスモア」)が設計・施工・PM(プロジェクトマネジメント)を担当した、株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘、以下「リクルート」)のオフィス移転プロジェクト「KUDANZAKA SUSTAINABLE PROJECT」は、オフィス・産業施設の建築・環境部門にて公益財団法人日本デザイン振興会主催の『2021年度グッドデザイン賞』を受賞いたしました。
本リクルート新オフィスは、快適で機能的なオフィスを表彰する第34回「日経ニューオフィス賞」の『ニューオフィス推進賞』も8月に受賞しており、大学としても使われていた歴史ある築古ビルに新技術を取り入れ、これからの働く場の在り方を体現した注目のオフィスとなっています。
●働き方の変化に対応した空間づくりと可変性のある家具選定
間仕切りを排除し、可動パーティションやカーテンで部屋をゾーニングしました。床から天井までの密閉された壁を排除することで感染症対策のほか、将来のレイアウト変更や移転にも柔軟に対応ができ、工事により発生する資材や廃棄物の最小化ができます。OAフロアを敷設しないことでオフィス構築時に使用する資材の削減につながりました。
また、電源はフラットケーブル、モバイルバッテリーを採用しています。それにより、充電する場所にとらわれず身軽にどこでも働くことが可能となりました。
●何も触れずに過ごせるオフィス
世界的なパンデミックの発生により、「触ること」にかつてないほど敏感になった社会的背景を踏まえ、オフィス内で物に触れる機会を88.13%削減しました。タッチレスエレベーター操作盤、タッチレス照明操作盤、タッチレス扉開閉ボタンなどを採用し、安心して集える感染症対策と利便性の向上を実現しています。
関連資料:非接触照明スイッチとエレベーター操作盤をオフィスに導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000023149.html
●ワーカーの活力を養うウェルビーイング拠点
リモートワークが続く従業員の精神面肉体面のケアの一環としてウェルビーイングを取り入れました。自然あふれる立地を生かし、九段下の豊かな自然を感じながら仕事ができるようワーカーを窓際に配置するレイアウトとし、身体的・心理的健康の両面から支援しています。5棟ある内の中央棟にコンビニやリフレッシュエリアなど人が集まる場を設け、オフィス内の巡回や歩行を積極的に促す設計としました。ワーカーの周辺地域への理解促進と運動機会の提供を目的に、皇居ランができる立地を生かして、シャワー付きのランニングステーションを1階に設けています。
●チームでのABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)※
希薄化が危惧されるつながりを再構築するためのコミュニケーションの場の創出として、チームとして働きやすい場を多数用意しました。
・少人数で活発に意見を出し合えるブレストゾーン
・チームのサイズや活動シーンに応じて多様に使えるスペース
・5人以上のグループ枠に最適な障子のような可動式間仕切りのあるミーティングルーム
・二人で集中して作業ができるハイフォーカスルーム
・動線から外れた場所に気分転換ができるラウンジエリア
●築古ビルが持つ独自の良さを、最大限に引き出すデザインに
建物同士のつながりが感じにくい構造であったため、分かれた建物たちを繋ぐように床にレンガを用いて各棟の1Fと外部空間をつなげ、そこをきっかけにしてアクティビティを生み出すつくりにしました。既存建物が古く、構造壁や柱のスパンが短かったり天井高が低かったりしたことから内部空間はスケルトンとし、柱や構造壁に機能を付与することでその存在を感じさせない設えとしました。
ビル竣工:1960年
階数:地上7階 地下2階 塔屋2階
構造種別:北西南棟…鉄筋コンクリート造、中央棟・東棟…鉄骨造
事業主:株式会社リクルート
設計:スキーマ建築計画(1~2階 、7階什器)/株式会社コスモスモア(3~7階)
サインデザイン:株式会社village®️
施工・PM:株式会社コスモスモア
グッドデザイン賞受賞ページ:
https://www.g-mark.org/award/describe/52559?token=DuD8DTKtVF
<グッドデザイン賞概要>
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は、50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
グッドデザイン賞 公式サイトURL:https://www.g-mark.org/
- プロジェクト背景
●働き方の変化に対応した空間づくりと可変性のある家具選定
間仕切りを排除し、可動パーティションやカーテンで部屋をゾーニングしました。床から天井までの密閉された壁を排除することで感染症対策のほか、将来のレイアウト変更や移転にも柔軟に対応ができ、工事により発生する資材や廃棄物の最小化ができます。OAフロアを敷設しないことでオフィス構築時に使用する資材の削減につながりました。
また、電源はフラットケーブル、モバイルバッテリーを採用しています。それにより、充電する場所にとらわれず身軽にどこでも働くことが可能となりました。
簡易間仕切りにより間仕切りフリーのオフィスに。
密閉空間を設けないことで感染症対策にも。
●何も触れずに過ごせるオフィス
世界的なパンデミックの発生により、「触ること」にかつてないほど敏感になった社会的背景を踏まえ、オフィス内で物に触れる機会を88.13%削減しました。タッチレスエレベーター操作盤、タッチレス照明操作盤、タッチレス扉開閉ボタンなどを採用し、安心して集える感染症対策と利便性の向上を実現しています。
関連資料:非接触照明スイッチとエレベーター操作盤をオフィスに導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000023149.html
エレベーターのボタンをタッチレス化
照明スイッチの切替ができるタッチレス操作盤
●ワーカーの活力を養うウェルビーイング拠点
リモートワークが続く従業員の精神面肉体面のケアの一環としてウェルビーイングを取り入れました。自然あふれる立地を生かし、九段下の豊かな自然を感じながら仕事ができるようワーカーを窓際に配置するレイアウトとし、身体的・心理的健康の両面から支援しています。5棟ある内の中央棟にコンビニやリフレッシュエリアなど人が集まる場を設け、オフィス内の巡回や歩行を積極的に促す設計としました。ワーカーの周辺地域への理解促進と運動機会の提供を目的に、皇居ランができる立地を生かして、シャワー付きのランニングステーションを1階に設けています。
大窓に映える九段下の緑を眺めながらワーク
周辺の推薦コースが描かれた壁のあるランニングステーション
●チームでのABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)※
希薄化が危惧されるつながりを再構築するためのコミュニケーションの場の創出として、チームとして働きやすい場を多数用意しました。
・少人数で活発に意見を出し合えるブレストゾーン
・チームのサイズや活動シーンに応じて多様に使えるスペース
・5人以上のグループ枠に最適な障子のような可動式間仕切りのあるミーティングルーム
・二人で集中して作業ができるハイフォーカスルーム
・動線から外れた場所に気分転換ができるラウンジエリア
障子のようなデザインの可動式間仕切り
空間を仕切る役割も持つ可動式ホワイトボード
●築古ビルが持つ独自の良さを、最大限に引き出すデザインに
建物同士のつながりが感じにくい構造であったため、分かれた建物たちを繋ぐように床にレンガを用いて各棟の1Fと外部空間をつなげ、そこをきっかけにしてアクティビティを生み出すつくりにしました。既存建物が古く、構造壁や柱のスパンが短かったり天井高が低かったりしたことから内部空間はスケルトンとし、柱や構造壁に機能を付与することでその存在を感じさせない設えとしました。
室内外と各棟をつなげるレンガ床
スケルトンにすることで広く開放的な空間に
- 株式会社リクルート 九段下新オフィス概要
ビル竣工:1960年
階数:地上7階 地下2階 塔屋2階
構造種別:北西南棟…鉄筋コンクリート造、中央棟・東棟…鉄骨造
事業主:株式会社リクルート
設計:スキーマ建築計画(1~2階 、7階什器)/株式会社コスモスモア(3~7階)
サインデザイン:株式会社village®️
施工・PM:株式会社コスモスモア
- グッドデザイン賞審査委員による受賞評価コメント
グッドデザイン賞受賞ページ:
https://www.g-mark.org/award/describe/52559?token=DuD8DTKtVF
<グッドデザイン賞概要>
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は、50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
グッドデザイン賞 公式サイトURL:https://www.g-mark.org/
- 株式会社コスモスモアについて
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