高校就学支援「HOPE奨学金」創設のお知らせ(SDGs推進プロジェクト)
延べ42万人の中学就学を支援した日本発NGOが「高校就学支援」を開始
東南アジア5カ国の子どもたちへ中学就学支援を行う公益財団法人 民際センター(所在地:東京都中央区、代表理事:秋尾 晃正)は、新たに高校就学を支援する「HOPE奨学金」を創設したことを発表します。
- 民際センターについて
民際センターは1987年の設立以来、メコン川流域の東南アジア5ヵ国(ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス・タイ)の子どもたちの中学就学を支援するため「ダルニー奨学金」を提供しています。現在までに、延べ42万人の中学就学を支援してきました。
ダルニー奨学金は、各国に設置された現地事務所との緊密な連携により、日本の支援者と東南アジアの子どもを1対1でつなぐ里親型の奨学金制度を特徴としています。支援者には支援している子どもを、子どもには誰が支援しているのかを写真やレポート等でお伝えしています。2020年には、支援者専用のWEBシステム「マイ・ページ」の提供を開始、WEB上でより早くご覧いただけるようになりました。
- なぜ⾼校就学の⽀援なのか?
中学校への就学率は上昇傾向にありますが、各国の高校等への就学率は未だに低い水準です。(カンボジアの高校等への就学率は30%以下の水準で推移しており、日本の高校等への進学率98%と比較すると大きなギャップが存在しています。)
メコン川流域の東南アジア5ヵ国の高校は義務教育ではありません。しかし、産業構造の変化によって高度な資質が求められる今の時代に、中学卒業だけでは対応できなくなってきています。その国の貧困を削減し、平和を描ける未来を構築するためには後期中等教育(高校)の就学機会提供が欠かせなくなってきていることから、民際センターでは、メコン川流域5ヵ国での奨学金提供の経験とノウハウを生かした高校就学支援「HOPE奨学金」を創設することを決定いたしました。
- SDGsへの取り組み
No.4 質の高い教育をみんなに
教育分野の国際社会の最初の取り組みは、ミレニアム開発目標MDGsで定められた「普遍的初等教育の達成」でした。量的拡大に比重が置かれ、途上国の純就学率は上昇しました。 そして、それを継承するかたちで持続可能な開発目標SDGsが定められました。SDGsの教育分野の目標は、17の目標の4番目「質の高い教育をみんなに」であり、質的向上の重要性を国際社会が合意した結果といえます。
民際センターの「HOPE奨学金」の創設は、SDGsの「質の高い教育をみんなに」を推進するプロジェクトです。
- 「HOPE奨学金」概要
◆対象国
メコン川流域の5ヵ国(ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス・タイ)
◆支援対象
高校生及び職業訓練校生(1年~3年)
◆支援金額
36,000円/人/年
◆支援方法
クレジット決済(分割・自動引き落とし可)、郵便振込による支援も可能です。
◆支援コース
・卒業まで一括コース(108,000円)
・卒業まで毎年コース(1年ごとに36,000円)
・1年のみ支援コース(36,000円)
◆奨学金の支給方法
物品ではなく現金支給(直接渡すもしくは口座への送金)
◆申込締切日
ベトナム・カンボジア・ラオス: 7月20日
タイ・ミャンマー:3月20日
◆報告方法
奨学金証書、写真または動画を「マイ・ページ」からデータでご覧いただけます。
- ご支援のお願い
特定公益増進法人として、公益財団法人 民際センターへの寄付金は、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置を受けることができます。また、一部の自治体(東京都など)では個人住民税の寄付金控除の対象となります。
下記URLからご支援いただけます。
HOPE奨学金 URL
https://www.minsai.org/HOPE/?PR
- 【本リリースに関するお問い合わせ】
公益財団法人 民際センター 広報担当
TEL : 03-6457-5782
Email: info@minsai.org
- 【団体概要】
代表者: 代表理事 秋尾 晃正
所在地: 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2丁目6-13 山三ビル 7F
設立日: 2009年4月1日(1987年4月1日 日本民際交流センター設立)
URL : http://www.minsai.org/?PR
ダル二ー奨学金(1日40円の寄付で1年間、学校に通うことができます)
http://www.minsai.org/LP/?PR
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