SORACOM Airの「IoT契約回線数」が、200万回線を突破!!
15のIoTビジネス活用事例と、グローバル、LPWA、eSIMなど5つの最新IoT技術トレンドをご紹介
「SORACOM」は、IoTのつなぐを簡単にするプラットフォームです。このたび、データ通信サービス「SORACOM Air」の IoT契約回線数が200万回線を突破しました。IoT はすでに企業のデジタル・トランスフォーメーションや、新しいビジネス価値創造と融合し、当たり前に利用される技術になりつつあります。本発表にあたり、SORACOMをご利用いただくお客様事例に見る、最新IoTビジネス活用15選と、進化するIoTテクノロジーの最新トレンド5つをご紹介します。
株式会社ソラコムの、IoT プラットフォーム「SORACOM」のデータ通信サービス「SORACOM Air」の IoT 契約回線数が200万回線を突破しました。*1
ソラコムは、2019年6月に100万契約回線突破のニュースを発表しましたが、そこから1年でさらに成長し、200万契約回線を超えました。今回の発表にあたり、IoTプラットフォーム利用における5つの動向をご紹介します。
1 . あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例
SORACOMの通信は、すぐに利用でき、今まで IoTの行き届いていなかったような様々な業界・分野で活用を拡げています。
2 . 145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート
SORACOM IoT SIMは、1枚の SIMで世界145の国と地域で利用できるという特徴から、グローバルに製品やサービスを展開する企業でも利用されています。
グローバルに展開する製造業では、出荷後の製品のリモート監視に利用されています。また、北米ではマルチキャリア *2 でつながる特徴から広い地域を同一の仕組みでカバー出来るため、山間部の水資源管理や農地の灌漑設備制御にも利用されています。
3 . 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透
わずか5mmというサイズで機器に組み込めるチップ型 SIM(以下、eSIM)は、順調に出荷数が増えています。SORACOM Air for セルラーでは、2017年からeSIMの提供を開始し、全契約回線における eSIMの割合は、現時点で57%と半数以上を占めています。
4 . IoTにおけるLPWAの活用
LPWA *3 は、省電力の特徴から、特に常時の電力供給が難しいIoT用途で注目を集めており、ここ数年で本格活用される事例が増えてきました。SORACOM Air においても、2016年よりLPWAを含む複数無線のサポートを開始し、すでに14%が LPWAを利用しています。
IoTシステム の利用例としては、センサーデータや機器のステータス取得が一般的なため、データ通信量は比較的少ない(数バイトから数KB程度)傾向があります。
一方で、2019年6月の100万回線達成発表時の データ通信量を比較すると、1GB 以上の通信を行う SIMの数は3倍となっており、急速に伸びています。
この要因として、IoTエッジデバイスとクラウドが密に連携するユースケースの増加が挙げられます。例えば、ドライブレコーダーのデータをクラウドに保管するケースや、工場内の機器からのログデータをクラウドで蓄積し、機械学習で不具合を検知するケースです。*4
大容量、低遅延が特徴の 5Gが商用が進むにつれ、IoTエッジデバイスとクラウドの連携はさらに密になり、幅広いユースケースに応用されることが見込まれます。
6 . おわりに
IoTはすでに企業のデジタル・トランスフォーメーションや、新しいビジネス価値創造と融合し、当たり前に利用される技術になりつつあります。
ソラコムは、引き続きテクノロジー・イノベーションと、テクノロジーの民主化で、IoT活用をもっと身近にするべく、SORACOMプラットフォームを通じて、お客様、パートナー様とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。
本発表でご紹介したような事例やサービスは、2020年7月14日(火曜日)開催の、年次カンファレンス SORACOM Discovery ONLINE 2020 にてご紹介します。ぜひ、ご参加ください。
SORACOM Discovery2020:https://www.discovery.soracom.jp/
注)
*1 海外法人からの提供を含む SORACOM Air の総回線数。SORACOM Air for セルラー、SORACOM Air for Sigfox、SORACOM Air for LoRaWANを含む。
*2 SORACOM IoT SIMは、ひとつの国で複数のキャリアネットワークを利用することができます。
*3 Low Power Wide Area Network 省電力広域通信ネットワークの略、もしくはLPWAN。上記の数値は、SORACOMが対応している、セルラーLPWAのLTE-Mと、アンライセンス系LPWA のSigfox、LoRaWANの合計から算出。
*4 ソラコムでは、このようなケースでご利用いただける大容量データのアップロード通信に特化した料金体系 plan-DUを2018年より提供しています。
ソラコムは、2019年6月に100万契約回線突破のニュースを発表しましたが、そこから1年でさらに成長し、200万契約回線を超えました。今回の発表にあたり、IoTプラットフォーム利用における5つの動向をご紹介します。
- あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例
- 145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート
- 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透
- IoTにおけるLPWAの活用
- 5G時代を見据えた、IoTにおける大容量データ活用の拡がり
1 . あらゆるビジネスに溶け込むIoTお客様事例
SORACOMの通信は、すぐに利用でき、今まで IoTの行き届いていなかったような様々な業界・分野で活用を拡げています。
2 . 145を超える国と地域でつながり、グローバル企業をサポート
SORACOM IoT SIMは、1枚の SIMで世界145の国と地域で利用できるという特徴から、グローバルに製品やサービスを展開する企業でも利用されています。
グローバルに展開する製造業では、出荷後の製品のリモート監視に利用されています。また、北米ではマルチキャリア *2 でつながる特徴から広い地域を同一の仕組みでカバー出来るため、山間部の水資源管理や農地の灌漑設備制御にも利用されています。
3 . 産業用機器、コンシューマー機器にも eSIMが浸透
<カード型 SIM(左)と、チップ型 SIM(右)>
わずか5mmというサイズで機器に組み込めるチップ型 SIM(以下、eSIM)は、順調に出荷数が増えています。SORACOM Air for セルラーでは、2017年からeSIMの提供を開始し、全契約回線における eSIMの割合は、現時点で57%と半数以上を占めています。
4 . IoTにおけるLPWAの活用
LPWA *3 は、省電力の特徴から、特に常時の電力供給が難しいIoT用途で注目を集めており、ここ数年で本格活用される事例が増えてきました。SORACOM Air においても、2016年よりLPWAを含む複数無線のサポートを開始し、すでに14%が LPWAを利用しています。
IoTシステム の利用例としては、センサーデータや機器のステータス取得が一般的なため、データ通信量は比較的少ない(数バイトから数KB程度)傾向があります。
一方で、2019年6月の100万回線達成発表時の データ通信量を比較すると、1GB 以上の通信を行う SIMの数は3倍となっており、急速に伸びています。
この要因として、IoTエッジデバイスとクラウドが密に連携するユースケースの増加が挙げられます。例えば、ドライブレコーダーのデータをクラウドに保管するケースや、工場内の機器からのログデータをクラウドで蓄積し、機械学習で不具合を検知するケースです。*4
大容量、低遅延が特徴の 5Gが商用が進むにつれ、IoTエッジデバイスとクラウドの連携はさらに密になり、幅広いユースケースに応用されることが見込まれます。
6 . おわりに
IoTはすでに企業のデジタル・トランスフォーメーションや、新しいビジネス価値創造と融合し、当たり前に利用される技術になりつつあります。
ソラコムは、引き続きテクノロジー・イノベーションと、テクノロジーの民主化で、IoT活用をもっと身近にするべく、SORACOMプラットフォームを通じて、お客様、パートナー様とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。
本発表でご紹介したような事例やサービスは、2020年7月14日(火曜日)開催の、年次カンファレンス SORACOM Discovery ONLINE 2020 にてご紹介します。ぜひ、ご参加ください。
SORACOM Discovery2020:https://www.discovery.soracom.jp/
注)
*1 海外法人からの提供を含む SORACOM Air の総回線数。SORACOM Air for セルラー、SORACOM Air for Sigfox、SORACOM Air for LoRaWANを含む。
*2 SORACOM IoT SIMは、ひとつの国で複数のキャリアネットワークを利用することができます。
*3 Low Power Wide Area Network 省電力広域通信ネットワークの略、もしくはLPWAN。上記の数値は、SORACOMが対応している、セルラーLPWAのLTE-Mと、アンライセンス系LPWA のSigfox、LoRaWANの合計から算出。
*4 ソラコムでは、このようなケースでご利用いただける大容量データのアップロード通信に特化した料金体系 plan-DUを2018年より提供しています。
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