ファームノートHD、オイシックス・ラ・大地が運営する フードイノベーション領域のCVC「Future Food Fund」より資金調達を実施
酪農・畜産向けIoT(※1)ソリューションを提供する株式会社ファームノートホールディングス(本社:北海道帯広市、代表取締役 小林晋也 以下、ファームノートHD)は、安心・安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 高島宏平、以下、オイシックス・ラ・大地)が設立したフードイノベーション領域に特化したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC) ファンド「Future Food Fund 1号投資事業有限責任組合」(以下、FFF)を引受先とした第三者割当増資により、資金調達を実施しました。なお、本件はファームノートHDが2019年12月17日に公表した資金調達の一環であり、資金調達目的は同内容です。
■調達の背景
ファームノートHDは、子会社の株式会社ファームノート(以下、ファームノート)を通じて、従来から提供してきたクラウド牛群管理システム「Farmnote」の拡販および機能強化に努めると共に「Internet of Animals (※2)」を実現する牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を開発、事業展開してまいりました。結果、ユーザー数は4,000生産者、契約頭数38万頭(参考:日本の飼養頭数380万頭(※3))まで成長いたしました。今回の資金調達は、AI(人工知能)開発による製品・サービスの機能拡充、体制強化、研究開発の推進、新規事業の立ち上げに充当する予定です。
■Future Food Fund 株式会社様よりいただいたコメント
この度、酪農分野でスマート農業を展開する株式会社ファームノートホールディングスに出資いたしました。本業の「Farmnote Color」を中心とした、生産コスト削減を行うスマート畜産ももちろんなのですが、今後スマート畜産を実装した自社牧場の運営を目指すという、小林社長の想いにも大変共感いたしました。当ファンドの目的の一つである食マーケットの活性化を目指す中でも、これからの酪農業に新しいイノベーションを持ち込んでいただく事を期待しています。
(Future Food Fund 株式会社 代表取締役 松本浩平)
■FFFについて
FFFは2019年10月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドとして設立されました。食関連の国内の事業会社や、海外のベンチャーキャピタル・インキュベーターと連携することで、パートナー企業とともに国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資を行い、日本でのスタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。
■ファームノートHDについて
傘下に農業IoTソリューション事業を展開する株式会社ファームノート、ウェブインテグレーション事業を展開する株式会社スカイアーク、自社牧場の展開を目指す株式会社ファームノートデーリィプラットフォームを有する純粋持株会社です。
次世代のロールモデルとなるような社会的インパクトのある事業を創出したとして、2019年に第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催:経済産業省、農林水産省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)のほか、第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催:日経BP社)、そして2020年1月には第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞」(主催:経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省)を受賞いたしました。
会社名:株式会社ファームノートホールディングス
本社所在地: 北海道帯広市公園東町1丁目3-14
代表者:代表取締役 小林晋也
設立:2016年12月
URL:http://farmnote-hd.com/
■ファームノートについて
「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに、農業とインターネットを融合させることで産業構造を変え、競争力が高い農業を実現するという想いから、クラウド牛群管理システム「Farmnote」と牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を展開しています。
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