DX × SDGs 備品管理クラウドシステムを導入
DXとSDGsを推進、備品管理の効率化と可視化を実現するクラウドシステム導入
旭ビルウォール株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:櫻井正幸)は、備品管理の効率化と可視化を目的に、新たに、アストロラボ社の 「備品管理クラウド」システムを導入し、2025年1月より運用を開始しました。現在は従業員 全員へ貸与しているユニフォームを中心に約1500点を一元的に管理しています。将来的には、埼玉県加須市にある技術拠点「モノづくりセンター」の機器類や各拠点の備品へと展開し、全社的な備品管理の最適化を進めるとともに、SDGs(持続可能な開発目標)やコンプライアンスの強化にも取り組んでいきます。
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▼背景と導入の経緯
近年、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進やリモートワークの普及により、企業の備品管理に対する精度向上と効率化の重要性が高まっています。従来の紙やExcelを用いた管理手法では、登録漏れや属人化が発生しやすく、結果として業務の非効率化やコスト増大の要因となっていました。
当社においても、拠点ごとに異なる管理手法が用いられ、一部の備品に関しては管理が十分に行き届いていない状況が続いていました。特に、機械装置を数多く有する「モノづくりセンター」では、計測機器の定期点検や適切な運用管理の煩雑さが課題となり、クラウドによる統合的な管理体制の構築が必要とされていました。
当初、備品管理クラウドシステムの導入は2025年3月を目標に計画されていましたが、作業用ユニフォームの全面リニューアルプロジェクトと連携することで、より効率的かつ包括的な管理体制の構築を目指し、2025年1月より本格的な運用を開始しました。
▼システムの特長と今後の展開
今回導入した「備品管理クラウド」システムは、従業員が日常的に使用するスマートフォンやパソコンからアクセスでき、ユニフォームに圧着されたQRコードを活用することで、リアルタイムに備品の所在や利用状況を可視化することが可能です。これにより、誰がどの備品を所持しているのかを即座に把握し、紛失や過剰発注のリスクを軽減します。
当社では、全ての作業用ユニフォームにQRコードを付与し、どのアイテムが誰の手にあるのか即座に分かる仕組みを構築しました。ユニフォームの管理からシステム運用を開始しましたが、今後はパソコンや携帯電話などのIT機器をはじめ、「モノづくりセンター」の機器類や各拠点の備品へと順次展開し、全社的な備品管理の統合を進めていく予定です。
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また、備品管理クラウド導入に伴い、テプラの最上位モデルPRO SR-R7900Pを全拠点に導入しました。広幅50mmのテープ対応・高速印刷が可能なモデルであり、大型機器へのラベル表示やラベル制作の業務効率化を見込んでおり、備品管理レベル向上の加速化を図ります。
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▼SDGs・コンプライアンス強化への取り組み
今回のシステム導入を通じて、当社は持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させます。適正な備品管理を徹底し、無駄の削減やライフサイクルを考慮した運用により、廃棄物の削減と環境負荷の低減に貢献します。
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また、「自分のことは自分で管理する」という意識の定着を促し、従業員一人ひとりが自身の貸与物を適切に把握し、管理する体制を強化。これにより、DXの推進とともに、内部統制の強化やコンプライアンス意識の向上を実現し、より健全な経営基盤の構築を目指します。
今後も、当社はデジタル技術を積極的に活用し、業務効率の向上、環境負荷の軽減、そして企業の社会的責任を果たしてまいります。
▼備品管理クラウドとは
「備品管理クラウド」は、アストロラボ株式会社が提供する、業界初のAIによる入力補助や自動登録で備品の登録をかんたんにする法人向けの備品・資産管理のクラウドサービスです。
社員数に限らず、PC、タブレット、スマートフォンから使用でき、備品の貸出管理や棚卸を圧倒的に効率化することができます。
(備品管理クラウドサービスページ:https://www.astrolab.co.jp/bihinkanri/)
▼旭ビルウォール株式会社(以下、AGB)会社概要
AGBは「後世に受け継がれる美しいファサードづくりで、都市の景観と環境に貢献する」を経営理念とし、デザイナーが思い描く建築外装の実現を一式で検討から施工まで行う、ファサードエンジニアリングを行っております。今後も国内外の建築外装に携わり、美しい街並みを形成するとともに、持続可能な社会に貢献できるよう邁進してまいります。
会社名:旭ビルウォール株式会社
本社所在地:東京都台東区松が谷1-3-5 JPR上野イーストビル8階
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