【水害対策】 「塀のねっこ」 プレキャストコンクリート塀による浸水防止塀実験の実施

気候変動による豪雨災害の被害を抑えるための実験を実施。

(株)コンクレタス(大分県大分市宮崎1384番1)三和コンクリート工業(株)( 熊本県天草市港町16-13)と共同で2021年4月6日~8日にかけ、熊本県天草市でプレキャストコンクリート塀を使った浸水防止実験を実施し良好な浸水防止効果を確認しました。

 

浸水防止塀のイメージ浸水防止塀のイメージ

(株)コンクレタス(大分県大分市宮崎1384番1)三和コンクリート工業(株)( 熊本県天草市港町16-13)と共同で2021年4月6日~8日にかけ、熊本県天草市でプレキャストコンクリート塀を使った浸水防止実験を実施し良好な浸水防止効果を確認しました。
様々な場所に対応できる汎用的な浸水対策となります。

4月に行いました試験結果のとりまとめが終わりましたので今回発表致します。

今回の実験の詳細は下記URLにて公開しています。
https://concretus.jp/experiment/watertight-test/

試験風景上空から試験風景上空から

当社はこれまで危険ブロック塀対策ソリューションとして「塀のねっこ」(耐震プレキャストコンクリート塀)の開発を行ってきました。2019年に基礎一体型コンクリート塀として初めての実物大耐震振動実験を行い、今回もプレキャストコンクリート塀としては日本で初めて(当社調べ)浸水防止塀の実物大実験を行いました。

 

2019年実施の日本初の実物大振動実験2019年実施の日本初の実物大振動実験

 本実験は近年の気候変動による、豪雨被害から住宅や企業の建築物、公共施設などをプレキャストコンクリート塀で囲い、雨水の浸入を防ぐために行いました。

浸水した住宅地浸水した住宅地

 当社開発の「塀のねっこ」(耐震プレキャストコンクリート塀)を用い6m x 2mのプール上の空間を構築し、このプールの中に水を注入することで漏水量を計測。
実際とは空間と水が逆でありますが、原理上同一のためこの方式を採用し実験を行いました。

設置状況設置状況

【浸水防止対策の現状】
 昨今の異常気象を背景とし、浸水防止対策がされた住宅が開発されています。
 このような住宅は特別な技術を必要とし、高価な家を直接水にさらすため非常にリスクが高い物となっています。
 流木などに対してはガラス部などが脆弱なままであり多くの問題がまだ解決されていません。
また、工場や学校、福祉施設、既存の住宅などでは適用することが出来ません。
 
【浸水防止塀のメリット】
 浸水防止塀は塀のねっこ(プレキャストコンクリート塀)を用いて住宅などの建築物を囲う事により、敷地の外周部で食い止めることにより高価な建築物を汚染された水にさらすこともありません。
また、工場や学校、福祉施設などでも容易に利用することが出来幅広い適用が考えられます。
 災害時だけでなく、通常時も安全なコンクリート塀として有効利用でき優秀なコストパフォーマンスを誇ります。

産業用利用イメージ産業用利用イメージ

【実験の目的】

(1) 漏水量の調査
プレキャストコンクリートで浸水防止塀を構築する場合、本体からの漏水は考えにくく漏水は製品間からが主になります。
そのため製品間の止水処理を数パターン行うことにより、その漏水量の差を調査しました。
(2)  製品の安定性
水による大きな力がかかる浸水防止塀に転倒や破損がないかを確認しました。

試験風景上空から試験風景上空から

【計測方法】

(1)  漏水量の調査
JIS A 4716を参考に製品間から漏水した水を計測
 (2)  製品の安定性
離れたところからレーザー距離計にて製品のずれ、傾きを計測。

 

湛水状況湛水状況

【結果】
(1)  漏水量の調査

止水処理をしない状態でも土嚢以上の浸水防止効果を確認。

(2)  製品の安定性
水深1.0mでも製品の傾きや破損は計測できず安全性を確認出来ました。

試験風景全景試験風景全景

【今後について】

今回得られた知見を元にしたさらなる開発と、浸水防止塀の普及による、安全な住空間、国土の有効利用を実現するため努力を重ねていきます。

【塀のねっこ製品情報】
高さ:0.5mから3.0m(地上高0.2mから2.5m)、
重さ:630kgから2,610kgまで(長さ2m時)
長さ:2m,1m他オーダーにて
製法:流し込みプレキャストコンクリート製法
利用箇所:学校、住宅、商業・工業・医療・福祉施設、公共施設
用途:コンクリート塀、フェンス基礎、フェンスとのハイブリッド
性能:震度6(試験にて震度7対応確認)、風速46m、耐火構造、建築基準法施行令準拠
商標:「塀のねっこ」
特許:2件取得
意匠:1件取得、1件申請中

株式会社コンクレタス 代表取締役社長
池永征司(いけなが・せいじ)

昭和50年3月大分市生まれ。久留米大学卒業後、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)に勤務。大分県内のコンクリート製品メーカーにて17年勤務、内5年間を代表取締役として務め、コンクリート製品&工法のイノベーターとして新発想の「ねっこ」シリーズの開発に心血を注いだ。
 取得した特許にて2017年(一社)発明協会 平成29年度九州地方発明表彰 発明協会会長賞受賞、取得した商標にて2017年 (株)日刊工業新聞社 第28回ネーミング大賞 アイデアネーミング賞受賞。
 2017年に株式会社コンクリートライセンス機構(現((株)コンクレタス)を設立してからは、とりわけブロック塀の倒壊による死傷事故に心を痛め、危険ブロック塀対策を中心とした減災ソリューションづくりに注力する。

《会社概要》
株式会社コンクレタス
代表取締役 池永征司
https://concretus.jp/
本社:大分県大分市大字宮崎1384-1
東京支店:東京都港区西新橋2-4-3プロス西新橋ビル6F
電話 097-585-5830 / FAX 03-6740-6481 / Mail info@c-l.co.jp
担当 : 専務取締役 池永 智浩
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