長野松本の温泉旅館「渓流荘しおり絵」で、客室タブレット「cocodake」の運用を開始
コロナ禍で求められる旅館のDX推進の一策として始動。地方創生をビジョンとした体験型EC機能も活用。
旅館での体験を持ち帰ることができる、旅行者も地域もうれしいサービス「cocodake」とは
cocodakeは、旅行者、宿泊施設、地域のためのツーリズムイノベーションサービスです。
宿泊者は、宿泊施設から提供されるタブレットで、施設の案内を閲覧できるほか施設内で体験した飲食やインテリアを購入できます。この体験型ECプラットフォームにより、施設や地域のものづくり事業者に収益を生み出し、さらには宿泊者に施設や地域のファンになってもらうことで関係人口を増やし、旅行業界の発展と地方創生に貢献します。
cocodakeには、宿泊者が実際に施設や近隣地域で体験した地域オリジナルの商品が購入できること、旅行者・宿泊施設・ものづくり事業者の三者に利益を生むという価値があります。
また、長引くコロナ禍で宿泊施設には各加盟団体より提示されるガイドラインに基づいた対策が求められています。
施設のスタッフと宿泊者、宿泊者同士の接触をなるべく避けること、紙媒体でのご案内を減らすことにもcocodakeは貢献します。
信州松本と飛騨高山をつなぐ大自然の中にあるさわんど温泉旅館
渓流荘しおり絵は、長野県松本市の山岳景勝地である上高地の入口に佇む旅館です。
上高地は、標高1500mに位置し、江戸時代には信州と飛騨を結んだ鎌倉街道の宿場として賑わっていた地域です。自然が豊かで、中部山岳国立公園の一部として国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されています。通年マイカー規制がされており、決められた観光バスやタクシーでないとこのエリア内に入ることはできません。
平成10年に旧中の湯地区から毎分約1100リットル、約70度の温泉が上高地の玄関口である沢渡地区に引湯されるようになりました。
渓流荘しおり絵では、さわんど温泉の源泉を楽しめます。「さわんど」は漢字で書くと「沢渡」と表記し、川の集まる場所という意味があります。群馬県の沢渡(さわたり)温泉と区別するため、ひらがな表記がよく用いられるようになりました。
守られた大自然に囲まれながら、温泉、食事とともにゆったりとした滞在を楽しめます。
公式サイト
https://www.siorie.com/
松本と一緒に飛騨高山の観光も盛り上げたい
渓流荘しおり絵には、松本・飛騨高山のツーリズムを活性化させたいという思いがあります。
旅館が松本と飛騨高山をつなぐ地域に位置することから、松本に訪れた旅行者にはさらに奥の飛騨高山にも訪れて楽しんでいただきたいと考えているそうです。
その思いのもと、松本・飛騨高山の観光情報や上高地の大自然、地域の生産者やアクティビティについてなど、旅行者に伝えたいストーリーやコンテンツが豊富にありました。それらをcocodakeを通して伝えたいという思いから導入を決めていただきました。
渓流荘しおり絵 齊藤さまからのコメント
「20年前、私が中学生の頃に安房トンネルが開通し、隣の岐阜県まで車でわずか15分で行けるようになり、現在では松本と高山を同じくらい行き来をして、自ら観光を楽しんでいます。
もちろん、観光に来られるお客様にとっても県境は関係ありません。
『信州と飛騨をつなぐ』という私の想いにcocodakeタブレットは最適だと感じ、導入を決めました。
今後も両県の魅力を発信し、よりお客様に楽しんでいただきたいです。」
あめつちデザイン株式会社 代表霜竹からのコメント
「しおり絵さまに初めてお伺いした際に『松本地域(長野)と飛騨地域(岐阜)を繋ぐ架け橋的な存在として、お泊りになるお客様に両地域の素晴らしさを県境を越えて伝えていきたい』という想いを教えていただき、深く共感し、是非お力になりたい!と強く思ったことを憶えています。
行政にとっての県境は目的や意味がありますが、旅行者にとっては地理的な区切の一つに過ぎません。しおり絵さまの想いはこういった旅行者の視点から、県の違いにとらわれず旅行者が知りたいと思う地域のさまざまな情報や良さを提供し、地域のファンになってもらいたいという素晴らしい思想をベースにされています。
cocodakeをご利用いただくことでしおり絵さまのボーダレスな想いが旅行者の皆さんにより深く伝わり、両地域に魅力を感じ、行き来する旅行者が更に増加することを願っております。」
渓流荘しおり絵が厳選する長野松本と飛騨高山の特産物
cocodakeでは、宿泊施設によって購入できる商品が異なります。
その地域ならではの食物や工芸品など、宿泊者が実際に施設で食べる、飲む、触るなどの体験をして欲しいと思ったものを購入できます。
渓流荘しおり絵では、松本の特産物だけではなく飛騨高山の地域限定品である特産物も特別に取り扱います。ここにも「松本と飛騨高山を繋ぐ架け橋になりたい」との思いが表れています。
▲南ひだウッド協同組合のヒノキスピーカー
-----
あめつちデザインについて
「ツーリズムデザインで地域が輝ける 元気な日本に」
日本では今、これまでにない急激なスピードで少子高齢化が進んでいます。また、都市部への過度な人口集中も変わらず進んでおり、このままでは地方の経済や健全な暮らしが立ち行かなくなる可能性が指摘されています。
日本がこれまで育み、大切に守り受け継いできた多くの輝きは、地方の自然と人々の暮らしの中にあります。
マーケティング、CXデザインの経験豊富な霜竹が率いるあめつちデザイン株式会社は、人間と環境を中心に据えた顧客体験デザインとデジタル技術を用いて、地方創生に取り組んでまいります。
日本の各地が持つ美しい自然や奥深い文化、受け継がれる伝統やものづくりの技能などのさまざまな魅力を、旅館・地域ではない立場から国内外に発信し、地方のツーリズムを変革していきます。
【会社概要】
社名:あめつちデザイン株式会社
所在地:〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア
代表者:代表取締役兼CEO 霜竹 弘一
事業内容:顧客体験向上コンサルティングによるツーリズムデザイン事業、地方創生体験コマース事業
リンク先
コーポレートサイト:https://ametsuchi-design.co.jp/
サービスサイト:https://ametsuchi-design.co.jp/cocodake/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像