テニススクール会員管理及び大会運営サービスを展開するspohabiが、公式大会ルールに則った大会運営のための機能を搭載。

CREFIL株式会社

2024年10月21日 08時00分

スポーツを楽しむすべての人へ ITソリューションを提供するCREFIL株式会社は、テニス向けサービス「spohabi（スポハビ）」に大会運営においてニーズの高い、スケジュールの一元管理や自動抽選などの機能を搭載しリリースしました。

これにより、スクール単体で開催する小さな大会から、公式トーナメントのルールに則った大きな大会まで、幅広い種類の大会開催が容易に行えるようになりました。

スポハビのお問い合わせはこちら: https://official.spohabi.com/contact/

アップデートの背景

これまでスポハビでは、手軽に開催できる大会を運営するための機能開発を進め、スクール様のご要望にお応えしてきました。

実際にスポハビを使って大会運営をしていただく中で大会運営者様にさらなるヒアリングを重ね、大会申込みに関する参加者様とのコミュニケーション方法や大会に向けた対戦表などの準備、大会当日の運営で出た要望の洗い出しを行い、大会運営者や参加者の皆様にとって、より満足度の高い大会運営ができるサービスとして大会機能をアップデートしました。

具体的なアップデート内容

< 大会開催に向けた運用面 >

これまでスポハビの大会機能では各大会1つずつについての管理を行っていましたが、同じ主催者による同日開催の複数の大会のスケジュール管理を1つの画面上でまとめて行えるようになりました。これにより、大規模な大会についても煩雑な設定を踏まずに設定や管理を行えます。

複数大会の一括スケジュール管理

複数大会として設定を行う場合、管理画面から関係する大会を簡単に複数作成することが可能です。それぞれの大会申込みページには、関係する大会申込みのリンクが記載されます。

また、大会のスケジュール管理の際には、まとめて設定したい大会をチェックボックスで複数選んで一覧表示できます。

選考基準ロジックの追加

大会参加の選考基準のアップデートとして、先着順と自動抽選を含めた抽選ロジックの組み込みを行いました。

大会の選考基準	詳細
先着順	・お申込時点でのお支払い・定員数に達するまでお申込が可能
抽選	・手動抽選　　・大会運営者による、管理画面での手動抽選・自動抽選　　・大会を公開するまでランダムで自動抽選することが可能

大会の選考基準

詳細

先着順

・お申込時点でのお支払い
・定員数に達するまでお申込が可能

抽選

・手動抽選

　　・大会運営者による、管理画面での手動抽選

・自動抽選

　　・大会を公開するまでランダムで自動抽選することが可能

先着順の場合は、定員数に達するまでのお申込となりますが、抽選の場合は定員数を超えたお申込受付が可能となります。

管理者による手動抽選はもちろん、画面上のボタンクリック1回でランダムで当選者を決めることもできるようになり、当選までの流れもスムーズとなりました。

抽選で当選となった申込者には管理画面からお支払いフォームを付けて案内メールを送ります。支払いが完了すると申込者のステータスが自動で「参加確定」となります。

大会参加費の会員価格設定

新しい会員価格設定では、スポハビのスクール機能をご利用中のスクール様が大会を開催する場合に、スクール所属の会員様向けとそれ以外の方向けに別々の参加費を設定することができます。

大会参加費について対象のお客様ごとに価格設定を分けることで、既存のスクール生様への特別料金としての設定や、スクール入会促進として外部の方向けのキャンペーン価格の設定を行えます。

招待コードの発行

特定の参加者を無料の招待枠として大会に招待したい場合は、招待コードを発行して該当の方にメール送付ができるようになりました。

招待コードを受け取ると、申込画面より招待コードの入力を行うことで、支払いの発生しない招待枠として大会に申し込めます。

申し込み期限/キャンセル期限

大会申込みに関して、管理画面で期限設定を行えます。申込み期限・キャンセル期限を別々に設けることで、大会ごとの受付方針に合わせた運用が可能です。

対戦表作成のアップデート

対戦表作成画面では、公式試合のルールに則って予選・本戦用の対戦表を作成できます。申込みが済んだ参加者は、申込・選手一覧に表示され、そこで設定した選手のステータスに合わせたトーナメント戦・リーグ戦の対戦表を作成できます。

選手一覧で設定したステータスを基に選手候補を選択

予め選手一覧で各選手に対してステータスを設定をしておくと、選手をフィルタリングした状態で対戦表の中で出場選手の設定を行えます。

予選・本戦・未選択から選んで対戦表を作成できるので、大きな大会を主催する際にも便利です。

対象	該当ステータス
本戦	DA、WC、Q、LL、OSA、A
予選	QA、QWC、OSA、A
未選択	ステータスを指定せずに選手を選択

また、対戦表上では登録済みの選手の選択だけでなく、選手がまだ決まっていない場合を表す「TBA」の設定と、トーナメント表作成の際には1回戦の対戦相手がいない場合を表す「BYE」の設定も行えます。

シード設定

選手一覧でシード設定を行うと、対戦表作成時にその内容を割り当てることができます。シードは1〜16までが範囲となっています。

対戦表の自動作成

対戦表はシードを考慮した自動作成も簡単に行えます。

自動作成する場合には、「できる限り同所属の対戦を避ける」・「オルタネイト（キャンセル待ち）を含める」・「BYEの数の指定」を設定できます。

リーグ戦の試合順位設定

完了試合数の後は勝率の高さが順位を決める要素となりますが、その後の順位条件について細かくカスタマイズ設定を行えます。

公開制御

大会を作成したら、ニーズに合わせて公開制御を行えます。

公開の種類	詳細
大会参加者への公開	一般公開となり、大会申込みできるようになる。対戦表・スケジュール表・選手一覧は大会参加者のみ閲覧可能。
大会参加者以外への公開	申込み画面にも対戦表へのリンクが表示され、外部の一般ユーザーから対戦表・スケジュール表・選手一覧の閲覧が可能。

< 大会当日の運用面 >

スコア入力欄での試合ステータス管理

大会当日のスコア管理画面では、新たに試合の終了ステータスを持たせることが可能になりました。

終了ステータス	詳細
RET	選手が途中リタイアした場合
NO-SHOW	選手が来なかった場合
W.O	試合前に棄権した場合
DEF	違反をして試合中止になった場合
Not Played	試合をしなかった場合