空中権取引のsora:shareがサッポロ不動産開発のピッチコンテストにてグランプリを獲得
ドローンを活用した協業可能性について協議を開始
「sora:share」を運営する株式会社トルビズオン(代表取締役社長:増本 衛 、以下「トルビズオン」)は、サッポロ不動産開発株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:時松 浩)と、株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都港区、 代表取締役:鈴木 規文、 以下01Booster)が共同運営する「Ebisu Sustainable City Business Contest」の最終審査会ピッチコンテストにおいてグランプリを獲得いたしました。今後、サッポロ不動産開発株式会社とともに、持続可能なまちづくりに向けた事業開発の協議を始めます。
1. Ebisu Sustainable City Business Contestとは
経営理念でもある「『まちづくり』を通じた『豊かな時間』と『豊かな空間』を創り、育む」ことを実現し、持続可能な地域社会の創造に貢献するため、このたび「持続可能な、未来のまちづくり」をテーマに、「Ebisu Sustainable City Business Contest 」を開催するに至りました。(サッポロ不動産開発株式会社HPより)
今回トルビズオンは「持続可能なドローンシティ創造プロジェクト」を発表し、選定されました。サッポロ不動産開発株式会社と共同でまちに住む人、働く人、行き交う人々など、様々な生活者が集い、楽しみ、憩う魅力的な「まちづくり」の創出に向けて可能性を協議します。
2. トルビズオンが提供する上空シェアサービスsora:share(ソラシェア)について
「土地所有者の所有権はその上下(約300m)に及ぶ」という民法の制限により、無許可に他人の土地上空でドローンを飛行させることは禁止されています。その結果、ドローンユーザーは飛行可能空域の確保に課題を感じており、日本全体としてのドローン普及の足かせにもなっています。
その課題を経済の力で解決しようと考え「空の利用権を売買する」という、全く新しいサービスsora:share(ソラシェア)を開発しました。まさに空のAirbnbのようなサービスです。
sora:shareで管理された空を結んでいくことにより、従来では困難だった陸上でのドローン物流を実現することに成功しています。
「sora:share」
https://www.sorashare.com
昨年11月29日には、山口県下関市にてドローンを用いて食品を届けることに成功。
約2.5kmの地権者同意の得た「空の道」を設計しています。
3. トルビズオンが目指すドローン社会
トルビズオンはこれまで福岡市、山口県下関市にて、自治体等との連携によりドローン配送を実現してきました。来月には、茨城県つくば市、そして兵庫県神戸市でも実証実験を予定しています。
今回のコンテスト優勝により、新たにサッポロ不動産開発株式会社との連携を期待しています。規制緩和なども考慮に入れつつ、都心部における「空の道」設計に取り組んでいく考えです。また、将来的なドローンシティの実装を見据え、これまで検討されてきた物流、点検、空撮などの活用だけでなく、より社会的な意義を持ったドローン活用を検討しています。sora:shareが掲げる「Sky as a Service(サービスとしての空)」を実現するため、取り組んでいきます。
【会社情報】
株式会社トルビズオン
本社:福岡県福岡市中央区大名2-4-22新日本ビル3階OnRamp
東京拠点:東京都中央区京橋1丁目1−5 セントラルビル2階
代表者:増本衛
設立:2014年4月
事業内容:上空シェアリングサービス「sora:share(ソラシェア)」の開発・運営
sora:share:(https://www.sorashare.com)
連絡先:a.shimizu@truebizon.com (取締役COO 清水淳史)
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