丸紅新電力は容量市場にデマンドレスポンスアグリゲーターとして参入いたします
■ 参入の背景
容量市場とは、「将来の供給力(kW)」を取引する市場です。新規発電所の建設が適切なタイミングで行われ将来の供給力を確実に確保すること、供給力確保による電力需給バランスの安定化・電力市場価格の安定化などを目的として開設されました。
容量市場参加対象は様々な電源区分がありますが、当社が落札したDR(電源区分は発動指令電源)は、需給ひっ迫時に需要を抑制することで発生した「抑制量」を発電されたとみなし、供給力として活用されます。特に2025年度容量市場においては、2024年度容量市場と比較して発動指令電源の調達上限が拡大されており、今後もさらなる拡大が期待されている領域です。また、DRは容量市場における活用だけではなく、電力市場価格高騰時や再生可能エネルギーの供給量増加時など需給バランスが崩れる場合の需要側調整としての活用も期待され、重要性が高まっていくと考えられています。
このようなDRを取り巻く環境を踏まえ、当社は、本入札をきっかけとし、容量市場へDRアグリゲーターとして参入いたしました。今後、DRへの取組にご協力いただける需要家様へ個別にご案内させて頂くとともに、蓄電池のDRリソース活用など準備を進めてまいります。
■ 対象エリア
北海道、東京、中部、関西(2026年度以後、順次拡大を予定)
■ 丸紅新電力DRの取り組みについて
当社では、電力需給契約を締結している需要家様へ当社独自の小売DR(kWh-DR:下記参考ご参照)を2021年6月より開始しております。今後は、容量市場向けDR、小売DR共に、体制を強化し、DRによるメリットのお客様への還元、電力需給バランスの安定化へ貢献してまいります。
[参考] 小売DR(kWh-DR)対応条件 (2021年6月開始)
・当社からの節電のお願いに応じて、電力消費を抑制していただきます。
・ 需要家様の対応によって「ご契約リベート単価 × 節電電力量kWh」を、報酬としてお支払いいたします。
※ご事情により節電をしていただかなかった場合でも、本契約に基づくペナルティは発生しません。
プレスリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d51303-20211223-1d7be1426e7fd2c63d1a063fd27eff4c.pdf
丸紅新電力株式会社
代表取締役社長 伊藤 直樹
本社所在地 〒100-8088 東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル
事業内容 ・電気の売買事業およびその代理、代行、仲介・インターネット接続サービス
・省エネ機器販売・環境付加価値等の取引事業
・電気等エネルギー利用に係る機械器具等の販売、リース、設置、運転及び保守事業
公式WEBサイト https://denki.marubeni.co.jp/
当社は全てのお客さまのパートナーとして、より良い未来の当たり前を、電気を軸に創り続けます。
【丸紅新電力のミッションステートメント】 https://denki.marubeni.co.jp/company/mission/
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