「朝礼に社長ひとり」でもOKな会社──ヴァンパイア株式会社が社員の“やりたい”を応援する「ヴァンパイアアーカイブス」立ち上げへ

スタッフ一人ひとりの働きやすさ実現を目指す、ヴァンパイア株式会社の取り組み

ヴァンパイア株式会社

2025年4月30日 11時00分

ヴァンパイア株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：加藤洋平、以下ヴァンパイア）は、社員一人ひとりの「やりたい」を応援する企業文化を活かし、クリエイター支援と働き方の多様性を推進する新プロジェクト「ヴァンパイアアーカイブス」の立ち上げを計画しています。現在は、漫画やゲームの制作を中心にプロジェクトを始動しておりますので、今後の展開にぜひご期待ください。

また、ヴァンパイアでは、「スタッフ一人ひとりに合わせた環境づくり」の実現を目指し、アートやコンテンツ制作を通じた多様性の推進に取り組んでいます。

ヴァンパイアアーカイブス──社員の「やりたい」を支援する新事業

現在、ヴァンパイアでは、自社コンテンツのパブリッシングを行う新プロジェクト「ヴァンパイアアーカイブス」の立ち上げを計画しています。（※パブリッシング＝出版、広報、販売）

ヴァンパイア株式会社は、"魂の叫びを無視しない世界"をビジョンに掲げ、"より多くの夢を実現する"ことをミッションとしています。「ヴァンパイアアーカイブス」は、社内スタッフのみならず、社外からの挑戦者にも門戸を開き、共に夢を形にしていくプラットフォームを目指します。挑戦したいという想いを持つすべての人を歓迎しています。

こうした新たな取り組みの背景には、社内で以前から寄せられていた「漫画を描きたい」「ゲームをつくりたい」といった多くの声がありました。これまでは主に「受託制作」が中心で、社員が自由に表現できる場は限られていました。そんな状況を変え、社員一人ひとりの創作意欲をかたちにできる“場”として、本プロジェクトの始動を決定しました。

現在開発中の作品紹介

現在は、自社IPによる漫画やゲームの開発を進めており、自社運営のCafe & BAR「ヴァンパイアサイド」を舞台にしたコミカライズ企画も進行中です。今後は、自社ブランドのプロダクト展開や販売チャネルの構築にも力を入れ、コンテンツを通じて新たな価値を生み出していきます。

漫画「ヴァンパイアサイド」

繁華街の片隅に、ひっそりと佇む不思議な店「ヴァンパイアサイド」。そこを訪れるのは、誰にも言えない秘密を抱えた人々。成功者でありながら孤独を感じる男、完璧を求めすぎて疲れ果てた女、過去の失敗を引きずり続ける青年、家族との関係に苦しみながらも居場所を求める少女、そして、なぜか毎回服が破ける謎の男――。原作はヴァンパイア株式会社代表の加藤、漫画はフリーランスイラストレーターとして活躍中の「蒼鷹」が手掛ける。あなたは呪われる準備はできていますか？

◼️Cafe&BAR「ヴァンパイアサイド」

https://www.vampireside.com/

漫画「タイトル未定」

ヴァンパイアになってしまった主人公と周りの人々を描く非日常な日常漫画。原作は「ヴァンパイアのかとう」。漫画はイラスト、漫画制作、DTPを中心に仕事をしているフリーのイラストレーター「コニ」が手掛ける。インディーゲーム業界でも活躍中。

ゲーム「ソドミーファタール」

普通の吸血鬼のゲイバーを経営する「ソドミーファタール」。記憶と主人を失ったポンコツロボットのあなた（イニス）は、オカマ吸血鬼のアレク、バイトのエレナと共にこの場末のゲイバーで働くこととなる。オリジナルの血のカクテルを作ってメニューにしたり、お客さんと話したりお客さん同士をくっつけるキューピットになったり、アレクの恋を応援したり、店内を好きにアレンジしてみたり……好きなスタイルでのんびりチルい、大人なゲーム。作者は「狂気より愛をこめて」のじゃむさんっぽいど。ちょっとイケメンの青年です。

ヴァンパイアの「働きやすさ」への挑戦

ヴァンパイアでは、「スタッフひとりひとりに合わせた環境づくり」を目指し、柔軟な働き方や支援制度を導入しています。それこそが自社の考える働き方改革だと考えています。

たとえば、同業を含む副業を認めることで個人としての活動や挑戦を応援したり、月単位でのフレックスタイム制を導入することで、働く時間を自分で調整できるようにしています。また、ある社員は、子育ての都合に合わせて「木曜日を固定休」にする必要があり、それにあわせて就業規則そのものを変更することで、無理なく働ける体制を整えました。

さらに、精神的疾患や発達障害を抱える人にも、積極的に雇用の機会を提供しています。過去には、うつ病を経験した方や障害者手帳を持つ方の雇用実績もあり、それぞれの得意分野にフォーカスした役割設計を行うことで、無理なく力を発揮できる環境を整えています。

代表の加藤は、「会社という組織の“型”に、無理に合わせる必要はないと思っています。自分を律することができれば、自由に働ける方が生産性も高い」と話します。朝礼に自分一人しかいない日もあると笑いながら話しますが、一人ひとりの得意分野にフォーカスできることで、「機会損失が少なくなった」と、手ごたえを感じています。

【会社概要】