特定技能が再注目!ロックダウン中のネパールで「SMILEプロジェクト」をスタート

2019年4月に創設された在留資格「特定技能」。既に国内外で試験が実施されており、その中でもネパールでは試験の応募が殺到するなど国民の関心も高い。

株式会社Dogwood Community

株式会社Dogwood Community(本社:兵庫県神戸市 代表取締役 池田省平) は、ネパールを中心に特定技能に特化した学習支援及び来日した際に必要なサポートを行う登録支援機関を運営しています。現在、ネパールでは「新型コロナウィルス」によってロックダウンが続いており、特定技能の試験もストップし自宅で過ごす生活が続いています。
そこで、弊社よりネパールの方々を支援するべく「SMILE プロジェクト」を開始しました。
  • 新型コロナウィルスに負けるな!「SMILE プロジェクト」をスタート

弊社は、ネパールを中心に昨年8月より特定技能試験に特化した教育プロジェクトを進め現地2社のトレーニングセンター「HANAMIZUKI TRAINING LTD」「Reiwa Nepal Institute Pvt Ltd」と業務提携を結び「Dogwood GROUP(以下、弊社GROUP)」として日々、特定技能試験を合格するための学習支援や面接対策、そして日本語教育などを実施してきました。その成果もあり、3月末までにネパールでは最大となる24名の合格者を輩出し、9割が既に日本の介護施設や病院に内定をもらうなど順調に進んでいました。

今年度のネパールで行われる特定技能試験に向け準備をしていた矢先に、「新型コロナウィルス」が世界中で大流行し、ネパールでは3月24日より「ロックダウン」が始まりました。この措置により外出ができないだけでなく、特定技能試験の延期、そして予定していた面接も中止になるなど想定外の出来事に静観するしかありませんでした。
しかし、ネパールでは多くの人たちが特定技能で日本に来て仕事をする夢や目標を持っており、諦めず前向きにこのロックダウンを乗り切ってもらうために弊社として何かできないかを考えていました。
そして、「ネパールの笑顔を世界に広め、そして明るい未来のために笑顔で今を乗り越えてほしい」という想いを込めて、弊社GROUP全員でオンラインを活用した特定技能に関する授業や相談対応、そしてメンタルケアやユニークなイベントなどを現地の学生に限らずネパール人であれば誰でも無償で毎日参加できるSMILEプロジェクトをロックダウン開始後よりスタートさせました。
  • 日本で介護の仕事がしたい!オンライン参加者、入学希望者、問い合わせが殺到
ネパール人の多くは「facebook」などのSNSを利用しており、ロックダウンになってからさらにSNSに触れる機会が多くなりました。そんな中で始まった「SMILEプロジェクト」に関心を持ち問い合わせや参加を希望する人数も日に日に増えてきました。当初は現地の学生たち50名近くでスタートしたオンライン授業も1か月後には毎回100名近い参加者数まで倍増し、これまで日本や特定技能についての知識や関心もなかったネパール人も多く参加しており、授業をきっかけに日本や介護という仕事に強い関心を持つようになりました。
そしていつしか、「特定技能で日本に行って介護の仕事がしたい」という想いを抱くようになり正式に現地トレーニングセンターへ入学を決める学生も増加し、生徒数もロックダウン前に比べ倍近い400名近い学生が現在、在籍しており今後さらに増加する見込みです。新型コロナウィルスの収束後、特定技能試験が開始された際には弊社GROUPより年間200名以上の合格者をネパールより輩出する予定です。

(写真)毎日実施されているオンライン授業の様子。日本の文化や歴史などの授業も多くあり100人の定員で毎回、満員近い参加者が集まる。
  • 日本語を活用したユニークなイベントも大好評!
オンラインでただ学習するだけでは飽きてしまったり、日本語が難しくて挫折するネパール人も少なくありません。まずは日本語や介護に「興味」を持ってもらうことが一つのきっかになればと考え、ユニークなイベントも積極的に行っています。
(1)日本式介護クイズ
このイベントは、facebookで日本式介護についての4択問題を毎日出題し誰でも参加して答えることができるイベントです。優秀者には賞を用意し、介護を知らないネパール人でも気軽に参加でき楽しみながら介護を知ることができます。

 

 

(2)日本語スピーチコンテスト
このイベントは、自身がこれまでに身に着けた日本語能力を競い合います。具体的には、オンライン上で参加者一人一人が日本語でスピーチを行い弊社GROUPの責任者たちが採点を行い、順位をつけていくというイベントになります。こちらは、日本語を既に学習している人が対象になり、身に着けた日本語を試せる機会になるとともにさらなる日本語能力のスキルアップへの意欲に繋がります。また、これから日本語を学ぶネパール人にとっても一つの目標として日本語への関心に繋げていきたいという想いがあります。

  •  既に内定が決まっている学生たちへは、オンラインで内定先のスタッフと定期面談の実施

昨年度、既に特定技能試験に合格(日本語基礎テストorN4以上、介護技能評価試験、介護日本語評価試験)しロックダウン前後で現地面接やオンライン面接で日本の介護施設に採用が決まっている学生たちには、来日してから即戦力として仕事に就けるために日本語能力試験のN3レベルの日本語修得や日本語でのコミュニケーションスキルを学習し、日本語のスキルアップ=自信に繋げる取り組みを行っています。また、定期的に内定先のスタッフとの面談を実施し顔を合わせてコミュニケーションを取ることでお互いをより良く知る機会になるとともに「安心感」を生み出します。
  • ネパール人女性の特定技能での社会進出を支援するプロジェクトを開始

ネパールの女性は古くから健康・教育・収入・意思決定・政策の立案などの地位が低く、家父長制により女性の生活が制限されてきたこともあり社会進出が遅れていました。
しかし近年、ネパールの女性が政治に参加できるようになるなど少しずつ社会進出の機会や男女平等社会に向けた取り組みが進むようになってきました。ネパールの女性は、とても温厚で優しく家族を尊敬し大切にするため「介護」という仕事に非常に向いています。一歩踏み出して社会進出を応援するためには、その「きっかけ」を与えるとともに学習できる環境を整える必要があります。そこで、弊社グループとしてネパール人女性に特定技能制度を活用した社会進出をサポートするために、授業料の無償化やその他サポートする内容を強化していく予定です。
特定技能制度というのは、日本の人手不足解消の手段だけではなくその国々で抱える問題について改善するための一つのきっかけにもなると弊社は考えています。

(写真)女性を対象にしたオンラインクラスの様子。既に100名以上の申込があり、今後さらに定員を増員する予定である。
  • ネパール人の国民性は日本人とよく似ている

ネパール人は、韓国のEPS(労働許可制度)では優等生として非常に評価が高く、他国からも真面目で何事にも一生懸命取り組むという印象を持たれています。また、ネパールは「敬意と礼を重んじる」国でネパールのあいさつは、「ナマステ」。相手と目を合わせながら、胸のあたりで 両手を合わせて挨拶します。目上の人には「ナマスカール」といって、さらに敬意を示す場合もあります。年上の人や、両親、祖父母、先生に対する敬意をとても大切にします。いくら仲が良かったとしても、目上の人にタメ口を使うのは言語道断です。そういった点から、日本人の感覚や文化とよく似ており介護という仕事に対しても「目上の人への敬意」を持って真面目に取り組んでくれます。
  • 来日後は、弊社が登録支援機関としてもサポート(全国対応可能)

弊社では、特定技能で来日するネパール人に必要な下記の支援を、受け入れ機関に変わって対応する「登録支援機関」としてもサポートさせていただきます。弊社サービスの特徴として、24時間365日体制で相談対応を行いまた、弊社と協力関係にあるNGO団体「USHA JAPAN」と連携し日本の生活においてサポートしていく予定です。「USHA JAPAN」は主に国内に住むネパールの方の支援を目的として活動している非営利団体です。
【登録支援機関の主な支援内容】
  1. 外国人に対する入国前の生活ガイダンスの提供(外国人が理解することができる言語により行う)
  2. 入国時の空港等への出迎え及び帰国時の空港等への見送り
  3. 保証人となることその他の外国人の住宅の確保に向けた支援の実施
  4. 外国人に対する在留中の生活オリエンテーションの実施(預貯金口座の開設及び携帯電話の利用に関する契約に係る支援を含む。)
  5. 生活のための日本語習得の支援
  6. 外国人からの相談・苦情への対応
  7. 外国人が履行しなければならない各種行政手続についての情報提供及び支援
  8. 外国人と日本人との交流の促進に係る支援
  9. 外国人が、その責めに帰すべき事由によらないで特定技能雇用契約を解除される場合において、他の本邦の公私の機関との特定技能雇用契約に基づいて「特定技能1号」の在留資格に基づく活動を行うことができるようにするための支援

【その他、弊社取り組み】
●特定技能試験対策アプリの開発
弊社より2019 年 12月10日に「特定技能 E-learning」 アプリをiOSとandroid版でリリース!言語対応は、日本語・英語・ネパール語です。日本では初となる介護試験と同じCBT形式のe-learningアプリを弊社で開発し両トレーニングセンターで活用しています。今後は、14業種すべての問題も対応していく予定です。

●特定技能ニュース配信サービス
特定技能の14業種の管理サイトから更新情報を自動で取得し、10分ごとに更新され常に最新の情報を入手できるサービスをホームページにて掲載しています。今後、AIを使ったサービスも提供予定です。

  ●メディア実績
①「the japan news」(2020年4月16日)より、弊社と現地協力トレーニングセンターの記事が掲載されました。
②読売新聞(2020年3月30日朝刊)の国際面にて現地トレーニングセンターの記事が掲載されました。
③弊社新サービス「遠隔リモート面接」が週刊SPA!様(4月7日号)で紹介されました。
※詳しくは、下記URLから
https://dogwood-community.jp/media/
 

●過去のプレスリリース

1.早く、日本で働きたい!【特定技能】新型コロナで外出禁止令のネパール、自宅から面接できる「遠隔リモート面接サービス」が大好評!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000052685.html
2.【特定技能】遠隔リモート面接サービスの開始。新型コロナに対応!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000052685.html
3.【ネパール】合格者続出!特定技能「介護」即戦力育成プログラムを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000052685.html
※その他の記事は、下記URLから
https://dogwood-community.jp/media/

【会社概要】
会社名  :  株式会社Dogwood Community
代表者 : 代表取締役 池田省平
所在地 : 〒658-0045 兵庫県神戸市東灘区御影石町3-10-1
設立  : 2019年6月
(事業内容)
○有料職業紹介事業
○登録支援機関事業
○e-learningシステム事業
○アプリ制作・開発事業
○海外雇用セミナー事業
(URL)
https://dogwood-community.jp
(facebook)
https://www.facebook.com/dogwoodcommunity

■本件に関するお問い合わせ先
会社名 :株式会社Dogwood Community
担当    :事務局 池田
受付  :平日 9:00~17:00
TEL    :078-223-3823
Email :info@dogwood-community.jp

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会社概要

株式会社Dogwood Community

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URL
https://dogwood-community.jp/
業種
サービス業
本社所在地
兵庫県神戸市中央区伊藤町110-2 伊藤町YANAGIDAビル7F-6
電話番号
078-223-3823
代表者名
池田 省平
上場
未上場
資本金
700万円
設立
2019年06月