200万ユーザーが利用するコミュニティアプリYay!がNPOの運営する10代向け相談LINEへの入り口拡大へ寄与。Yay!経由の登録者が300名を突破。
認定NPO法人D×P(ディーピー)(本社:大阪市、理事長:今井紀明、以下D×P)は、200万ユーザーが利用するコミュニティアプリYay!(イェイ)経由で当団体の実施するLINE相談「ユキサキチャット」に登録した人数が368名になったことを発表いたします。連携を開始した4月〜今月20日までの登録者2,378名のうちの認知経路15%がYay!となりました。若者が多く利用するアプリでの発信により、これまでNPOに頼ったことがない若者に情報を届けています。
2020年4月、認定NPO法人D×Pと株式会社ナナメウエ(本社 東京都港区赤坂 代表取締役 石濵嵩博)の開発・運営する匿名コミュニティアプリアプリ「Yay!(イェイ)」は、新型コロナウィルス感染症の影響により孤立する若者への課題解決を目指し連携を開始しました。現在Yay!のユーザーは22歳未満が8割を占め、中でも16~19歳が多く利用しています。
人気のサークル機能を使った不登校の中高生にむけて「転校・編入」についての相談窓口や、アカウント設定画面からユキサキチャットへとつながるリンクの設置を行いました。
今月15日に、Yay!ログイン時の通知にて「Yay!とユキサキチャットからのお知らせ」として食糧支援や現金給付についてのお知らせを配信いたしました。15日〜20日までの5日間で新たにYay!から57名が登録し、うち食糧支援を求める人が22%、現金給付を求める人が5%となりました。相談者の状況について詳しくヒアリングをし、当団体による支援をはじめ相談者本人の希望を踏まえ生活保護など行政支援・他団体による専門的なサポートにもつなげていきます。
(Yay!運営の『駆け出しアルパカ』さんからもメッセージをいただき掲載しました。ログイン通知は、12/15(火)8時〜13時まで行ないました。)
- Yay!について
- 認定NPO法人D×P 理事長 今井紀明より
このような状況下のなかで、若者が多く利用するコミュニケーションアプリであるYay!が、子どもの孤立という課題解決のため協働してくださいました。アプリケーション内でのリンクや通知など、他のSNSであれば広告を出さなければできないことを無償で提供していただいています。12月にお知らせ記事を出すと登録者数が一気に増えました。10代にとって身近なSNSの中に支援につながる窓口があると、相談のハードルが下がります。NPO単体での発信では出会えない若者に出会うことができました。
また、Yay!はD×P以外とも連携し自宅が精神的な拠り所となりえない10~20代の女性のサポートや保護を行う「BONDプロジェクト」やLGBTの支援団体「にじーず」などそれぞれに専門性をもった窓口が存在しています。頼れる人や相談できる人が周囲にいないと感じる若者にとって、安全な情報や適切な相談機関に辿りつくことは難しいです。多くの利用者を抱えるプラットフォームが一緒になってセーフティネットを構築してくださることが大変嬉しく思います。NPOや団体の広報では届かないところにいる対象者とつないでくださってありがとうございます。
ただ、相談を受けとるためのわたしたちのキャパシティが不足していたため、今回は数時間しかYay!上でのお知らせ表示をすることができませんでした。数時間で多くの相談が寄せられたことを考えると、D×Pの相談員の数があと2〜3倍あったら数日間お知らせの表示を出して、より多くの若年層のサポートができたはずです。D×P側の人員的・財政的な不足を痛感し、忸怩たる思いです。
しかし現在、毎月のご寄付をしてくださる月額寄付サポーターが増えており、12/23時点で1,127名もの方が支えてくださっています。これを原資に人員体制も強化する見込みです。これからもさまざまな企業や団体と連携して、孤立する10代がいる場所へ出向き、会いにいくセーフティネットをつくっていきます。
▼D×Pへの寄付はこちら
https://www.dreampossibility.com/supporter/
- ユキサキチャット
コロナ禍においては、困窮状態にある13歳〜25歳までに対象者を広げ食糧支援や現金給付を行いながら相談者の生活の安定をサポートしています。
ユキサキチャット:https://www.dreampossibility.com/yukisakichat/
- 認定NPO法人D×P(ディーピー)
公式WEBサイト:https://www.dreampossibility.com/supporter/
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