専用製造機のノウハウ生かした研修プログラムを開講 大豆ミートのから作り方までお教えします
味や形を自在に、魅力ある新商品開発と市場拡大をサポート
空調衛生設備等のエンジニアリング・コンサルティング・設計・製造などを行う菱熱工業株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:近藤貢)は、食肉の代替たんぱくとして注目を集める「大豆ミート」(粒状大豆たんぱく)について、基礎的な知識から製造方法までを総合的に学べる研修プログラムを開発し、6月15日より開講しました。
当社は昨年7月、味や形、食感を自在に実現できる専用製造機「大豆ミートプロセッサー」を発売開始しました。以来、食品メーカーなどを対象に、大豆ミートをはじめとする植物性たんぱくを使った試作や研究をサポートしており、研修を通じてノウハウを広く発信する狙いがあります。大豆ミートに特化して試作や研修までを網羅した取り組みは例がなく、大豆ミート商品の魅力向上につなげ、さらなる市場拡大に寄与します。
【製造方法】
研修プログラムのタイトルは「1日で大豆ミートマイスターになろう~菱熱工業が考える大豆ミートの未来~」です。
午前中(10時~正午)は講義で、「代替肉とは」に始まり、その必要性、大豆ミートの市場動向、業界の課題と解決策、製造方法と機械をテーマに、お話をします。午後(1~3時)は実習で、大豆ミートプロセッサーを使って試作をします。その後、質疑応答をします。試作した大豆ミートは、お持ち帰りできます。
1回の研修の受講料は20万円(税別)。8人まで参加できます。会場は、当社の本社そばに設けた「大豆ミートラボ」で、大豆ミートプロセッサーを常備しています。当社が作成した教材を使い、当社の大豆ミートチームが講師を務めます。
新商品開発や新規参入を検討している企業だけでなく、食品メーカーなどの社員研修での利用も想定しています。大豆ミートの普及は地球温暖化や食料危機への対策としても有効なため(下記参照)、学生の体験学習や実習への活用も視野に入れています。
これとは別に、当社は大豆ミートの「試作プログラム」も実施しています。主流の脱脂大豆粉(大豆油の搾りかす)のほかにエンドウ豆粉、ヒヨコ豆粉、小麦粉といった原料を使ったり、大豆ミートプロセッサーの稼働条件をさまざまに設定したりパーツを替えたりして、ご希望の最終商品に近い形、食感、弾力の開発をお手伝いします。専用製造機を開発した当社ならではの知識とノウハウを生かしたプロジェクトです。
こちらの料金は、1回15万円~(税別)となっており、大豆ミートプロセッサーの発売開始以来、60社を超える利用があるなど好評です。
【試作の様子】
世界人口の増加による動物性たんぱくの供給不足(プロテインクライシス)*図1が予測される中で、たんぱく質が豊富な大豆には、食肉に代わるたんぱく源として関心が高まっています。家畜牛のゲップで排出されるメタンガスは地球温暖化の一因とされており、大豆ミートへのシフトは環境面からも重要です。低カロリー・低脂質で健康志向に沿ううえ、長期保存が利く利点もあります。
日本でも大豆ミートを使った食品が相次いで発売され、消費者の認知度は上がっていますが、「値段が高い」「どのメーカーも味が同じ」「大豆臭が気になる」といった声が聞かれ、購入のリピート率は高くはないのが現状です。
その大きな原因として、これまで大豆ミート専用の製造機がなかったため、食品メーカーはエクストルーダーと呼ばれる汎用機で作った既製の粒状大豆たんぱくを、他社から仕入れて加工していることが挙げられます。味や価格は既製品に縛られ、加工にも手間がかかるため、思うような商品を開発できていません。
当社の大豆ミートプロセッサーは多様な食材に対応し、原料や稼働条件、パーツを調整することで味と形、食感を自在に実現できるので、他社商品との差別化を図れます。専用機ですのでムダな動力を抑え、当社の試算では大豆ミートの製造原価を大幅に削減することが可能です。
研修や試作には、大豆ミートのこうした課題や解決策を知って新商品の開発に生かしていただく狙いがあります。新商品の発売が決まれば、大豆ミートプロセッサーの販売にもつながると期待しています。
プロテインクライシス(タンパク質危機)*図1
■住所 :東京都大田区南馬込2-29-17
TEL:03-3778-2111 FAX:03-3778-2100
■創業:1948年7月21日
■設立:1966年2月9日
■資本金:1億円
■売上高 : 96億円(2020年3月期・連結)
■代表取締役社長:近藤 貢
■従業員:110名(2021年3月)
■事業内容:冷熱エンジニアリング総合企業,冷熱プラント、冷熱機械、環境装置、冷凍冷蔵、
空調衛生設備のエンジニアリング、コンサルティング、設計、製造、施工、メンテナンス
■URL:http://www.ryonetsu.com/
<本件に関するお問い合わせ>
菱熱工業株式会社/プラントドメイン 近藤 勢・竹内
TEL: 03-3778-2118 Fax:03-3778-2119
【製造方法】
■研修プログラムと試作サポート
研修プログラムのタイトルは「1日で大豆ミートマイスターになろう~菱熱工業が考える大豆ミートの未来~」です。
午前中(10時~正午)は講義で、「代替肉とは」に始まり、その必要性、大豆ミートの市場動向、業界の課題と解決策、製造方法と機械をテーマに、お話をします。午後(1~3時)は実習で、大豆ミートプロセッサーを使って試作をします。その後、質疑応答をします。試作した大豆ミートは、お持ち帰りできます。
1回の研修の受講料は20万円(税別)。8人まで参加できます。会場は、当社の本社そばに設けた「大豆ミートラボ」で、大豆ミートプロセッサーを常備しています。当社が作成した教材を使い、当社の大豆ミートチームが講師を務めます。
新商品開発や新規参入を検討している企業だけでなく、食品メーカーなどの社員研修での利用も想定しています。大豆ミートの普及は地球温暖化や食料危機への対策としても有効なため(下記参照)、学生の体験学習や実習への活用も視野に入れています。
これとは別に、当社は大豆ミートの「試作プログラム」も実施しています。主流の脱脂大豆粉(大豆油の搾りかす)のほかにエンドウ豆粉、ヒヨコ豆粉、小麦粉といった原料を使ったり、大豆ミートプロセッサーの稼働条件をさまざまに設定したりパーツを替えたりして、ご希望の最終商品に近い形、食感、弾力の開発をお手伝いします。専用製造機を開発した当社ならではの知識とノウハウを生かしたプロジェクトです。
こちらの料金は、1回15万円~(税別)となっており、大豆ミートプロセッサーの発売開始以来、60社を超える利用があるなど好評です。
【試作の様子】
■大豆ミート商品の課題解決へ~背景と狙い
世界人口の増加による動物性たんぱくの供給不足(プロテインクライシス)*図1が予測される中で、たんぱく質が豊富な大豆には、食肉に代わるたんぱく源として関心が高まっています。家畜牛のゲップで排出されるメタンガスは地球温暖化の一因とされており、大豆ミートへのシフトは環境面からも重要です。低カロリー・低脂質で健康志向に沿ううえ、長期保存が利く利点もあります。
日本でも大豆ミートを使った食品が相次いで発売され、消費者の認知度は上がっていますが、「値段が高い」「どのメーカーも味が同じ」「大豆臭が気になる」といった声が聞かれ、購入のリピート率は高くはないのが現状です。
その大きな原因として、これまで大豆ミート専用の製造機がなかったため、食品メーカーはエクストルーダーと呼ばれる汎用機で作った既製の粒状大豆たんぱくを、他社から仕入れて加工していることが挙げられます。味や価格は既製品に縛られ、加工にも手間がかかるため、思うような商品を開発できていません。
当社の大豆ミートプロセッサーは多様な食材に対応し、原料や稼働条件、パーツを調整することで味と形、食感を自在に実現できるので、他社商品との差別化を図れます。専用機ですのでムダな動力を抑え、当社の試算では大豆ミートの製造原価を大幅に削減することが可能です。
研修や試作には、大豆ミートのこうした課題や解決策を知って新商品の開発に生かしていただく狙いがあります。新商品の発売が決まれば、大豆ミートプロセッサーの販売にもつながると期待しています。
プロテインクライシス(タンパク質危機)*図1
<会社概要>
■住所 :東京都大田区南馬込2-29-17
TEL:03-3778-2111 FAX:03-3778-2100
■創業:1948年7月21日
■設立:1966年2月9日
■資本金:1億円
■売上高 : 96億円(2020年3月期・連結)
■代表取締役社長:近藤 貢
■従業員:110名(2021年3月)
■事業内容:冷熱エンジニアリング総合企業,冷熱プラント、冷熱機械、環境装置、冷凍冷蔵、
空調衛生設備のエンジニアリング、コンサルティング、設計、製造、施工、メンテナンス
■URL:http://www.ryonetsu.com/
<本件に関するお問い合わせ>
菱熱工業株式会社/プラントドメイン 近藤 勢・竹内
TEL: 03-3778-2118 Fax:03-3778-2119
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