グリーンエナジー&カンパニーは、CO2排出を抑える苔の特性に着目。ソーラーシェアリングでの苔栽培に取り組みます。

2月10日、グリーンズ・グリーンHDと業務提携しました。

 株式会社グリーンエナジー&カンパニー(東京証券取引所グロース(証券コード:1436)、本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴江崇文、以下「当社」)は、株式会社グリーンズ・グリーンホールディングス(本社:新潟県新潟市、代表取締役:竹林陽一、以下「グリーンズ・グリーンHD」)と業務提携を締結しました。本提携により、グリーンズ・グリーンHDがもつ独自の苔栽培技術を活用した営農型太陽光発電所の開発を推進、農業とエネルギーの共存および、持続可能な農地活用の新たな可能性の創出を目指します。

当社施工の広島県にあるソーラーシェアリング施設で、苔栽培の実証中

■ 提携の背景と目的

 近年、耕作放棄地の増加が社会的な問題となっています。この問題に対処するため、当社は農業と再生可能エネルギーを融合させた営農型太陽光発電所の開発を推進しています。営農型太陽光発電は、国や地方自治体からも期待される事業スキームで、耕作放棄地の有効な活用方法として注目されています。しかし、太陽光発電所設備下の日照不足による作物の収穫量低下など、農地の有効活用と収益性の確保を両立する方法が、普及の上での課題となっていました。

 今回提携するグリーンズ・グリーンHDが提供する苔栽培技術は、こうした課題に対する有効な解決策となり得るものです。苔は、光量が少なく適度な遮光環境を好むため、営農型太陽光発電所との両立に適しています。グリーンズ・グリーンHDのもつ独自の苔栽培技術を活用することで、営農型太陽光発電事業において他社との差別化を図ります。

【参考】導入する苔栽培技術について

https://greensgreen.jp/#SUNAGOKE(グリーンズ・グリーンHD ホームページ)

 グリーンズ・グリーンHDが開発した「スナゴケシート」は、防草効果とその持続性に優れた資材で、長期間にわたり防草効果を発揮します。この栽培技術は、営農型に限らず産業用太陽光発電所でも応用が可能です。苔はCO2吸収・酸素放出の特性をもち、持続可能な農業と環境対策の両立が期待されます。

スナゴケ
太陽光発電所パネル下での苔栽培

■地域経済活性化のビジネスモデル

 生産した「スナゴケシート」は、地域の施設、河川・道路など、緑化推進や防草シートとして利用されています。グリーンズ・グリーンHDは、これまでに国内外のさまざまなプロジェクトで苔栽培技術を提供しています。例えば、大手企業との協業を通じ、都市緑化や屋上庭園、環境保護プロジェクトにおいてスナゴケシートの導入実績があり、その効果が証明されています。

 発電した電力は、クリーンなエネルギーとして地域の公共施設や農業・漁業関連施設、今後需要の増加が見込まれるデータセンターなどの産業・商業施設等に供給することができます。

 私たちは、当社の培ってきた事業ノウハウとグリーンズ・グリーンHDの栽培技術を融合し、営農型太陽光発電所の農業部分の問題をカバーし、収益性向上と環境保全の両立を目指します。さらに、全国の耕作放棄地を再生可能エネルギー事業に転換し、持続可能な地域社会の発展に貢献します。

ビジネスモデル

グリーンエナジー&カンパニーのスマート農業

<ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)>については、以下をご覧ください。

https://green-energy.co.jp/service/solar-sharing/

≪ 本リリースに関する問い合わせ先 ≫

株式会社グリーンエナジー&カンパニー

広報:梅津

お問い合わせ:https://green-energy.co.jp/contact/

※上記フォームの「IR・取材に関するお問い合わせ」よりお問い合わせください。

TEL:050-1871-0651(代)

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会社概要

URL
https://green-energy.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル8F
電話番号
050-1871-0651
代表者名
鈴江 崇文
上場
東証グロース
資本金
97億円
設立
2009年04月