Twilio、対話型AIの導入促進を目指し、Microsoftとの複数年にわたる戦略的パートナーシップ締結を発表

Twilio、Microsoft Azure AI FoundryとTwilioの顧客エンゲージメントプラットフォームを基盤にした対話型AIソリューションの開発を発表

Twilio Japan合同会社

*本リリースは、Twilioが2025年5月14日に発表したリリースの抄訳です。

Twilioの最高経営責任者であるコゼマ・シップチャンドラー(Khozema  Shipchandler)と、Microsoftの会長兼CEOであるサティア・ナデラ(Satya Nadella)氏が、Twilio SIGNALにてバーチャル・ファイアサイド・チャットで表明

      

サンフランシスコ、2025年5月14日 -パーソナライズされた顧客体験をリアルタイムに提供し、今日の主要ブランドを支える顧客エンゲージメントプラットフォーム  Twilio(トゥイリオ、NYSE:TWLO)は、本日、ユーザーカンファレンス「Twilio  SIGNAL」において、Microsoftとの複数年にわたる戦略的パートナーシップ締結を発表しました。本パートナーシップにより、顧客エンゲージメントを強化する対話型AIソリューションの導入を促進することを目指します。
 今回のコラボレーションは、Twilioを使用する1000万人以上の開発者および数千のMicrosoftの顧客が、対話型AIの未来を築くための可能性を広げ、「企業と消費者のあらゆるデジタルインタラクションをより素晴らしいものにする」というTwilioビジョンの実現をサポートします。

        

対話型AIは、コンピューターシステムが人間の会話を理解し、自然な対話を再現する形で応答する技術です。自然言語処理と機械学習を活用し、人間の音声やテキスト入力を分析・解釈することで、AIによる音声またはテキストでの適切な応答が実現します。

          

顧客エンゲージメントのために対話型AIの体験を実現しようとする企業は、さまざまな課題に直面しています。不完全なデータによる精度の低下や、レガシーシステムとの統合の難しさ、堅牢なデータ基盤の不足などが原因で、パイロットプログラムの運用が成功しても、本格導入につなげることが難しくなるケースもあります。Twilioが有する、コミュニケーション、データ、AI分野における専門性とリーダーシップを、Microsoft Azure AIの、優れた安全性と信頼性を持つエンタープライズグレードのグローバルインフラストラクチャと組み合わせることで、対話型AIを企業全体に導入する取り組みを促進する他に類を見ない価値を提供しています。

        

Twilioのチーフプロダクトオフィサー (CPO) であるインバル・シャニ(Inbal Shani)は次のように述べています。   

「企業とユーザーとのあらゆるやり取りは、ロイヤルティと信頼を築くチャンスであり、AIによってそのやり取りは劇的に向上しています。対話型AIは、企業に対しては精度の高い顧客対応を実現し、ユーザーに対しては豊かでダイナミックな体験を提供することで、顧客エンゲージメントを強化します。」       

  • あらゆる顧客エンゲージメントの最適化と大幅な効率化を実現するためのマルチチャネルAIエージェント構築機能。   

  • Twilio Agent Copilotの強化機能を通じて、コンタクトセンターの対応をリアルタイムに支援するAIエージェント。

  •   企業とユーザーとのデジタルインタラクションを強化・改善するためのマルチモーダルソリューション。   

MicrosoftのAzure AIプラットフォーム担当コーポレートバイスプレジデントであるアシャ・シャルマ(Asha Sharma)氏は次のように述べています。

「Azure AI Foundry によって、リスク管理、精度向上、プライバシー保護、透明性の強化、コンプライアンスの簡素化を支援するエンタープライズグレードの技術とベストプラクティスを通じ、AIエージェントを含むAIの全社的な導入拡大を安心して進めることができます。Azure AI Foundry と、 Twilio の通信およびデータ活用機能を組み合わせることで、企業とユーザーをつなぐラストマイルとして、高いビジネス価値をもたらすでしょう。」   

      

Twilioの対話型AI  

Twilioの対話型AIソリューションは、モデル選択の柔軟性、自社のペースで機能を拡張できるシンプルな導入オプション、そして業界をリードするCPaaSおよびCDPとのネイティブ統合を通じて、より効率的で魅力的な顧客体験を実現します。 

Microsoftとの戦略的パートナーシップに加えて、Twilioは本日開催されたTwilio SIGNALにて、カスタマーケアや営業領域で対話型AIの導入を検討する企業向けに、多数の対話型AI機能の強化とイノベーションを発表しました。

        

特に注目されるイノベーションは以下のとおりです。   

  •  ConversationRelay(一般提供開始):

    ConversationRelayは、開発者が好みのLLMを用いて、高度な自然音声AIエージェントを構築できる対話型AI機能です。Twilioは、リアルタイムストリーミングの処理、最新の音声認識技術、割り込み処理、人間らしい表現力豊かな音声をシームレスに統合することによって、開発者がより迅速かつ効率的に先進的なエージェント型アプリケーションを構築できるよう支援します。

  • Conversational Intelligence(音声:一般提供開始/メッセージ:プライベートベータ):

    Twilio Voice Intelligenceを拡張したConversational  Intelligenceは、音声通話やテキストベースの会話を分析し、それらを構造化データとインサイトへと変換します。このことによって、顧客体験と業務効率の向上を大規模に実現することが可能になります。

 
Twilio  SIGNAL サンフランシスコ 2025 について  

Twilio SIGNALは、2025年5月14日から15日までサンフランシスコで開催され、業界をリードする企業の開発者、ビジネスリーダー、イノベーター、そしてビルダーが集まり、顧客エンゲージメントに関する多様なテーマを巡るネットワーキングと実践的な学習を2日間かけて行います。   

今年の講演者には、Clear、Best Buy、Rocket、Vineyard Vinesなど、著名なブランドの経営陣が登壇します。また、マイクロソフトの会長兼最高経営責任者(CEO)であるサティア・ナデラ氏との事前収録されたバーチャル・ファイアサイド・チャットや、Twilioの専門家と顧客による50を超えるブレイクアウトセッションとトレーニング機会も用意されています。   

本イベントでは、Twilioは2025 AI Startup Searchlight Awardsの発表も行いました。これは、最新の技術でコミュニケーションと顧客エンゲージメントの未来を照らすビルダーを称えるアワードプログラムです。また、「Excellence in Engagement Awards」の年次受賞者が初めて表彰されました。     

Twilio SIGNALの基調講演は、イベント終了後、 signal.twilio.com でオンデマンド視聴可能です。

      

Twilioについて

世界中の主要企業から信頼された、Twilioの顧客エンゲージメントプラットフォーム(CEP)は、世界中の顧客とパーソナライズされた関係を直接築いています。Twilioは、企業がコミュニケーションとデータを活用することで、成長に向けた販売とマーケティング、カスタマーサービス、さらには多様なエンゲージメントのユースケースまで、顧客体験のあらゆる段階にインテリジェンスとセキュリティを柔軟かつプログラム可能な方法で追加できるように支援します。180カ国以上で、数百万の開発者と数十万の企業がTwilioを活用し、顧客に感動をもたらす体験を提供しています。Twilio(NYSE: TWLO)に関する詳細情報は、以下のリンクをご覧ください。 

www.twilio.com  

      

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、将来の見通しに関する記述が含まれています。これには、Twilioのプラットフォームおよびソリューションの機能や将来の利用可能性に関する予測を含むが、これに限定されない記述が含まれます。

 将来の見通しに関する記述は、将来の出来事の予測として信頼すべきではなく、その結果は既知および未知のリスク、不確実性、その他の要因によって異なる可能性があり、これにより実際の結果、パフォーマンス、または達成状況が、将来の見通しに関する記述と大きく異なることがあります。その詳細については、最新の証券取引委員会(SEC)への提出書類にてご確認ください。     

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会社概要

Twilio Japan合同会社

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URL
https://www.twilio.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクウェア新宿16F
電話番号
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代表者名
久保 敦
上場
未上場
資本金
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設立
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