バイエル、第5回世界若者農業サミットにて”地球レベルでの食糧安定供給”を支援するため、世界から若きリーダー100人を選出

・40カ国以上から選出された100人が2021年11月のバーチャルグローバルフォーラムに参加
・国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)およびBabele社と協力し、フォーラム後の10週間の世界若者農業サミット(YAS)大学プログラムで業界リーダーや農業従事者、YAS参加経験者によるメンタリングにも参加
モンハイム、2021年8月2日 – 世界の40カ国以上から選出された100人が、今年11月に開催されるバイエルの2021年世界若者農業サミット(Youth Ag Summit :以下YAS)に参加します。2年に1回開催されるこの世界規模のフォーラムの参加者として選出されたのは、持続可能な世界の農業を積極的に追求し、食糧安全保障の問題に対するソリューションについて学び、連携する機会を求める18歳から25歳までの若きリーダーたちです。今年の参加者は、100カ国近くの2,000人を超える応募者から選出されました。

ルワンダで環境保護を学ぶ学生で農業に従事するNdavisabye Rukundo Christian氏は「これは次世代の農業変革者たちに力を与える機会です。私は地元の村で農業を営んでおり、農業には熱い想いがあります。今回のサミットは、環境保護に取り組みながら持続可能な農業を行うという私の目標と完全に一致します」と述べています。

選出に向けて、今年の参加者は、“Feeding a Hungry Planet”(地球レベルでの食糧安定供給について)というサミットの全体的テーマに基づき、プロジェクト案やこれまでの取り組みを示しました。例えば、メキシコのMonserrath Martinez氏は、都市部での食糧生産を可能にする、食品廃棄物を使った生分解性装置の取り組みについて説明しました。彼女は、今回のサミットで他の持続可能なソリューションについて取り組む中で、自身の経験が他の参加者にとって刺激となればと期待しています。

Martinez氏は「今こそ私たちの世代が行動を起こし、農業システムの仕組みを変え、スキルと知識によって農業をより効率的で持続可能なものにする時だと確信しています。私は、農業の仕組みを変えて誰もが豊かな生活を送れるような新たな道を切り開く熱意を持つ人たちのネットワークの一員になりたいと思っています」と述べています。

ドイツ・バイエル社経営委員会委員でクロップサイエンス部門代表のリアム・コンドンは「世界若者農業サミットは、私にとって常に次世代の農業とつながる大きな機会となってきました。参加者である若きリーダーたちには、食糧安全保障の課題に対する取り組みにおいて大きな変化をもたらすのに必要な熱意があります。 このような将来のリーダーたちをサポートし育成することで、彼らの生涯にわたる学びの旅、そしてより持続可能な食糧システムに向けた活動を支えていきます」と述べています。

隔年開催のYASは今回で第5回目ですが、バーチャルイベントとしては初開催となり「YAS大学」と呼ばれるバーチャル・アイデアインキュベーターの場も初めて提供します。YAS大学のプログラムでは、参加者はビジネスやコミュニケーションのスキルを継続的に発展させ、メンターからコーチングを受け、毎週の課題を仕上げることで、サミット後の2022年1月からの10週間で各自のプロジェクトの構想を磨いていきます。YAS大学修了時には、各自のプロジェクト案を専門家たちからなる審査会で発表し、賞の獲得を目指す機会が得られます。 今回のフォーラムでは、バイエルと国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)およびテクノロジー企業であるBabele社との提携により、YAS大学での独自の経験の獲得が可能となりました。

2021年世界若者農業サミットの詳細と選出された全ての参加者一覧については、www.youthagsummit.comをご覧ください。詳細は、Twitterの#AgvocatesWithoutBordersおよびInstagramチャンネル@youthagsummitをフォローしてご覧ください。

世界若者農業サミットについて
世界若者農業サミットは、持続可能な農業と食糧安全保障を支え、生産者と消費者との相互理解をサポートする若きグローバルリーダーのコミュニティです。2年に一度100名の代表団が選出され、サミットに参加します。過去の開催国は、カナダ、オーストラリア、ベルギー、ブラジルで、今回のサミットは新型コロナウイルス感染症により、初の完全なバーチャルイベントとして開催されます。

国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)について
国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)は、国連事務総長の後援により、2012年に設立されました。SDSNは、世界の科学技術の専門知識を動員し、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定の実現など、持続可能な開発に向けた実践的なソリューションを推進します。詳細はwww.unsdsn.orgをご覧ください。

バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力します。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は414億ユーロ、従業員数は100,000名(2020年)。特別項目計上前の研究開発費は49億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

バイエル  クロップサイエンス株式会社について
バイエル クロップサイエンス株式会社は、農薬、種子、エンバイロサイエンス(防疫用薬剤)の分野で世界をリードする、ライフサイエンス企業であるドイツ バイエル社のクロップサイエンス部門に属し、日本における農業関連事業を担っています。日本では1941年に事業を開始、現在は農薬事業とエンバイロサイエンス事業(緑化製品と生活環境製品)を中心に、グローバル規模の研究開発体制を活かした製品開発、製造・販売を行っています。同社は日本のバイエルグループの一員として、日本農業の持続可能な発展に向けた革新的な製品とソリューションを提供しています。

バイエル クロップサイエンス株式会社
2021年8月6日、東京

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。

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会社概要

URL
https://www.bayer.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 丸の内北口ビルディング
電話番号
03-6266-7010
代表者名
イン・チェン
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2006年12月