「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2022」第2期採択プロジェクト決定!
~さっぽろ連携中枢都市圏内の自治体と協働して実証実験を実施する8プロジェクトを採択〜
札幌・北海道でのスタートアップムーブメントの創出を図るSTARTUP CITY SAPPOROプロジェクトでは、さっぽろ連携中枢都市圏内の12市町村と連携し、圏内の地域、行政課題を国内外のスタートアップとの協働により解決を目指す、行政オープンイノベーションプロジェクト「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」を2020年より展開しています。
3回目の実施となる2022年度は、第1期と第2期とで募集を分けて行い、第2期では12市町村の共通テーマ「行政DXの推進」「交流人口・関係人口の創出」をはじめ、全14カテゴリでのアイデアを募集し、20件の応募の中から8件のプロジェクトを採択いたしましたのでご報告いたします。採択プロジェクトについては今後自治体・事務局と連携し、実証実験を進めて参ります。
3回目の実施となる2022年度は、第1期と第2期とで募集を分けて行い、第2期では12市町村の共通テーマ「行政DXの推進」「交流人口・関係人口の創出」をはじめ、全14カテゴリでのアイデアを募集し、20件の応募の中から8件のプロジェクトを採択いたしましたのでご報告いたします。採択プロジェクトについては今後自治体・事務局と連携し、実証実験を進めて参ります。
■採択プロジェクト一覧
1.株式会社ビーブリッジ(本社/東京都千代田区)
課題:公共空間の利活用、賑わい創出
実証自治体:札幌市
実証実験内容:2024年1月に6年半振りに開催するアートイベント「札幌国際芸術祭2024(略称:SIAF2024)」に向けて、冬期イベント時の来場者の周遊促進方法について検討している。2024年1月のイベント本番に向けたプレイベントとして、雪まつり開催期間中の札幌の冬とアートを巡るスタンプラリーを実施し、来場者の周遊分析を行う。
企業HP:https://bebridge.com/
2.株式会社Fant(本社/北海道音更町)
課題:行政DXの推進
実証自治体:札幌市
実証実験内容: エゾシカによる農作物被害対策として、Fantが開発するシステムを利用した、農家からハンターへの駆除依頼発信のほか、ハンター同士の情報連携機能も活用し、実証実験による効果検証等を行う。
企業HP:https://fant.jp/
3.株式会社Groove Designs(本社/東京都台東区)
課題:行政DXの推進
実証自治体:札幌市
実証実験内容: 全国的に市民参加型のまちづくりにおいて、デジタルプラットフォームを活用し意見集約や合意形成などを行う事例が出てきている。札幌市においても、Groove Designsが提供するデジタルプラットフォーム「my groove※」を活用することで、地域住民のまちづくりへの参加を促し、参加のすそ野を広げることが出来るのか検証する。
※my grooveとは、地域で活動する人々のアクションと共創を支援するデジタルプラットフォームのこと。
企業HP:https://groove-designs.com/
4.株式会社クラッソーネ(本社/愛知県名古屋市)
課題:空き家対策
実証自治体:札幌市
実証実験内容: 放置された空き家に起因する問題が地域課題となっている一方で、所有する家屋を処分したり、賃貸・売却したりすることは、多くの市民にとって馴染みのない経験であり、空き家の処分や管理をどのように進めていけばよいか分からないという声を多く聞く。クラッソーネの提供する「すまいの終活ナビ」を導入することで、家屋の処分や管理について意思決定や、空き家の適正な管理に寄与するか検証する。
企業HP:https://www.crassone.co.jp/
5.リアルワールドゲームス株式会社(本社/東京都千代田区)
課題:公共空間の利活用、賑わい創出
実証自治体:札幌市
実証実験内容: 市営地下鉄の乗車機会創出や、イメージアップにつながるような施策として、地下鉄各駅などを周遊するデジタルスタンプラリー企画を行い、地下鉄の利用促進につながるか検証する。
企業HP:https://realworldgames.co.jp/
6.株式会社MISOVATION(本社/東京都中央区)
課題:地場産品のPR・販路拡大
実証自治体:南幌町
実証実験内容: 新型コロナウイルスの影響により、飲食店などでのまとまった農産物の需要減少や価格下落、後継者不足など多くの問題を抱える一次産業を活性化するために、町内の地場野菜を用いた「完全栄養食」の味噌汁を開発する。道内で試食会やテスト販売を行いつつ、北海道の地場産品を通じた健康寿命の延伸に寄与できるように販路拡大を目指す。
企業HP:https://misovation.com/
7.株式会社GAUSS(本社/東京都新宿区)
課題:行政DXの推進
実証自治体:恵庭市
実証実験内容: 市内にある、高齢者の健康増進や社会参加等を行う地域活動拠点において、AIカメラを活用した高齢者の健康づくりを行う。具体的には、AIカメラを活用することで、転倒しにくい体づくりを行ったり、体の可動領域がどれだけ広がっているかをAIカメラで判定し、健康づくりにどれだけ寄与できるか検証する。
企業HP:https://gauss-ai.jp/
8.株式会社Smart119(本社/千葉県千葉市)
課題:救急要請の最適化
実証自治体:さっぽろ連携中枢都市圏
実証実験内容: 救急指令センター、救急隊、病院間のリアルタイムでの情報共有を可能にする、救急医療支援システム「Smart119」を導入し、圏域内の救急搬送業務の効率化、最適化、質の向上に向けた実証実験を行うほか、AIによる救急の需要予測の効果検証も行う。
企業HP:https://smart119.biz/
さっぽろ連携中枢都市圏
※さっぽろ連携中枢都市圏圏域内の活力を維持し、魅力あるまちづくりを進めるため、札幌市と近隣11市町村(小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)により2019年に形成。「『住みたくなる』『投資したくなる』、『選ばれる』さっぽろ圏域」の実現に向け、さまざまな連携した取組を行っている。
本件に関するお問い合わせ
STARTUP CITY SAPPORO事務局(担当:田久保)
E-Mail: info@startup-city-sapporo.com
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