SpicyCompany、AI衛星と高出力プラズマレーダの統合開発に着手
AI衛星×プラズマレーダによる宇宙領域監視と電子戦対応の統合R&D
株式会社SpicyCompany(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小宮 久)は、AI搭載衛星と高出力プラズマレーダ技術を統合した次世代研究開発計画を開始しました。本プロジェクトは、AIによる宇宙空間の監視・自律的な検知・電子戦に対する防御を実現することを目的としており、国内外の研究拠点および実験施設で段階的に技術実証を進めます。

■ 背景と目的
近年、衛星通信妨害や低軌道飛翔体、無人機による領域侵入といった安全保障上のリスクが増大しています。これに対し、従来の受動的観測や単一センサーに依存する体制では即応力に課題があり、SpicyCompanyはAI衛星と高出力プラズマレーダの組合せにより、早期検知・識別・対処の一貫したソリューションを目指します。
■ 技術構成概要
【AI搭載Pico衛星】
- 
自律観測 軌道制御AIを搭載し、低軌道(LEO)での多方向観測と信号捕捉を実行。 
- 
暗号化通信(Post-Quantum準拠)により妨害下でも安全に運用可能。 
【高出力プラズマレーダ】
- 
プラズマを利用した焦点アンテナ技術により、従来レーダーでは難しい対象検知を実現。 
- 
電磁的ステルス性の高い小型飛翔体や高高度プローブの識別が可能。 
【統合AI制御(C3I)】
- 
衛星・地上レーダー・無人機など複数センサーを統合し、戦術AIが状況判断と最適化を行う。 
- 
分散型エッジAIにより冗長性を確保し、通信制約下でも限定稼働可能。 
■ 研究拠点と実証体制
本プロジェクトは、東京(本社)を中心に国内外の研究拠点および専用実験施設で実証を行います。実験は地上局での通信試験、レーダーの地上試験、衛星搭載AIアルゴリズムのフライト試験を段階的に実施し、得られたデータは暗号化された専用ネットワークでリアルタイムに収集・解析します。
■ 想定運用
- 
領域監視:低軌道衛星による継続的な監視で異常信号を早期検知。 
- 
識別 追跡:プラズマレーダとAI解析で脅威の特定と軌道推定を実施。 
- 
電子戦対応:ジャミングや妨害に対する耐性設計と自律的代替通信の確保。 
- 
限定的な対処支援:法令・国際規範に準拠した防御・追跡支援機能を提供。 
■ 国際連携と戦略的意義
イスラエルの防衛技術パートナーや海外宇宙ベンチャー、通信企業との共同研究を推進します。本計画は、民間主導での宇宙領域保全と電子戦対応力強化を目指すものであり、将来的には国際共同のセキュリティ枠組みへ貢献することを目標としています。
■ 今後の展望
短期的には衛星搭載AIの検証と地上レーダーの性能確認を進め、中期的には複数衛星によるコンステレーション運用の検討を行います。長期的には、AIによる自律的な空間監視・識別モデルを確立し、国内外の防衛・安保関連機関と協調した運用を目指します。
■ 会社情報
株式会社SpicyCompany
代表取締役:小宮 久(Hisashi KOMIYA)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-7-6
TEL: 0120-110-081 / FAX: 03-5422-1087
E-mail: contact@spcg.jp
Web: https://spcg.jp
■ お問い合わせ先
報道関係者お問い合わせ先
Spicy Company広報・事業開発部
Email:contact@spcg.jp
TEL:0120-110-081
すべての画像
