建設コンサル会長が描いた「日本橋」、りそな銀行へ
右より、りそな銀行日本橋店 (前)営業第三部長 原 氏/支店長 三浦 氏/営業第三部 瀧川 氏/中央開発(株)代表取締役会長 瀬古一郎
”首都高下”が日常風景となった日本橋の今
日本橋は、1911(明治44)年に完成し、1999(平成11)年に国の重要文化財に指定されました。その後1963(昭和38)年には首都高速道路が開通し、現在の景色となっておおよそ60年が経過しています。
そうした中で2019年に「首都高速道路日本橋区間地下化事業」が決定され、2035年頃には日常風景となった「首都高下」の日本橋の景色は一変することが予想されています。
絵の贈呈に至った発端は、3年前まで遡ります。
場所は東京・銀座の画廊。2020年1月21日~26日にかけて、ある個展が開催されていました。『川の絵 ‐会報「河川文化」表紙から』原画展と題されたこの個展を開催したのが瀬古一郎でした。そして画廊には公益社団法人日本河川協会が発行する会報「河川文化」の表紙絵の数々が展示されていました。
この場に、当時のりそな銀行の日本橋支店長が来訪し、『日本橋』の絵の制作の依頼を受け実現しました。
同年7月に一枚の絵を描き、りそな銀行に納めたところ、この絵は移転・新装後のりそな銀行日本橋支店の応接室中央に飾られることになりました。これを見た瀬古は、その後約2年をかけてより応接室の雰囲気に沿った絵を描き直し、2023年3月31日に再度贈呈しました。
絵は、首都高下面、橋のファサード、川面、空と雲を対比的に描き、橋中央の装飾柱を遮っている首都高の中央ピアを省略した形で描いています。
りそな銀行日本橋支店の応接室。正面には『日本橋』の絵が飾られた。
首都高下に隠れる現在の日本橋(2023年3月31日撮影)
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近年では”地質DX”と銘打ったデジタルトランスフォーメーションを推進しています。点群データ活用やSfM処理技術、保有するボーリングデータを活用したAI分野での研究開発に取り組み、建設コンサルタント業界における新たな価値の創造に努めています。
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