「見る」「視る」「観る」「覧る」「魅る」様々な視点で感じる匠の業『みるオルゴール展』開催中(12月25日(月)まで)

河口湖音楽と森の美術館オルゴールの新たな魅力

株式会社河口湖オルゴールの森(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町、代表取締役:堀内貴丈)は、雄大な富士山と河口湖を背景に中世ヨーロッパを模した庭園美術館 河口湖音楽と森の美術館にて秋の企画展として12月25日(月)まで「みるオルゴール展~オルゴールを飾る匠の業~」が開催中です。音楽装置として数百年もの間人々を魅了してきた、オルゴールは音色だけでなく見た目の装飾にまで、その業が施されています。ケースや部品の装飾に至るまで、こだわり抜いた匠の業を紹介し、耳で楽しむという概念だけでなく、「見る」「視る」「観る」「覧る」「魅る」と様々な視点で見る新しいオルゴールの楽しさをご紹介致します。

河口湖音楽と森の美術館は秋の企画展として12月25日(月)まで「みるオルゴール展~オルゴールを飾る匠の業~」を開催しております。

数百年もの間、人々を魅了してきたオルゴールは、特に貴族や有産階級の人々に楽しまれていました。オルゴールは高度な機械技術や音楽性によってその音色を作り上げていますが、技術は音色だけではなく、ケースや部品の装飾に至るまで、高度な技術が使用されました。今回はその装飾部分に注目し、耳で楽しむというオルゴールの概念だけでなく、非機能的な美しさを追求した職人の技を紹介し、オルゴールの新たな魅力を楽しむ企画展となっております。

日本語は面白いもので、一言で「みる」といっても、「見る」、「視る」、「観る」、「覧る」、「魅る」と様々な漢字が当てはまります。あなたは、どの「みる」でオルゴールをみますか?もちろん音色もお楽しみください。

展示では外見に施された彫刻や象嵌、ステンドグラスなど外見だけでなく、中にまで施された絵画や竪琴モチーフにも注目して頂きながら展示をお楽しみ頂けます。

新たなオルゴールの魅力を伝えている今回の展示では様々なメディアの方からお問合せ頂いております。


■作品紹介

ミュージカルチャイナクローゼット レジナ社/アメリカ(1905)

当時最高級のクリスマス商品として販売されたオルゴールです。曲面が美しい作品ですが、特に中央扉に組み込まれているステンドグラスには目を惹かれます。「王冠」と「竪琴」が象徴的な扉は、イタリア語で女王の意味をもつメーカー名の「レジナ(レジーナ)」にふさわしく「オルゴールの女王」の風格を漂わせます。


インターチェンジャブルシリンダーミュージックボックス‐世界コロンビア博覧会モデル‐ ペイラード社/スイス(1892)

スイスが世界コロンビア博覧会(シカゴ万博1893)に出展した作品です。ケースは高級木材であるマホガニー材が使用され美しい光沢を放っています。蓋上部にはスイスの女神ヘルヴェティアが彫刻されており、硬い木材から生み出された身体のしなやかで優美な曲線や凛々しい眼差しをもつ繊細な顔の造形をお楽しみください。


ミニチュアシンギングバード/スイス(1840年頃)

当時大変高価だった時計と組み合わせています。銀のケースには七宝が施され、2体の彫像には象牙が使用されています。さらに貴重だった真珠が惜しげもなく配置されており非常に贅沢で美しい作品です。


ポリフォン スタイルNo.47 ポリフォン社/ドイツ(C.1900)

 ケースの蓋には植物をモチーフとした木象嵌が施されています。しかしそれは、西洋特有の華やかさはありません。質素でつつましやかさを感じるこのデザインは、ジャポニスムから影響を受けていると考えられます。19世紀後半に欧米で起こった日本美術ブームは、多くの画家、工芸家を魅了しましたが、オルゴールのケース職人も例外ではありませんでした。


インターチェンジャブル サブライムハーモニー・ピッコロ ベーカー・トロール社/スイス(C.1885)

 オルゴールの音色を変えるチターアタッチメントにも、高級機種ならではの職人の技をみることができます。中央には竪琴の装飾を見ることができ、その形の中にも細やかな彫金が施されています。またアタッチメントの板には直線を並べ、葉や花を思わせる図柄を浮き出されており、パーツひとつひとつに職人の美学が感じられます。


■詳細

『みるオルゴール展~オルゴールを飾る匠の業』

期間:2023年9月9日(土)~12月25日(月)

会場:河口湖音楽と森の美術館内コンサートホール

詳細ページ: https://kawaguchikomusicforest.jp/news/look-at-the-music-box/


■関連イベント リュージュフェア

期間:2023年9月9日(土) ~10月30日(月)

場所:河口湖音楽と森の美術館内ミュージアムショップ


■関連イベント アンティークフェア

期間:2023年11月2日(木)~12月25日(月)

場所:河口湖音楽と森の美術館内ミュージアムショップ


【感動の富士山に出会う 河口湖音楽と森の美術館】

雄大な富士山と河口湖を背景に中世ヨーロッパを模した庭園美術館。音楽と森(芸術・自然)に特化した施設を目指すべく、様々なイベントを開催。100年前の音色と現代の音楽が奏でるオペラの共演や美しい砂絵とヴァイオリン・ピアノによるサンドアートコンサート、また富士山を眺めながらのランチタイムコンサートなど四季折々の景色と音楽の音色がやさしくつつんでくれる美術館。若手アーティストの支援も積極的に行っています。

最近では、新サービス『ミュージアム貸切プラン』が登場。館内全体が「パスポートのいらないヨーロッパ」をコンセプトに、海外ロケなどがなかなかできないこの時期に、海外に来たような雰囲気の撮影ができます。

また、1日1組限定のウエディングは、ヨーロッパの街並みを思わせる美しい建物と景色で、非日常を味わえる、まさに当館でしか行えない特別なウエディングとなっております。


『ミュージアム貸切プラン』

https://kawaguchikomusicforest.jp/facility/

『ウエディング』

https://kawaguchikomusicforest.jp/bridal/


『ミュージアム貸切プラン』

『ウエディング』のお問合せはお電話にて承っております。

TEL: 0555-20-4111


【河口湖音楽と森の美術館概要】

住所:〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20

営業時間:10:00~17:00(16:00最終入館)

TEL: 0555-20-4111

FAX: 0555-20-4110

ホームページ:https://www.kawaguchikomusicforest.jp


■本件に関するお問い合わせ

河口湖音楽と森の美術館

TEL:0555-20-4111

FAX:0555-20-4110

 MAIL:info@kawaguchikomusicforest.jp

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会社概要

URL
https://www.kawaguchikomusicforest.jp
業種
サービス業
本社所在地
山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20
電話番号
0555-20-4111
代表者名
堀内貴丈
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1999年09月