無職・休職・離職中のひとたちの学び合いの場「むしょく大学」がPeatixコミュニティアワードでユニークコミュニティ賞を受賞。キャリアブレイクは社会だけでなく企業からの注目も。
「供養学部」「自由研究学部」二つの学部からなる「むしょく大学」のコミュティ運営に欠かせない、イベント・コミュニティプラットフォームPeatix活用のユニークさが認められ、受賞しました。

人生に一時的なブレイクを取り入れる「キャリアブレイク」という考え方を研究・発信している一般社団法人キャリアブレイク研究所(所在地:神戸市垂水区、代表理事:北野貴大、以下:同研究所)は、運営するコミュニティ「むしょく大学」が5月28日(水) SCC千駄ヶ谷にて開催された「Peatix コミュニティアワード2025」において、ユニークコミュニティ賞を受賞いたしました。
「ユニークコミュニティ賞」表彰時のコメント
社会的に否定的に捉えられがちな「無職や休職中」の人々が安心して話せる場を「対話(ダイアログ)」中心で創出し、近しい境遇だからこそ互いを認め合える関係を構築。
「偏愛MAP」や「自由研究」授業で自身の感性を取り戻し、月平均10回の全授業無償開催でキャリアブレイクを自分らしい人生の見つめ直しの機会に転換している取り組みが印象的でした。
「むしょく大学」とは

「むしょく大学」はあらたなタネが生まれていく学びあいの場として、同研究所が運営するコミュニティです。一時的に離職や休職をする人たちが、キャリアブレイクをよい転機にするために、気持ちの整理をしたり感性を回復させる期間する場です。
入学時に二つの学部からひとつを選ぶことができます。
・供養学部:会社、仕事を辞めたことを受け止めこれからの準備として過去や今の気持ちを整理する学部
・自由研究学部:自分を思い出し、様々な講師との学びの時間を通じて感性を回復させていく学部
スタートから約2年半で登録学生数は延べ1800人に
2022年11月のスタートから約2年半で「むしょく大学」の登録学生数は約1800人を超えました。広告などは一切使わず、リファラルやオーガニックで増加しており、コラボレーション授業等からの広がりがあります。また要因のひとつとしてPeatixをプラットフォームとした、イベントの拡散やコミュニティへの参加のしやすさも寄与していると考えられます。
「むしょく大学」ユニークな授業の一例
・オリエンテーション「オリトーーク」:入学して間もない人に向けた授業。Slackの使い方だけでなく、モヤモヤや悩みを打ち明けあい前向きになれる人気の授業。
・自由研究発表会:自分の関心ごとや日々のなかで見つけた問いを1ヶ月探求して、お互いに発表し合う授業
・コラボ授業:企業や団体とのコラボレーションで新しい生き方や可能性が見つかる場
・無職酒場:無職のひとは飲食無料で過ごせるイベント
・むしょく大学HP
https://mushoku-daigaku.studio.site/
・むしょく大学Instagram
https://www.instagram.com/mushoku_daigaku/
【ユニークコミュニティ賞】Peatix コミュニティアワード2025を受賞して

むしょく大学主宰、まっくすこと東信史(写真左)
「応募があった450のコミュニティの中から、11テーマ、33組が表彰された中にむしょく大学が選ばれたことが素直に嬉しかったです。
また、長年取り組みを続けてこられているソーシャルグッドなコミュニティや、企業によるビジネスコミュニティ、地域にこだわったローカルコミュニティなど、さまざまな種類のコミュニティが世の中にあることを知れて、むしょく大学がこれから伝えていきたい「人生の転機」となるコミュニティがまだまだあることにワクワクしました。
そして、そんななかで私たちの活動がユニークコミュニティとして表彰いただいたことは、わたしたちにとっても学生として参加されている皆さんの人生にとっても、とても励みになる賞だったと思います。」
「わたしたちは、ユニークなんだ」と思えたコミュニティアワード授賞式〜note
https://note.com/careerbreak_lab/n/nb8ee1548be7f
社会や企業・学術としての注目度も高まるキャリアブレイクとは
研究所は一時的な離職・休職を肯定的に捉える「キャリアブレイク」という考え方を研究・発信するため、2022年に設立されました。
以来、キャリアブレイク当事者や経験者にとってよい機会となるだけでなく、サードプレイスの提供やリスキリングにつながるヒント、対話の時間など企業や自治体、店舗などとのコラボレーションも増えています。
また、大阪ガスネットワーク、パナソニックコネクトなど、人事担当者や経営サイドからの社員・職員研修へのお問い合わせも増えています。社員や職員がいきいきと幸せに働くことで生産性が上がることもわかっており、企業に合わせた出張研修も行っています。
書籍『キャリアブレイク-手放すことは空白(ブランク)ではない』を共著した法政大学大学院政策創造研究科教授・石山恒貴(いしやまのぶたか)氏、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター講師で法政大学大学院兼任講師の片岡亜紀子(かたおかあきこ)氏との共同研究など、注目率の高さや学術面での期待も高まっています。
日経ビジコン準グランプリも受賞

同研究所は、2025年2月に日本経済新聞社が主催するビジコン「NIKKEI THE PITCH SOCIAL」で準グランプリを受賞しました。
Well-BeingやGDW(国民総充実)、ブランク(産育休、介護休、メンタル休)の解消、キャリアオーナーシップ、キャリア自律(自立)、越境学習、人的資本経営、働き方改革、ギャップイヤー、不登校、引きこもりなど、「キャリアブレイク」はさまざまな文脈との接続が進み、じわじわと広がってきている文化です。
参考:「社員が輝けるのは北風より、太陽の会社」 休職も復職も許せる文化こそウエルビーイング経営
https://pitch.nikkei.com/library/36/
キャリアブレイク研究所について
団体概要
法 人 名 :一般社団法人キャリアブレイク研究所
所 在 地 :兵庫県神戸市垂水区塩屋町4-10-11
設 立 :2022年10月
代 表 理 事 :北野貴大
社 員 数 :3人
事 業 内 容 :キャリアブレイクに関するコンテンツ制作、コンサルティング
ホームページ :https://careerbreak-lab.com/
問い合わせ先 :https://tayori.com/form/a0744cfbeb27167b2b9f8f0b108d5f09f9788925/
研究所では、常時お問い合わせをお待ちしております。
例)
・キャリアブレイクの当事者や検討中の方:コラボ授業やむしょく大学への参加により、良い転機にするヒントや学び合いの機会へしていただけます。
・企業の担当者:キャリアオーナーシップを育む文化醸成について。
・人事担当者:産育休、介護休、メンタル休などブランクの解消としての研修事例や相談窓口。
・自治体の担当者:地域活性化などのコラボレーション事例について。
・業界団体の担当者:職業や組織に独特のお困りごとへの解決の糸口など。
・メディアの方:キャリアブレイクの取材下調べや、意見、ご質問など。
・大学などの研究者や学生の方:様々な研究の参考や、共同研究などについてもお問い合わせいただけます。
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