全国の若者に「デートDVチェッカー」を配布したい!
8人に1人がデートDVの被害。TENGAヘルスケアが性教育のクラウドファンディングを開始
10代や教員らに向けた性教育サービスを展開する「株式会社TENGAヘルスケア」(東京都中央区/代表取締役 間野洋平)は、2024年3月7日(木)〜4月30日(火)、デートDVを予防する教材「デートDVチェッカー」を全国の中高生に配布することを目的としたクラウドファンディングを「For Good」で実施します。
ローンチから7ヶ月で5万枚の注文があったデートDVチェッカー
「デートDVチェッカー」は、TENGAヘルスケアが2023年6月に配布を開始した性教育教材です。
性教育先進国であるフランスのパリ市が開発した「暴力チェックメーター」を日本語訳し、セイシルバージョンとして制作しました。
「withセイシル」という登録制の性教育従事者向けプラットフォームで、無償*で注文を受け付けています。
*送料のみ自己負担。投げ銭制度を導入
今回のクラウドファンディングを通して、デートDVに対する認知向上と課題意識の醸成を目指しています。
ローンチからわずか7ヶ月で5万枚の注文
全国の教員や助産師などの性教育従事者を通して、すでに5万枚を配布しました。
デートDVチェッカーを使用した性教育現場の声
実際に手に取った生徒たちからは、「自分の加害に気づいた」「普通だと思っていたことがデートDVだった」というコメントをいただいています。性教育従事者からは「性教育の導入、きっかけに使いやすい」「こんな教材がほしかった」という声もありました。
若者をデートDVの被害者にも加害者にも傍観者にもしたくない!
若者が直面するリスク「デートDV」
「デートDV」とは、恋人からの暴力(DV:ドメスティック・バイオレンス)のことです。大きく分けて5種類あるとされています。
デートDVはどれくらい起きているのか
全国20歳以上の人を対象とする内閣府の調査(令和3年)によると、交際経験があった人のうち、女性は6人に1人、男性は12人に1人がデートDVの被害を受けたことがあるとされています。
2023年には、文部科学省「生命(いのち)の安全教育」が開始
「生命(いのち)の安全教育」と銘打って若者が性被害・加害・傍観者にならないための教育が開始されました。
この中でデートDVにも焦点が当てられています。しかし、教育現場では新しい指導内容に対する教員への研修・サポートの機会や教材の提供が十分でなく、地域や学校によっても実施への温度差があります。
デートDVチェッカーの目盛りで自分や友達の状態をチェック
チェッカーでは、緑にある項目は「良好な関係」、黄色は「これは暴力」という注意勧告、赤色は「危険な状況」で助けを求めるべきと示しています。
明らかな指標があることで冷静な判断につながり、自分の身を守る行動を選ぶ可能性が高まります。
社会を変える「3.5%の法則」
今回は、全国の中高生の約600万人の3.5%にあたる約20万人への配布を目指しています。デートDVチェッカーの費用は1枚10円(制作費+送料+管理費)のため、目標金額を200万円に設定しました。
これは「社会を変えるには人口の3.5%が変われば十分である」という理論に基づいています。
8人に1人がデートDVの被害に。「デートDVチェッカー」を全国に配布したい!
2024年3月7日(木)〜4月30日(火)まで、「For Good」にてクラウドファンディングを実施
・支援額は1,500円〜200,000円の16種類から選択できます。
・クラファン終了から1〜2年以内に、全てのデートDVチェッカーを学校や施設に完全無料で配布します。
•リターンの発送は、2024年5月末以降に開始予定です。
•目標以上の金額が集まった場合は、より多くの「デートDVチェッカー」の制作に使用します。
•目標金額に満たない場合も、計画を実行してリターンをお届けします。
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