和光市の環境共生型賃貸住宅「鈴森village」、国内4例目となる「LEED for Homes(リード・フォー・ホームズ)」をゴールドレベルで取得
入居者と地域のウェルビーイングを実現し、地球環境負荷を削減する賃貸住宅への挑戦
■賃貸集合住宅では極めて希少な取得例に
今回、鈴森villageが認証を取得した「LEED for Homes(リード・フォー・ホームズ)」は、米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用している国際認証制度「LEED(Leadership in Energy and Environmental Design:リーダーシップ・イン・エナジー・アンド・エンバイロンメンタル・デザイン)」の住宅部門です。
1998年にアメリカでスタートしたLEED認証制度は、地球環境だけではなくコミュニティーや社会に対する貢献も評価する点が大きな特徴です。現在では180数カ国で運用されており、日本でも近年、オフィスビルなどでは取得が進んできました。
しかし、認証取得のハードルの高さから、住宅分野ではまだ普及しておらず、鈴森villageが国内で4例目となりました。特に、収益性が優先されがちな賃貸集合住宅では、申請自体が極めて少ないのが現状です。
■オーナーと建築家・ランドスケープアーキテクト・LEEDコンサルタントが協働
株式会社鈴森(所在地:埼玉県和光市、代表取締役社長:鈴木早苗)は、和光市に代々所有する土地に、100年後を見通した環境共生型賃貸集合住宅を建設することを目指し、2017年から鈴森villageの計画を進めてきました。
当初からオーナーの鈴木早苗氏(鈴森代表取締役社長)の強い意志によりLEED認証取得を目指し、建築家・三浦丈典氏(設計事務所スターパイロッツ代表)、ランドスケープアーキテクト・石井秀幸氏(スタジオテラ代表取締役)、LEED認証コンサルタント・平松宏城氏を中心としたチームでプロジェクトを推進しました。
■入居者、地域、地球環境に配慮した次世代型住宅
LEEDの思想は、地球環境に配慮しながら、人々のウェルビーイングの実現を目指すものです。認証にあたっては、環境的視点から敷地、水、エネルギー、資材、室内環境などを評価します。
鈴森villageは、高断熱・高気密の建物に、高効率エアコンや節水トイレ・蛇口・シャワーといった省エネ設備を備え、エネルギーロスの極めて少ない仕様となっています。また、躯体は自然光を極力取り入れつつ、各戸の間取りには豊かなバリエーションを実現しました。塗料や仕上げ材には、有害な化学物質や南洋材を一切使用していません。
さらに「立地や交通利便性」「敷地内の豊かな緑を在来種や適合種(地域の環境に適した種類の植物)で構成していること」「植栽の灌水に雨水を利用し、節水に配慮していること」などにも対応しています。
鈴森villageの入居者は、同等の広さを持つ住宅と比べて光熱費が抑えられるうえ、緑豊かで夏涼しく冬暖かい快適な暮らしを享受できます。入居状況は2023年8月末現在、ほぼ満室となっています。
プロジェクトメンバー
◇建築家・三浦丈典氏プロフィール
設計事務所スターパイロッツ代表
東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。ロンドン大学ディプロマコース修了。早稲田大学大学院博士課程満期修了。2001年~2006年ナスカ一級建築士事務所。2006年スターパイロッツ設立。まちづくりや都市経営、公民連携にも積極的に関わる。「道の駅FARMUS木島平」で2015年グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)、2015 JCDデザインアワード銀賞、日本建築美術工芸協会(AACA)賞、中部建築賞、2016年稲門建築会特別功労賞などを受賞
◇ランドスケープアーキテクト・石井秀幸氏プロフィール
株式会社スタジオテラ代表取締役
登録ランドスケープアーキテクト
一級造園施工管理技士
自然再生士
RaCS雨水活用施設設計技士(雨水デザイナー)
東京都生まれ。2003年オランダのベルラーヘ・インスティテュート留学。株式会社久米設計、株式会社LPDを経て、2013年株式会社スタジオテラ設立。2017年山梨県景観アドバイザー就任。2020年からノミガワスタジオ(ギャラリー&イベントスペース)共同運営。東京理科大学建築学科非常勤講師。2021年造園学会賞受賞。2022年香川県坂出市さかいで再生会議委員、東京都町田市の町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画委員就任
◇LEED認証コンサルタント・平松宏城氏プロフィール
株式会社ヴォンエルフ 代表取締役兼CEO
株式会社Arc Japan 代表取締役
LEED® Fellow™、USGBC®Faculty(米国グリーンビルディング協会ファカルティ)
LEED AP® (BD+C:新築、ND:ネイバーフッド)
一級造園施工管理技士 、CASBEE不動産評価員
静岡県浜松市生まれ。1984年 大阪外国語大学外国語学部卒業。日米の証券会社勤務後、環境NPOを経て社会起業家として2006年に有限会社CSRデザイン&ランドスケープ設計事務所(現在の株式会社ヴォンエルフ)を立ち上げる。創業当時から民間企業、金融機関、公的機関との横断的連携を図ることでサステイナブルランドスケープとグリーンビルディングの普及促進に努め、持続可能な都市環境構築のための枠組み作りを目指す。
◇鈴森villageオーナー・鈴木早苗氏プロフィール
株式会社鈴森代表取締役社長
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
アフィリエイテッド ファイナンシャルプランナー
美容師
埼玉県生まれ。獨協大学外国語学部仏語学科卒。先代社長(父)より株式会社鈴森を受け継ぎ、代表取締役に就任。共に鈴森villageの立ち上げに携わった夫とは2018年に死別。一男一女の母。鈴木家継承者。
◇物件概要
所在地:埼玉県和光市本町4410-1ほか
交通:東武東上線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線「和光市」駅徒歩5分
用途:集合住宅+テナント
戸数:住戸26+テナント4
延床面積:2,231.3m2
事業主体:株式会社鈴森
設計・監理:設計事務所スターパイロッツ
完成:2023年2月
賃料:20万円前後
◇会社概要
社名:株式会社鈴森
代表者:代表取締役 鈴木早苗
本社:埼玉県和光市本町13-28
事業内容:不動産の賃貸・管理、美容院の経営
◇参考資料
<2022年11月28日配信プレスリリース>
https://prtimes.jp/a/?f=d112444-20230204-5e90e04a53b0d9baa4ad77410aed5c19.pdf
<2023年2月10日配信プレスリリース>
https://prtimes.jp/a/?f=d112444-9-d2cfa928b02a62c10c9ec9227f7933e1.pdf
<note連載>
間もなく完成! 緑豊かで一年中快適な住まい #1 環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n321a907a2680
本当にいい、住み続けたい賃貸住宅とは?〈前編〉 #2環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n4c8e917ce8e7
本当にいい、住み続けたい賃貸住宅とは?〈後編〉 #3環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n745eed26df61
私たちがLEED認証にこだわる理由とその魅力〈前編〉#4環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n12ca44b7329c
私たちがLEED認証にこだわる理由とその魅力〈後編〉#5環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n6f1237562480
絶賛入居者募集中のヴィレッジ内を探検! #6環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n87d469d31571
池袋へ14分、和光市でゆったり暮らそう! #7環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/nd6bf3b2a9cb4
行政と地主の連携で持続可能なまちづくり〈前編〉#8環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/ncdd406989527
行政と地主の連携で持続可能なまちづくり〈後編〉#9環境共生型賃貸住宅「鈴森village」
https://note.com/press_svpj2022/n/n34e43918b47f
【物件に関するお問い合わせ】
リゾン和光支店
wako@lizon.co.jp
https://lizon.co.jp/store_guide/
東京R不動産
https://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=17060
【本件に関する報道関係のお問い合せ】
鈴森village広報チーム
press.svpj2022@gmail.com
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