クエストリーの阿部元彦はETHGlobal Tokyo 2023ハッカソンで Lit Protocol プライズを受賞しました
過去500以上のブロックチェーンプロジェクトが生まれた世界的イベントの東京初開催でのプライズ受賞
*制御とは
目的を踏まえて入力と出力の関係を調整して、出力をより好ましい状態にすることを指しています。
ETHGlobal Tokyo 2023とは
ETHGlobalが主催するEthereum関連の世界的ハッカソンの東京イベントです。過去5年間で40回以上開催されており、参加者は100カ国以上、5万人が参加しています。日本で開催となったETHGlobal Tokyo 2023には、3日間で約1,500名の開発者を中心としたメンバーが世界中から集まりました。
受賞プロダクト「dKeeper」について
Lit Protocol で作成される署名を利用する dApp のアクセス制御のフレームワークです。これにより、ゼロ知識証明を用いたVerifiable Credentialsの選択的開示とリアルタイムなオンラインデータの両方を活用し、プライバシーに考慮しながらdAppのアクセス制御を管理できます。つまり、例えばユーザが18歳以上であることを確認したり、Discordチャンネルで指定された役割を持つユーザーや、YouTubeの動画投稿者で100万回再生され、その説明文にユーザーの署名が書かれている場合、Lit protocolがリアルタイムで役割を確認し、dAppの実行許可を与えます。
「dKeeper」:https://github.com/motxx/dKeeper
クエストリー 阿部のコメント
MPC技術を用いたWeb3のサービスが増えつつある中、Lit ProtocolはJavaScriptによるスマートコントラクト機能 (Lit Actions) を備えており、かなりユニークだと感じています。
document を参照すると、Lit Protocol は既に多数の usecase を有していますが、dApp のアクセス制御において Lit Actions とゼロ知識証明を活用した点では、新規のものが提案できたのではないかなと思っています。
今後も Lit の開発を追いつつ、Hackathonで十分開発に至らなかった部分も、改善できていければなと考えています。
クエストリーについて
株式会社クエストリー は、貢献報酬をブロックチェーンの力で可視化・価値化して、制御することで、様々な経済文化活動の効率性向上を図る「Questry Protocol」の活用に向けたコンサルティングや導入支援を行います。現在までに地方自治体様やエンターテイメント領域で、案件の推進を行っています。
*制御とは
目的を踏まえて入力と出力の関係を調整して、出力をより好ましい状態にすることを指しています。
Questry Protocolについて
Questry Protocolは、NTT(Non Transferable Token)を活用して貢献の把握と収益の分配を効率化させる通信規約(特許出願済)です。このNTTはDIDとしてWorld Wide Web Consortium (W3C)に登録されています。
今後、Questry Lab. がリードする形で、OSSで開発されます。
会社情報
会社名:株式会社クエストリー (英名:QUESTRY Co., Ltd.)
本社 :東京都千代田区内神田1-5-4 加藤ビル2F
事務所:東京都港区新橋1-12-9 ビジネスエアポート新橋
代表者:伊部 智信
設立日:2022年9月1日
サイト:https://www.questry.co.jp/
事業内容:貢献報酬をブロックチェーンの力で可視化・価値化して、制御することで、様々な経済文化活動の効率性向上を図る「Questry Protocol」の活用に向けたコンサルティングや導入支援を行います。
問い合わせ:
https://form.jotform.com/223331235297453
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