『先進環境技術(エンバイロテック)/グリーンテック/クライメートテック白書2023年版』発刊のお知らせ
一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構(INGS:東京都品川区/代表理事 森田 進)は2023年1月30日、『先進環境技術(エンバイロテック)/グリーンテック/クライメートテック白書2023年版』の発刊ならびにその概要を発表した。
本報告書は、先進環境技術(エンバイロテック)、持続可能なエンジニアリング、環境金融、クリーンテクノロジー、クライメートテック、グラフェンなどのナノテクノロジー、グリーンケミストリーおよびこれらの融合・統合について、包括的に取り上げ、分析・解説している。
新しいテクノロジーは、イノベーティブかつ効果的な気候変動対策のための可能性を開くことができる。
PwC/マイクロソフトの分析によると、AIを経済のわずか4つのセクターで利用するだけで、2030年の世界の年間排出量を2.4ギガトンCO2削減できる可能性があるとしている。これは、オーストラリア、カナダ、日本の排出量を合わせた量に相当し、通常のビジネスと比較して4.4~8.0%の炭素原単位の削減が期待される。
環境技術(エンバイロテック)またはグリーンテックは、環境科学、グリーンケミストリー、環境モニタリング、電子デバイスの1つ以上を応用して自然環境と資源を監視、モデル化、保全し、人間の関与による悪影響を抑制することである。また、太陽光発電や風力発電など、持続可能なエネルギー生成技術を指す言葉としても使われている。
また、環境工学もしくは持続可能なエンジニアリングとは、生物・化学・物理科学と工学の分野を融合させた学際的な工学科学であり、エネルギーや資源を持続的に使用するシステムを設計・運用することである。
クリーンテクノロジーとは、エネルギー効率の大幅な改善、資源の持続可能な利用、環境保護活動などを通じて、環境への悪影響を低減するプロセス、製品、サービスのことである。これには、リサイクル、再生可能エネルギー、情報技術、グリーン輸送、電気モーター、グリーンケミストリー、照明、中水などに関連する幅広い技術が含まれる。
環境金融は、新しいクリーンテクノロジー・プロジェクトが炭素クレジットの生成を通じて資金を得ることができる方法である。また、気候変動の緩和に配慮して開発されたプロジェクトは、カーボンプロジェクトとも呼ばれる。
クリーンテクノロジーとは、再生可能な材料やエネルギー源を活用し、天然資源の使用を大幅に削減し、排出物や廃棄物を削減または除去する多様な製品、サービス、プロセスのことである。
クライメートテックとは、CO2排出量の削減や地球温暖化の影響への対応に焦点を当てた技術イノベーションを指し、2050年までにネットゼロを目指す世界経済の脱炭素化に取り組む幅広い分野が含まれる。
クライメートテック・スタートアップとは、それらの技術を応用している新興企業群である。
これらの技術と取り組みは、先進国と発展途上国の両方の環境、経済、ビジネスを活性化し、向上させることができるなど、大きな利点がある。
こうした認識に立ち、本報告書は、先進環境技術(エンバイロテック)/グリーンテック/クライメートテックを主たるテーマとして、最新動向を踏まえた包括的な分析・解説を行っている。
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▼ 内容等の詳細は、下記(リンク先)をご参照ください。
先進環境技術(エンバイロテック)/グリーンテック/クライメートテック白書2023年版 製本版
https://www.x-sophia.com/?pid=172371979
先進環境技術(エンバイロテック)/グリーンテック/クライメートテック白書2023年版 PDF版
https://www.x-sophia.com/?pid=172372002
(※ 「PDF版」はeメール/ダウンロードでの納品方法にも対応しています。)
● 監修・発行:
発行:一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構
● 発刊日
2023年1月30日
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