「軽度認知障害(MCI)」のリスクを高い精度で推定!腸内フローラから病気のリスクを分析する『健腸ナビ』に新機能搭載
―認知症予防のためのセルフケアを強力にサポート―
MCIは、多くの場合、数年から10年の後に認知症へと進行することが知られています。MCI罹患者やMCIリスクが高い人を早期に発見し、適切な対策(腸内細菌叢の改善)を行うことで、認知機能の改善および認知症への進行を防ぐことができる可能性があります。
腸内細菌叢(腸内フローラ)から高い精度で多くの病気のリスクを分析する世界初の当サービスに、MCIのリスク分析機能が追加されたことで、認知症予防のための新たなセルフケアツールとしても活用されることを期待しております。
特設サイト:http://lp.kenchonavi.com/2308mci/
【『健腸ナビ』のバージョンアップ(新機能搭載)内容】
当サービスで最も特長的な「病気のリスク分析」の分析対象に、認知症の予備軍とされる「MCI(軽度認知障害)」を追加いたしました。
今回追加搭載した新機能は、当社とお茶の水健康長寿クリニックを含む共同研究グループの研究成果を活用したものです。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000117848.html)
分析の結果、リスクが中または高の場合、リスクを下げるためのおすすめ食品情報を提供いたします。
MCIのリスクが高いことは、腸内細菌叢がMCI罹患者の腸内細菌叢のバランスや特徴と似ていることを意味しており、おすすめ食品を摂取することにより腸内細菌叢を変化させることでリスクが下がり、MCIの予防・改善に役立つと考えられます。
【リスク分析対象の病気】
今回の追加により、当サービスで分析することができる病気の数は女性28、男性27となります。
<女性>
潰瘍性大腸炎/過敏性腸症候群/大腸がん/逆流性食道炎/胃潰瘍/肝臓病/便秘/2型糖尿病/高血圧/脂質異常症/甲状腺がん/バセドウ病/脳梗塞/狭心症/喘息/アトピー性皮膚炎/花粉症/関節リウマチ/うつ病/MCI(軽度認知障害)/認知症/片頭痛、頭痛/乳がん/子宮筋腫/月経異常/女性不妊症/女性更年期症候群/肥満
※女性特有の病気は、年齢によっては分析対象外となるものがあります
<男性>
潰瘍性大腸炎/過敏性腸症候群/大腸がん/逆流性食道炎/胃潰瘍/胃炎/肝臓病/便秘/痔/2型糖尿病/高血圧/脂質異常症/脳梗塞/心筋梗塞/狭心症/喘息/アトピー性皮膚炎/花粉症/脊柱管狭窄症/痛風/うつ病/MCI(軽度認知障害)/認知症/前立腺がん/前立腺肥大症/肥満/緑内障
【MCI(軽度認知障害)とは】
MCI(Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害)は認知機能の低下はありますが、正常な認知と認知症の中間状態であり、まだ認知症ではありません。しかし、MCI罹患者は認知症に進行するリスクが高いことが知られています。また、認知症は一度発症すると治療が困難ですが、MCIでは正常な認知機能に戻る場合があります。
MCI罹患者への適切な介入を行うことができれば、認知機能の改善、または認知症への進行を抑制できる可能性があり、そのためには、早期にMCI罹患者やMCIリスクが高い人を発見することが重要です。
この度、当サービスで被検者様の腸内細菌叢の構成からMCIのリスクを分析することが可能となりました。これにより、治療・改善が困難な認知症に進行する前のMCIの段階を早期に発見。リスクが高い場合は、レポートで提案されるおすすめ食品を摂取することで腸内細菌叢を整え、MCIのリスクを下げるという、これまでになかった新たな認知症予防のためのセルフケアに取り組むことができます。
病気の早期発見や心身の不調に対する解決に役立つセルフケアツールとして、さらに多くの方に活用いただけることを期待しております。
【関連する当社の論文掲載情報】
当サービスで提供しているリスク分析手法については、以下の通り国際的な学術誌において発表・公開しております。
●「腸内細菌叢の組成データから疾病のリスクを推定する手法」に関する当社の研究成果は、国際学術誌『Frontiers in Microbiology』(2023年1月26日付)に掲載されております。
Tokuno, Hidetaka, et al. "Method for estimating disease risk from microbiome data using structural equation modeling." Frontiers in Microbiology 14 (2023): 1035002.
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmicb.2023.1035002/full
●「腸内細菌叢の組成データを用いた新たなMCIの診断(リスクの推定)方法」に関する当社の研究成果は、国際学術誌『Biomedicines』(2023年6月22日付)に掲載されております。
Hatayama, Kouta, et al. "Characteristics of Intestinal Microbiota in Japanese Patients with Mild Cognitive Impairment and a Risk-Estimating Method for the Disorder." Biomedicines 11.7 (2023): 1789.
https://www.mdpi.com/2227-9059/11/7/1789
【『健腸ナビ』について】
ご自宅で、いつでも簡単に受けることができる腸内細菌叢(腸内フローラ)の検査・分析サービスです。医療機関で活用されているサービスと同じ精度の検査・分析結果をご提供いたします。
Web上で閲覧できる分析結果レポートでは、女性28、男性27の病気のリスクがわかるだけでなく、あなたの腸内細菌叢を改善するための食品情報もご案内。
ご自宅で一歩進んだ健康づくりに取り組むことができます。
他にもエクオール産生菌や乳酸菌の割合など腸内細菌叢からわかる情報を詳しくお伝えいたします。
特設ページはこちら:http://lp.kenchonavi.com/2308mci/
【企業概要】
当社は、腸内細菌叢から疾病リスク等を分析・評価する腸内細菌叢の検査・分析サービス(『SYMGRAM』、『健腸ナビ』他)の開発・運営および医薬・食品メーカー等と連携して腸内細菌叢の制御による疾病の予防・改善のための機能性食品の研究・開発などを行うヘルステック・バイオベンチャーです。
・会社名:シンバイオシス・ソリューションズ株式会社
・本社:東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋Ⅲ 3F
・研究所:埼玉県和光市南2-3-13和光理研インキュベーションプラザ内
・設立:2018年4月※一般社団法人日本農業フロンティア開発機構と国立研究開発法人理化学研究所(旧辨野特別研究室)による研究成果を事業化する目的で設立
・資本金:17億5,797万円(資本準備金含む:2023年6月現在)
・URL:
【コーポレートサイト】https://www.symbiosis-solutions.co.jp/
【健腸ナビサイト】https://kenchonavi.com/
【健腸ナビに関する問合せ先】
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 研究開発本部 プロダクト開発室
kenchonavi(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
【取材に関する問合せ先】
シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 広報担当
info(at)symbiosis-solutions.co.jp
※ (at) は@に置き換えてご連絡ください。
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