病院特化AI電話、初のユーザー会に38施設73名が参加

導入が136施設に拡大する中、現場での活用知見を共有する初のユーザー会を開催。全国の医療従事者が集い、“AI×人の分業”をテーマに、運用ノウハウと実践事例を横断的に共有しました。

Dr.JOY株式会社

Dr.JOY株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:医師 石松 宏章、以下「当社」)は、医療従事者の業務負担という社会的課題に向き合い、これまで多様なプロダクトを展開してきました。病院の電話業務の負担と課題解決を目的に2024年に提供開始したAI電話は、現在136施設で導入が進み、医療業界から注目を集めています。

こうした導入拡大を背景に、2025年10月17日(金)、ビジョンセンター東京 京橋で第1回「AI電話ユーザー会」を開催しました。全国の医療機関から38施設73名が参加し、AIが一次応答し、人が判断・介入を担う“分業”モデルについて、現場で得られた知見や明日から使える運用ノウハウを多数共有しました。

開催概要

【イベント名】:第1回 AI電話ユーザー会

【日 程】:2025年10月17日(金)

【会 場】:ビジョンセンター東京 京橋

【主 催】:Dr.JOY株式会社

【参 加】:全国の医療機関 関係者[38施設/73名]

ユーザー会の流れ

名刺交換・交流、講演会、パネルディスカッション、グループディスカッション、Dr.JOY他事業部の製品紹介、懇親会を実施しました。AI電話を中心とした運用改善の実例や、現場での課題解決を多角的に議論しました。

導入施設講演

参加者から非常に好評だった講演では、湘南鎌倉総合病院 芦原様、浦添総合病院 親富祖様より、AI電話の導入背景や運用成果の紹介がありました。AIが一次応答を担うことで「話し中」の発生を抑制し、職員が優先すべき対応に集中できる環境づくりが進んだ事例が共有され、参加者は熱心に聴講しました。

湘南鎌倉総合病院 芦原様による講演
浦添総合病院 親富祖様による講演

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、導入施設の代表者や当社スタッフが登壇し、「AI×人の分業」をテーマに活発な意見交換が行われました。
 実際にAI電話をさまざまな用途で活用している施設からは、予約センター業務の効率化をはじめ、健診センターや疑義照会での活用など、具体的な運用についてお話いただきました。さらには新人職員の教育支援など、多様な運用事例が共有されました。

 他施設の成功事例をもとに、自施設でも取り入れられる運用方法を学ぶ貴重な機会となり、参加者同士の知見が横断的に広がる場となりました。

登壇者(左から):イーストメディカルクリニック 長谷川様、小山記念病院 榎戸様、東邦大学医療センター大森病院 中山様

グループディスカッション

盛り上がりを見せたグループディスカッションでは、「予約センター以外でのAI電話の活用」「シナリオ設計の進め方」「高齢者・途中切断者への対応」などのテーマを中心に、活発な意見交換が行われました。各グループでファシリテーターを務めた当社スタッフも、参加施設の具体的な運用方法を丁寧にヒアリングし、有益情報を最大限持ち帰っていただけるよう支援しました。75分間のディスカッションは終始活況で、実践的な知見や次アクションの種が多数生まれました。現場の課題と実践的な解決策が活発に共有され、参加者からは「他施設での工夫が分かって参考になった」「自身と同じ悩みを解決している事例を知ることができてよかった」などの声があがりました。

テーマごとに議論する参加者の様子

参加者の声

全体を通じて、参加者からは「他施設の設定や運用が参考になった」「明日から試したいアイデアが見えた」「新サービスのスマート面会の実機が簡単な操作でよかった」といった声が多く寄せられました。

当社は今後も定例開催を通じて、AI電話の運用ノウハウを共有し、より多くの医療機関に「確実につながる医療」を届けてまいります。

<関連リンク>

病院特化のAI電話

https://drjoy.jp/feature/aicall

Dr.JOY株式会社 代表取締役社長|医師 石松 宏章 コメント

医療現場では今、限られた人員の中でいかに安全かつ効率的に患者対応を行うかが大きな課題となっています。

その中で、AIが単なる自動化ツールではなく、“人の働きを支えるパートナー”として機能することが求められています。

当社のAI電話は2024年のリリース以来、現在までに136施設に導入いただき、確かな広がりを見せています。私たちは常に病院の皆さまの声を出発点に、シナリオ改善や追加開発を積み重ねてきました。今回、初めてのAI電話サービスのユーザー会を開催し、開発中の新たなサービスの方向性も共有する中で、当社からの発信だけでなく、ユーザー同士の連携こそが課題解決の力になることを改めて実感しました。

病院は日々、患者さんと真正面から向き合っています。その現場ならではの視点を何より大切にし、いただいたフィードバックを一つひとつ形にしていくことで、さらなる品質向上と医療従事者の負担軽減に貢献してまいります。

Dr.JOYはこれからも、医療現場に次の一手を届けてまいります。

代表取締役社長|医師 石松 宏章

<Dr.JOYのAI電話について>

リリース:2024年

導入実績:136施設(2025年10月24日時点)

特長  :一次応答の自動化と人への即時ブリッジ、院内業務に沿ったシナリオ設計、運用伴走(KPIに基づく継続改善)

関連情報:「スマート面会」など病院の情報共有・業務効率化を支援する各サービスも展開中

会社概要

●社名:Dr.JOY株式会社

●本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F

●設立:2013年11月

●事業内容:医療分野におけるソフトウェア開発・運用 / 医療機関への医療・医薬品情報の提供

●公式ウェブサイト:https://drjoy.co.jp/

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会社概要

Dr.JOY株式会社

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URL
https://www.drjoy.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F
電話番号
-
代表者名
石松宏章
上場
未上場
資本金
38億円
設立
2013年11月